【書道古典】王鐸(おうたく)の特徴と筆遣い!プロが徹底解説
はい皆さんこんにちは石野夏帆です前回に
引き続き今回も大田区の講義やっていき
たいと思います今回後編ということで前編
では大田区の人となりとかあとは行書と
総称での作風の違いっていうところを
解説させていただきました今日はその大田
区の特徴に迫っていきますここの関東特集
のここの部分ですね
ちょうどど真ん中に当たる部分に大田区の
特徴っていうのを5つ並べていますこれを
まず読み上げていきたいと思いますまず
大田区の特徴として
ここの部分一番これが多分大田区らしさ
かなって言えるのがここですね立派で堂々
としているのに
筆圧をかけないどんなに小さい字でも大田
区は肩でスケールの大きい字書いている
スケールの大きさっていうのが全体的に
言える大田の特徴かなと思いますこれは
スクショとか行書とか区別しなくても全体
的に大田区はスケールの大きい字をして
いるなっていう
印象しますよね大田区の特徴5つ読み上げ
ていきますねまず1つ目が筆圧をかけな
いっていうところ行書の作品とかでも結構
出力強く見えるものであっても割と穂先
だけです扱ってたりして
筆圧かけてるように見える場面が筆圧
かかってないっていうところそれが大田区
の特徴です写真で見たりとか
遠くから見てる分にはすごい筆圧かけて
書いたんじゃないのって思う迫力があるん
ですよねなのでその迫力に惑わされてなん
か
擦って書いたように見えてしまうんだ
けれども実は筆圧かけないですよっていう
ところが一つ目の特徴だと思います2つ目
小さい字もスケール大きいですよね
楽観とか見てくださいオータックの可能に
立つ
辰年の時に書いたっていうことですね
干支が書いてあってこれが
週報って読むのかなその暦が書いてあり
ますこういう言葉知ってるだけでも作品
書くときに
楽観出るときの参考になりますよね今年は
うさぎ年だから何ウサギだっだっけ水の塔
だ今年多分水の糖ですね水の糖例えば今
だったら
春日
春の日って書くとなんか頭良さそうな人に
見えるっていうそんな感じだから楽観書く
ときに自分の名前+
干支と季節入れれたらすごいいいと思う
これは本当に自分はまだそんなレベルじゃ
ないからとかじゃなくって入れれるように
目指していくといいっていう感じですねで
小さい字もスケールが大きいのは自分たち
がねラッカー入れる時もすごい参考になる
と思いますで3つ目今日の歪みは揺れは
大きいのに作品全体としてはピタリと
収まるこれは頂上服の作品のこと言って
ます
縦に長い形式の作品のものを頂上服って
いう風に呼んでいますここにも頂上服と
はっていう感じで縦形式の作品しっかり
説明載ってますよね
縦の作品は全部重複っていうのは皆さんご
存知でしたか例えば関節作品
毎月の課題になっている
縦長の2行の作品ありますねあれも重複と
ますしさらに大きい紙のサイズになっても
同じく増幅って言うんですで頂上服って
言われたら本当に大きいあの天井まで届き
そうな紙を想像してください
腸がつかないで重複って言われたら関節
サイズをイメージしてくださいだいたい
半紙の6倍ぐらいの大きさそんな感じの
認識でいいと思いますでその頂上服の作品
はもうめっちゃ中心揺れてる感じするしな
みたいなで業務歪んでるでも最終的に
落下まで入れた時に作品全体がぴったりと
収まるっていうそこのバランス感覚の凄さ
これは
楽観の高さをここまでで終える」っていう
ところにもポイントがありますし
楽観の位置とか陰の位置とかいつも私
うるさく皆さんにお伝えしてますよね添削
の時もめちゃめちゃうるさいと思うんです
けど本当にその1次第で作品の引き締まり
具合が変わる重要な要素になりますので
楽観も含めて作品なんだっていうのがこの
ね3番目を見たらわかりますよねで次4つ
目書き癖がなく筆が東西南北どこに行って
も構わ気楽さがありますよこれは監視作品
で横に長い巻物ですそういうの関数って
言うんですよね横形式の長い作品のことを
カンスっていう風に言いますここにも説明
載せていますね米印でカンストは横形式の
作品ですよっていうで今はちょっと縦長の
画像で
切断して載せてるんで縦長に感じると思う
んですけど横にずーっと巻物で続いていく
作品ですこの作品とか見ると思うのは本当
に書き癖がない大田区と言ったらこういう
癖を持ってるよねっていう風に言い切れ
ないところがあるんですよねそこがやっぱ
大田区の特徴を述べる時の難しさで私今回
なんとか5つ絞り出したんですけど大田区
の特徴なんですかってパッて聞かれたら
答えれないですもん
だって1作1綿棒って言うんだっけそう
いうの作品ごとに性格が異なるのでなんか
筆使いも異なるしその時の大田区の気持ち
で書いてるからこれが大田区の特徴です
これがオタクの一方ですって言い切るのが
難しい作家ですなので書き癖がないって
いうのが結構
魅力的な特徴なんじゃないかなって思って
ます
筆が東西南北にどこに行っても構わないっ
て思ってあんまかけないじゃないですか
自分たちもやっぱり綺麗に描こうとし
ちゃうしその時の感情に任せて書くって
どうやったらできるのっていう私も
ちょっとそこまでまだ到達してないので
疑問な感じではありますねただそこの境地
を目指さなきゃなと思ってますで5番目
臨床の仕方が斬新です
誤字当たり前だし字飛ばすの当たり前だし
作っちゃうの当たり前だしもう
監視の意味を無視して作品作りだけを考え
て
字面だけを意識して作るのが大田区の作品
作りですもう私文とか関係ないですよね
大田くんにとっては
詩の意味なんてよくわからんみたいな
わかってたとしてもそんなのどうだって
良かったみたいな人ですとにかく作品の
見栄え重視っていうところを追求した作家
さんです次手元をお見せしながら実際に
書いて
特徴をお伝えしていきます
じゃあまず皆さんにも配布している資料
からやっていきたいと思いますちゃんと
紹介したから覚えてるんじゃないですか
王羲之の松園
場この作品を臨書したものこれですよね
ちょっとこれだとちっちゃいんで拡大して
ますけれどもこれをちょっと実際に書いて
みますんで皆さんも一緒にもしこの資料左
となりとか置けそうだったらぜひ置き
ながらやってみてくださいこういう時
iPadとか持ってると便利なんですよね
じゃあまず僕っていう字から書いていき
ますね僕
草書なんで読めないですよね人間は
かろうじて読めますか人間この太っちょな
感じの人間ふくよかな線ですよねでここを
技術つんって上からついてます
隠れてよくわかんないと思うけど
縦線ここ貫通させててんてんそして
州の字ですね
納めるっていう字であの学問を修めるのを
治めるじゃないですか
これも総称なんで読めない人も多いと思う
んですけどもう諦めてください読めない
ですも最初訴訟なんて違う国の
アルファベット見せられてるような感じで
読めないのが当たり前です
[音楽]
なんか今日私がみんなにお伝えしたい事
って
大田区の行のゆがみその揺れ行の歪みや
揺れは大きいのに作品全体としてはピタリ
と収まるまさにこの作品もそうだと思い
ませんか今最初の3文字しか書いてないん
ですけどちょっと
詳しい解説入れながら書いてみますね最初
ここ重たいです
で作りが上に上がりますにんべんに対して
作り上に上がってるのわかりますねわかり
ますよねそして次
週の
[音楽]
この着地結構右に寄せてきてるのわかり
ますこの流れ感じられますか右下に向かっ
てのこの流れを作ってるのこの作りの
パーツでそれから
もうそのの縦画が
にんべんよりも中に入ってきてますね
だんだんとにんべんで週のこのこれなんて
言うのこれもにんべんかこの部分がかなり
内側にも一段落帰ってきてるしそのの一画
目でももう一段落うちに入ってくるこの
ずれ込み方
気づけたら最高なんです
で次中の部分も見てくださいよこんなに
重心右に寄せて書いてますよちょっと今私
大げさにわかりやすくしてみたんですけど
言ったら左真ん中右へと重心が移動してき
てるのわかるでしょうか重たく
置くポイントが左側次真ん中に重たい
ポイント来た次右側に重たいポイント来た
重心を移動させてるって事ですねそれって
この文字普通に見たらまっすぐ揃えて書い
てるように見えるだけじゃないですか最初
の3文字普通の見方をすると
でも重たさがあるところ左真ん中右って見
ていくと見事に行の揺れを表現してるの
伝わりますこれが大田区のすごい
魅力的なところだなと思ってます
そうだな次はじゃあどこ行こうかなここ
行きましょうかこの字雑っていう字です
あの
雑務とか雑用とかの雑ですよこんなんどう
やって書いたのって思いますよね束縛なん
で
めちゃめちゃ炭のにじみ方が汚いですよね
でも
植木で書いてる作品もいっぱいあります
大田区は要は腐った墨で書いてるっていう
感じそのえっとわざと腐らせた墨で書いて
るって感じです発酵した炭っていうのから
そんな感じなんかこういう風に
滲んでいくやつってそうです基本的に腐っ
た墨で書いてます
[音楽]
だからそういう骨格とかも見えづらいと
思いますねこういう風に雑ってこうやって
折れながら書いた方がかっこいいかなこう
いう風にやって最終的にこうやって潰れて
いくわけですよね
[音楽]
で今私がお伝えしたいのは最初の特徴でも
お話ししたように
筆圧かけないっていうポイントですよね
こんなに太いのに筆圧かけながら書いた
感じしました今
筆使いを見ていて
[音楽]
こんな感じで
雑役かな雑薬って書いてると思うんです
けど
もう一回2つの左側行きますよ
[音楽]
この太さを出すのにはこのぐらいの力しか
かけないわけです
これが大田区の
筆使いの特徴だと思いますもう本当にあれ
ですよ感覚としてはホイップクリームこの
紙がスポンジケーキだと思ってくださいね
スポンジケーキだと思ってホイップ
クリームをデコレーションしようとする時
にあんまり力入れるとスポンジめくれる
感じ分かりますスポンジがボロボロ崩れて
いきますよねその時の感覚で
ホイップクリームをこうやって丁寧にとっ
てすくってでこのスポンジの柔らかい生地
にホイップクリームをスポンジが剥がれ
ないようにそっと塗っていくあの感じ
ホイップクリームでデコレーションする
あの感じの筆圧
もうみんながここにつけてるのは炭じゃ
ないですホイップクリームだと思って書く
ことこれが大田区らしい書評源をする時に
必要な心構えだと私自身は発見しました
これが正しいとは言いませんが
発見しました
[音楽]