異例の海水逆流、地下水の過剰使用や高層ビル建設が原因か?
最近、中国各地で南から北にかけて、海から川へ潮の流れが逆流する海水逆流現象が頻発しています。
特に2024年10月21日明け方には、北海、江海、東海で同時に逆流が発生し、
堤防を超えた海水が上海を含む複数の沿岸都市を乾水させました。
海水は農村の田畑や村、町にまで流れ込み、大きな被害をもたらしました。
この異常現象は、寒波や台風の影響がないにもかかわらず発生しています。
2024年10月21日明け方、河北省東山市にある港で海水が逆流し、周辺の住宅にも流れ込みました。
この港の近くの商人によると、
21日の午前2時から3時ごろに海水が上がり始め、
港全体が浸水し、停車していた車も海水に浸かってしまったとのことです。
同じく10月21日、天津市でも30年ぶりの深刻な海水逆流が発生しました。
ここは天津市品海新区です。
海水逆流により天津港周辺の通りが浸水し、沿道の商店や住宅にも水が流れ込みました。
この映像には、潮水で天津市の品海新区の港が浸水している様子が映し出されています。
この映像には、天津市品海新区の港が浸水している様子が映し出されています。
遼寧省板金市でも同様の状況が発生し、一部の道路が深刻な浸水被害に見舞われています。
この動画では、道路が川のようになり、車両が使っている様子が映し出されています。
村の一部の低地にある住宅も浸水しました。
10月21日、遼寧省板金市のある住民がメディアのインタビューで、今回の潮位は過去数十年で見たことがないと話しました。
この都市の商業地区のある店舗の事業者は、近くの幹線道路で10センチ以上の幹水が発生しており、地形が低い場所では、特に大きな影響を受けている可能性があると述べました。
今回、中国沿岸地域で発生した異例の海水逆流により、特に遼寧省板金市の二階構築で深刻な被害が報告されています。
急激に水が押し寄せたため、住民の家屋は屋根だけが水面に残るほど浸水し、多くの住民が屋根に避難せざるを得ませんでした。
地元住民は、「これほどの被害は想像もしていなかった。」と話しています。
また、三島省、福建省の天井市、江蘇省の南通市や連雲港など、他の沿岸地域でも海水の逆流が発生しました。
ある中国のネットユーザーは、「また陣底焦点のプロパガンダが始まるだろう。工場の無制限な排水と森林の乱発が続けば、今後このような災害はさらに増えるだろう。」と述べました。
陣底焦点は、中国共産党が政権を樹立して以来強調してきたスローガンで、
中国人に、「中共の力は天を含むすべてを凌駕する。」と信じさせることを目的としています。
他にも、「この潮の上がり方は異常だ。気象予報部門は何をしていたんだ。事前警報システムはなかったのか。今さら人を派遣するなんて遅すぎる。」と不満をもらすネットユーザーもいました。
また、「10月に海水の逆流が起こったことに驚く声もあります。どうしてこんなに逆流しているの。普通、潮がここまで来るはずがない。毎年、夏の雨が多い時期に数日ある程度なのに、この季節にこんな潮が上がるなんて初めて聞いた。という意見や、これは正常じゃない。気をつけて。」と警告する声もありました。
また、「数日前に彗星が現れたのを覚えているか。今度は海水の逆流だ。」という人や、「100年に一度の減少かもしれない。海面が上昇しているなら、世界の情勢にも新たな変化が起こるかもしれない。」と考えを述べる人もいました。
今回の突発的な海水逆流について、中国政府は明確な原因を明かしていません。中国海洋環境予防センターの関係者は、「明らかな風浪もないのに、これほど広範囲な増水が突然発生するのは国内外の記録にもないことだ。」とコメントしています。
海外の中国語メディアは、「中国のある物理学者の分析を引用し、今回の沿岸各地での海水逆流の主な原因として、地下水の過剰採取により地表が沈下し、海面が上昇していることが影響している。」と指摘しました。
その学者は、「しかし、地面が実際に沈下しているかどうかは、中国政府が国家機密として隠しているため、一般市民には知らされません。当時の東山大地震の際も、中共は事前に知っていましたが、社会の安定のため、国民には知らせませんでした。共産党にとって、安定は市民の安全や命を超えて最優先なのです。」と述べました。
2024年4月、アメリカのサイエンス誌に発表された研究によると、中国の主要都市の約半数が、地下水の過剰使用や高層ビル建設のために地盤沈下が進んでいると報告されています。