【衝撃】巨大化しすぎ!硫黄島の「成長スピード」に世界が震えた!【東京ドーム130個分】
東京から南に約1250km離れた場所にとある火山島があります。
それがイオウ島です。
イオウ島は小笠原諸島で最も面積が大きい島で、活発な流気活動や地殻変動が現在も続いています。
活発な火山活動によって地下深くから上昇してきたマグマが、地殻を押し上げる流気が活発で拡大を続けている。
世界でもとても珍しい島です。
島全体の流気はその地形や地質を大きく変え、人々の生活にも影響を与えています。
そこで今回はイオウ島の拡大の現状や拡大の理由、そしてイオウ島上陸禁止の理由についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
では早速見ていきましょう。
小笠原諸島最大の島、イオウ島。
イオウ島は小笠原諸島南部にある火山列島に属する火山島で、東京都小笠原村に属しています。
イオウ島の名前の通り、イオウを含む地質が特徴です。
火山活動によって島は徐々に流気し、形を変え続けています。
地表には噴気口がいくつも見られます。
読み方については、地元で旧島民がイオウ島と呼んでいた背景もあり、2007年6月にイオウ島からイオウ島に変更されました。
1945年のイオウ島の戦いは、アメリカ軍と日本軍との間で行われた激しい戦闘として知られています。
戦後、イオウ島は一時的にアメリカ軍の管理下に置かれましたが、1968年に日本に返還されました。
現在は自衛隊の基地や火山活動を観測するための施設が設けられています。
一般人が自由に訪れることはできませんが、島全体が戦没者の慰霊や自然保護のために大切にされています。
そして、このイオウ島は成長を続けています。
東京ドーム130個分も面積拡大
小笠原諸島で最も面積の大きい島がイオウ島で、2023年6月2日時点の面積は29.86平方キロメートルです。
急スピードで拡大しており、2015年観光の地図と比較して約1.3倍になっています。
一部の海岸線は海側に最大約800メートル前進し、基準点の標高は8メートル以上高くなりました。
拡大した面積は東京ドーム約130個分にもなります。
ちなみに東京ドームの収容人数は55,000人ですから、ドーム約130個分だと単純計算で715万人を収容できる規模です。
埼玉県の人口が733万人であることを考えると、拡大面積の大きさに驚きを隠せません。
イオウ島の拡大は歴史的に見ても非常に早いペースであり、過去の測量データや地質調査の結果から数十年という短い期間で島全体の面積が数ヘクタール増加した事例も報告されています。
イオウ島が拡大することでイオウ島の風景は大きく変貌し続けており、第二次世界大戦時の群洋館が朽ちた姿で浜辺から出現する現象も起こっています。
海であった場所が陸地として浮き上がっていることを示します。
それではなぜイオウ島は隆起をするのでしょうか。
イオウ島が隆起し続ける理由
イオウ島が隆起し続ける理由は地下にマグマが蓄積して地盤を押し上げる再生ドームという現象が起きているためです。
イオウ島は元々巨大な海底火山でカルデラ噴火という山頂が吹き飛ぶ大規模な噴火を起こしたことがあります。
その後に生じたくぼみにマグマが蓄積して隆起し、海面に姿を表したものが現在のイオウ島です。
そして現在もイオウ島ではマグマが蓄積されて地盤が押し上げられているのです。
イオウ島の隆起速度は世界中の火山と比べて非常に速く国土地理院の観測では1年で1メートルほど隆起しています。
隆起のペースは一定ではなく、2003から2006年には島の北部が沈降していましたが、2011から2012年にかけては2メートル隆起しています。
イオウ島では活発な火山活動が続いており、小規模な水蒸気爆発を繰り返しています。
島西部の旧噴火口では、2012年以降、頻繁に小規模な水蒸気爆発が発生しており、火山活動がいかに活発であるかを示しています。
2022年8月から12月にかけて沖縄沖で発生した噴火では、観測史上初めてマグマ物質が確認されました。
2023年にも活発な火山活動によってイオウ島沖に新たな島が形成されました。
これらの事象はイオウ島の火山活動がより大規模化する可能性を示唆する重要な出来事といえます。
これほど火山活動が活発な理由は、イオウ島が太平洋プレートとフィリピン海プレートが衝突する場所に位置していることが背景にあります。
地球の表面はいくつかの大きなプレートで覆われています。
これらのプレートはマントル大流によってゆっくりと動き続けており、その動きによって地震や火山活動といった地球のダイナミックな現象が引き起こされます。
イオウ島周辺ではフィリピン海プレートが太平洋プレートの下に沈み込む際に水を含んだ物質がマントルに運ばれます。
この水がマントルの有点を下げ、マグマを生成しやすくなります。
そしてこのマグマが溜まり、四角を押し上げることで島全体を隆起させ島の面積が拡大します。
つまりイオウ島は大地の生成という地球のダイナミックな動きが見られる世界でも有数のホットスポットであるといえます。
そんなイオウ島ですが、一般人が無許可で上陸することは禁止されています。
なぜでしょうか?
イオウ島が上陸禁止の理由
イオウ島に上陸できるのは工事や作業、調査、イオウ島関係者の墓参りなどに限定されています。
上陸禁止の理由ですが複数あります。
まずは第二次世界大戦の激戦地であったということです。
イオウ島には現在も多くの日本兵の遺骨が残されており、その尊厳を保つために立ち入りを制限しています。
また不発弾等の危険性も高いです。
その他にもイオウ島は貴重な自然環境を持つ島であり、生態系を保護するため立ち入りを制限している場所もあります。
文化財保護法では島全体が天然記念物として手厚く守られています。
しかし上陸禁止の最大の理由は防衛上の観点だと考えられます。
イオウ島は電波通信の軍事施設の拠点でレーダー基地が置かれており、機密上の理由から人が自由に入れる状態は問題があるといえます。
イオウ島のレーダー基地は日本の領空防衛に重要な役割を果たしており、周辺海域の監視や情報収集が最大の任務です。
イオウ島は日本の南端に位置しており、広大な太平洋を監視する上で非常に重要な拠点であり、
特に中国の軍事活動が活発化する中、イオウ島レーダー基地の役割はますます大きくなっています。
しかし、例外的にイオウ島を訪れる機会はあります。
まずは遺骨収集活動への参加です。
政府主催の遺骨収集活動にボランティアとして参加することで、イオウ島を訪れることができます。
事実、イオウ島で亡くなった兵士たちの遺体は島内に散乱し、その多くが未収集のままとなっています。
そのほか、学術調査など特別な目的で許可を得ることで上陸できる場合があります。
とはいえ、上陸の機会は非常に限定されるのです。
ここまでイオウ島の拡大についてお話ししてきましたが、改めて感じるのは、地球のダイナミックな動きがイオウ島で発生していることの貴重さです。
世界を見渡しても、イオウ島ほど火山活動が活発な場所はなかなかありません。
活発な火山活動によって、イオウ島はものすごいスピードで隆起し、拡大しています。
イオウ島は第一形成がまさにハイスピードで進んでいる地点であり、その姿を観察し続けることは、学術的に非常に大きな意味を持ちます。
第一形成の仕組みは、あくまでも断片的な事例から推測された理論であり、まだまだ未解明な部分も多く残ります。
それだけに、今まさに、目の前で拡大するイオウ島の姿を国名に記録し、観察することは重要なことです。
最後に一つ質問です。
皆さんは、イオウ島の拡大はどこまで続くと思いますか?
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