日本のすごさ⋯おせちを食べる本当の意味|ちこ×川嶋政輝

むすび大学チャンネル
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12 回視聴·2024/11/25
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今年もなんですけど、お豆のお魚が全くない。
中国人のものすごい人口の胃袋を支えるために、世界中の海で中国漁船のトロトロと南角してるみたいな。
設理料理を本当に美味しくいただけた時って、こんな1年のいいスタートが切れるんだっていうのをね、
ああ、なんか生きててよかったなっていうのと、日本人でよかったなというか、日本に生きててよかったな。
日本をカッコよく!むすび大学ナビゲーターの川島まさきです。本日のゲストは料理人のちこさんです。よろしくお願いします。
今日皆様にお届けしたいのは、日本の食の伝統としてもやはりすごく重要なお節の話ですね。
ちこさんは私も一緒にやっていますけども、お食事屋庭というお店でずっとお節を作り続けて、今で何年になりますか?
もう10年ぐらいですかね。お店自体は18年、この前迎えましたけれども、お節を本格的に作ったのは10年前ぐらいですかね。
視聴者の皆様にも伺ってみたいんですけども、お節、皆さん今どれぐらい召し上がっているのかなというのは非常に興味があるところで、
やっぱり今買う人の方が多いんですよね。自宅で作っている方はおそらく3割とか4割くらいで、
でもそんなにいるんですね。そうですね。この一品に関しては黒豆だけはとか、ご豆だけはおじいちゃんおばあちゃんから受け継いでるみたいな方も多いと思うんですけど、
今やっぱり特にコロナ禍以降はお正月にそもそも集まる人数が少ないと。確かに集まらないですよね。そうなんですよ。
だから平均3、4人くらいのお正月の過ごし方ということですか。
私はやっぱり小さい頃って言ったら15人、20人くらいは集まってましたね。親戚が集まったりとかね。
父も母も兄弟が3人ずついたっていうのもあるので、やっぱりそっちの親戚の人が集まるとそういうぐらいになりますね。
そうなんですよ。今すごくそれも減っているし、やっぱりお節っていうのをみんなで囲んで味わうっていうことがすごく少なくなっている中で、どうしても買うっていう選択肢が増えてくると。
けどもやっぱりね、今すごく食の安全についてもすごい興味関心高い方多いなというのはすごく感じていてて、
つい先日の野中先生に出ていただいたテストの話。
なんかすごい視聴していただきましたね。すごいびっくりしましたね。私もその撮影一緒に聞かせていただいてたので、びっくりでした。
結び大学というと歴史の話とかがバーンと伸びる印象だったんですけども、70万再生以上ご覧いただいてて。
すごい。
でもやっぱり今ね、いろいろ日本の食が危ぶまれてて、その問題っていうのが興味関心が上がってきている方多いなと思っていて。
じゃあ何を食べたらいいんだろうとか、どう食事に向き合っていけばいいんだろうっていうのはすごく今重要なテーマだと思うんですよね。
その中でおせちっていうのも、その重要性を今回お伝えしたいということで特集することになりましたが、
今ですね、実際にお店でね、おせちを作り続けてて、その状況っていうのはこの10年とかでもなんか変わってきてるもんですか?
そうですね、でもここ本当この近年ですねが特にですけれども、海の状態がやっぱりね、変わっていることがすごい影響して、
今年もなんですけど、ごまめですね、小さい子をね、ごまめのそのお魚が全くない。
ない。取れない。量が取れないので、もうそれが去年から噂が出回っていたっていうことから、
今年の3月ぐらいから結構料理人さんが確保にされてたみたいで、取り置き取り置きみたいな感じで、だからもう市場の方とかでもないんですよ。
そもそも出ないんですね。
出ないようになってるんですよ。
だから、ちょっと買う分にはもちろんあるんでしょうけれども、多く例えばおせちを作ろうとか思っても全然ないっていうことがあったりとか、
この本当数年っていうのは昆布とかね、今後なくなるという話はもう料理界でもよく言われていて、
何年分か昆布確保しとこうぐらいのね。
そうですね。やっぱり私の知り合いのお料理屋さん、星月のお店とかでも、自分が残りあと10年、15年お店やるということを考えたときに、残りの昆布を全部確保してるっていう方とか、最近本当にいらっしゃったりするんですよ。
で、それどうやって交渉されてるんですかって言ったら、もう北海道にそのまま行って、もう直接交渉して昆布を取り上げると。
っていうぐらい、この先の日本って昆布とか当たり前のようにあった魚っていうのがかなり数が少なくなって食べれなくなるっていうことを言われてるんですよ。
それやっぱり海の状態が良くないっていうこともそうですし、それは環境汚染というか生活排水の問題もありますね。
あとは、これは漁師さんの、どういった漁師さんが今ね、いらっしゃるかっていうところでもあるんですけど、最近、のなか先生から、鉄野のなか先生から知り合いでご紹介いただいた宮沢の漁師さんからお話を伺ったんですけど、
本当に後先考えてない取り方をするっていうと、ちっちゃいカニでも全部取ってしまうみたいな。そんなことをしたら、当たり前ですけど、ちっちゃいカニが大きくなって食べれるようになるわけですから、ちっちゃいのも取れる限り取っちゃうと、何年後かってまた育たないじゃないですか。
そうですね。自分で自分の首絞めることになるはずなんですよね。
で、メスのカニがあったら卵をつけてるので、その卵は必ずその漁師さんは海に返すようにしてるらしいんですよ。
でも、その卵も食べようって食べてたら、どうなります?なくなりますよねって。次の生命っていうのが育まれないっていうことになるわけですよね。種がないというか。
そういう感じで、生命が育まれる生態バランスも人の食事によって崩れているというところも問題になっていて、それってどこまで管理できるかってことじゃないですか。
取ったものをね、全部細かく細かくチェックするようなルール、法律っていうのが細かくあるわけではないし、もちろんこの禁止期間とかね、漁の禁止期間とかそういうのもあるものもありますけれども、そういう意味では危機感を感じて、その漁師さんっていうのは必ず卵は海に返すし、で、ちっちゃいカニは取らない。
必ず大きいカニだけ。もうそこまでお金にしよう、そこまで生活の糧にしようってやってても、この先が首縛るやんっていうところが、自分はもうその時にはいないからとか、もう自分はその時には関係ないからみたいな、まるでね、そんなあり方ってどうなんかなっていうことに危機感を持たれている方だったので、
もう本当にお話聞いてても、そういった考えで、改めてみんなで本当は顔つき合わせてどうあるべきかっていう、海とかその自然って本来誰のものでもないじゃないですか。
それをやっぱりこう大事に守っていこうっていう、当たり前の心っていうのが失われていってるのかなっていうのも思いますし、実際どんどんどんどん減っていってるところからも、今まではやれてたやんっていう昔のルールというか、昔はやれてたからっていうところで、来てる問題っていうのもあるのかなっていうのは思ってます。
そうですよね。誰かがたくさん獲るから、じゃあそれと競い合うようにして、こっちも獲れるだけ獲ったれみたいにしてしまうと、やっぱり海って海外ともつながってますから、よく言うのは、中国人のものすごい人口の胃袋を支えるために、世界中の海で中国漁船に乗ると難格してるみたいな話がよく言われてますし、
特に日本海側の漁師さんとかは、リアルな問題としてよく耳にするんですけども、やっぱりその中でも、じゃあ自分一人が獲れるだけ獲ってもいいやんっていうふうな考えに全員がこうなってしまうと、やっぱり循環しなくなるっていうことですよね。
日本人が自然に対して食事を獲る中で、やっぱりそれは神様からの頂きもので、それを獲れるだけ獲るんじゃなくて、自然にもお返ししていくっていうのは、農業の分野にもあるし、漁業の分野にもあるし、そういったものが食文化の中に根付いてるっていうのが、それこそ信仰心と生活態度っていうのはセットになってる。
本当に一番守るべきところなのかなというふうに思いますね。
だからもう現代で言ったら、今だけお金だけ自分だけっていうふうに言われたりしますけど、本当にそれの行き着く先って何でしょうねっていうのが、なんか想像できる力っていうのが本当に持たないと無茶苦茶になりますよね、みんなで。
無茶苦茶にしてしまうっていうところが、このままではいけないなっていうのを思って、その漁師さんもこの前の野中先生の鉄ミネラルという考え方を取り入れた農業を、その海が流れてくるっていうのは山のものが流れてきたりもしますから、
山の水を良くするようにということで、農業を鉄ミネラル化して、それが海にも影響するだろうという、すごい大循環ですよね。
自然の循環の理解がなければやらないことだと思うんですけど、もちろんその方は漁師さんなんで、農業が専門じゃないので、農業の方にそういったことをお伝えして、農業の方にやっぱり鉄ミネラルの考えを取り入れていただいて、やるっていうふうにしてもらったりしてるそうなんですよ。
ちょっと、一見と法もないような、世界を変えるには、日本を変えるには、そんなことをしたって、それよりも生活排水の方が多いんじゃない?みたいな。それよりもめちゃくちゃにする人の方が多いんじゃない?って思う。
いつだっていいことする人の方が、損してるような、理解されないようなことはたくさんあるんだろうなっていうのは思うんですけど、そんなことに正直、興味ないっていう感じですよね。そういうことができる人って。
まず自分からやらないと始まらない。まずは一人からっていうところで始められてるみたいで、でもそういった方って自然と紹介していただいたり繋がるので、たくさんリアルな現状は聞きながら、私も料理をさせていく立場として、絶対目を背けてはいけないなっていうふうに思いながら日々を過ごしてます。
やっぱりこれからの時代は物質中心の世の中から、物質は世の中に満たされるだけ満たされて、確かにそういう面では生活も豊かになったし、でもそういう時に逆に意識が触れて、もっと目に見えない精神的なことを大事にしていかないと、生活は豊かになってるはずなのになぜかずっと忙しいし、心は貧しくなってるし、
っていう現状を目の当たりにした時に、やっぱりこれからもっと精神に文化というのは触れていくと思うんですよ。その中で、食に対してもその精神性を一人一人が大事にしていけるということによって、そういう正直者がバカを見る世の中じゃなくって、本当にそういう真っ当なものづくりをしてたり、
漁師さんとか農業をやっておられる方とかがちゃんと生活もしていけるし、それを価値を認められる世の中になっていくっていうふうなことをやっぱり自分たちも夢見てさせてもらっているので、やっぱりそういう繋がりの中で共に応援し合えるような環境を作っていきたいなと思うんですよね。
やっぱりそういった方応援しないとなっていうのは、食べて使い手としては思いますよね。このカニ絶対取りたいなとか、大事にしたいなっていうのは思いますし、ちょうど息子さんも継がれることになったっていうことだったりで、そうやって循環していくんだったら私も協力させてもらいたいなっていうふうに思いますね。
それをまたレストランで出させてもらいたいというような循環が絶対いりますね。値段だけ、あっちのカニの方が安いからあっちにしようとか、それこそ今だけやなっていうことではなくて、本当にそういったところを考えて感じていきたいですね。
環境の問題もあるし、人の問題もありますもんね。
後継ぎがいない問題っていうのがめちゃくちゃ多いので、やっぱりいい技術とか、時間をかけてわかったことも誰も引き継ぐ人がいないというのが現状にあるので。
最近でも農家さんから、ちょっとユニワから誰か派遣してやと、めっちゃ言われます。誰か若い子を派遣してくれと、そこからっていうふうに。結構言われるんですよね。
私たち、めちゃくちゃいっぱい若い子がいるように見えるのかなって思うんですけど。
こういう発信してる中では若い。
でも、私たちも自分たちの活動の中でも必死でやる中で、本当に何ができる形かなって一緒に協力させてもらったり、
共に発展できる形って何かなっていうことは思ってますね。行動したいなっていう。
その中でもやっぱり今日テーマにあげたいお世知っていうのは、日本文化の中心として、実は調べていくとものすごい古い歴史があるんですよね。
なんでも紀元に坂を登ると、それこそ弥生時代から始まっている。
縄文から弥生に移るにかけて、人が集まって一緒に田畑を耕したりとか。
みんな作ですね。始まったところからですね。
ということはやっぱり人間が狩猟採集だけをしてた頃とは違って、自然と共に暮らすみたいな文化が作られていって、
その中で採れたものに感謝して神様にお返しするっていうところから、そもそもお世知は始まったんだっていうことで。
それが時代とともに変化していくんですよね。
なので、採れた節目節目ですね。季節の変わり目だったりとかそういったところで、その世知と呼ばれるお世知の世知ですね。
世知の時に神様にお供えする料理ということをやっていく中で、宮中の食事としても出すようになっていった。
それがお世知の語源。世知美というふうに節目を祝うこと。
その時に神様に捧げるという料理を作ることというのを世知美と言うんですけれども、
それが民間にまで伝わった時にお世知料理というふうになったという歴史があるんですよね。
その節目っていうのは代表的に残ったものっていうのが5節句ですね。
そのうちのお正月っていうのは特別な節目としてお世知料理を食べようということをしていて、
私が立っているそのお食事ユニワというお店ですね。
そちらでも基本的に年間で何らかのお世知料理はディナーのコースの中で出すようにしていて、
驚かれるんですよ。なんでお正月じゃないのに、例えば10月とかでも何か一品盛らせていただくんですけども、
その時に、それは今日という節目をお祝いして捧げるような気持ちで作らせていただくのがお世知なので、
今日のこの出会いであったりお食事っていうのが素晴らしいものであるようにという意味を込めて、
作らせてもらってますというふうにお話しさせてもらったりして、お召し上がりいただくんですけれども、
そうやってここが節目っていうのは、一応ね、決められてはいる。
その数字が特に重なるところが強い効力があるよということで、3月の3日とか5月5日、7月7日、9月9日というふうに、
その時にパワーが強いので、その時に自分をみそいだり、みそぎはらいしたり、
そういった捧げ物を食べる、捧げ物を大事にしていく、自然に感謝する、目に見えないものに感謝するということが良いとされてたんですけど、
でも毎日が自分にとって大事な1日だなとか、今日は大切にしたいなという時には、
それは全部節目なんだなということから、私たちはお節料理を作らせてもらってます。
いいですね。
ユニワのお節は本当に美味しいんですよ。
全部の料理、私たちがお節料理を10箱に詰めて作らせていただくのが、年末の12月30日、31日に作らせてもらっているんですけれども、
それも本当に一つずつ手作りで作らせてもらうので、時間もかかりますし、人の手もかかるし、
でもそういった気持ちを込めてね、神様に本当に捧げる、この節目を食べていただく皆さんの節目をお祝いする気持ちで作らせてもらうので、
本当に寒いし、厨房はやっぱり寒いですし、手仕事も非常に多いんですけど、
みんなね、むちゃくちゃ幸せな気持ちで作らせてもらってますね。
この意味合いをやっぱり分かって作るのと、分からずに作るのとっていうのは、全然やっぱり違うものになるかなって。
お節屋がとりあえず作っておこうみたいな。とか、とりあえず嫌々やろうみたいな。
作業としてとか、売り物としてではなくて、本当に捧げる気持ちでっていうことですよね。
それが本来のお節の意味だっていうことなんで、形だけ作っても本当の節日にはならないし、
節を祝うということにはならないのかなっていうことですよね。
だから、その時にとれるもので、大体ね、さつまいもを使ったり栗を使ったり、
ごまめだったり黒豆だったり、いろんなその素材がありますけど、
その素材も決して自分の一人だけの力で、ましては人間だけで作れるものではなくて、
そこに土があって、風があって、雨があって、太陽があって、虫がいて、
いろんな働きでその食事材が出来上がってるっていうところで言ったら、
本当に恵みに感謝する。しないとバチ当たるよねっていうくらい。
私たちの、私だけのために食べるっていうよりも、
そうやってありがたく命をいただいてるんだな。
そしてその命が自分の命として、食べた人の命として輝いた時に、
食事として完結しているというか、循環するというふうに思いますね。
そうですよね。
本当にお節食べててもね、神様に捧げるつもりで作ったものっていうのを、
ある意味人間が食べるわけじゃないですか。
でもそれはある意味で言うと、自分の中にも自然や神様っていうのが存在していて、
自分の中の内にある神様と外の神様っていうのを合わせるみたいなね。
でも食事ってそういう儀式にもなるくらい、本当に尊い時間だなと思うんですよね。
だからユニワのお節っていうのは、本当もう年末きりきりまで手渡しでね。
しかも冷凍じゃない生お節って言いますよね。
それがすごいんですよ。
やっぱり今ね、運送会社の方とかに伺っていても、
お節のお節商戦って言うんですか。
そろそろどこどこのお節買おうかなみたいなのは、
もう夏過ぎぐらいから始まるんですよね。
今6割ぐらいの方がお節を外で購入されるって言ったんですけど、
そのほとんど9割方っていうのはスーパーだったり、コンビニとか百貨店とかね。
要は言ってしまえば大きな工場で作られているもので、
その工場で作られたお節っていうのはもう夏過ぎから作られてるわけですよ。
ちゃくちゃくと。
じゃないと間に合わないですし、
食材としてもその時期の方がもちろん買いやすい。
年末になればなるほど恐ろしく価格が上がっていくんですよ。
だから運送会社の方曰く、もう冷凍庫がね、
お節地で埋まるらしいですからね。
10月、11月ぐらいになると。
それぐらい皆さんお節地を召し上がっているというのがいいことだと思うんですけど、
やっぱりね、特に今日話した意味合いも込めて、
生のちゃんと作られた気持ちも込めて作られたお節地っていうのを、
ご自身でお作りになられるのもいいだろうし、
ちゃんとされて作られたところのものをいただくっていう風にすると、
もうね、年子のエネルギーというか、
生きていく活力に変わるっていうのが本当に違いますね。
違いますね。
なんかやっぱり、12月31日に食べられる方もいらっしゃいますけど、
基本的には1月1日、年明けてから。
待てない。
待てずにね、食べられる方もいらっしゃったり。
地域によっては31日が食べるっていうお節地もあるらしいんですけど、
でも1月1日も初めて食べるっていう時に何食べるかっていうのが、
こんなにも尊いことなんだなっていうことを、
私もお節料理を作らせていただくようになって、
より思いますし、自分もめちゃくちゃ元気になるんですよね、
やっぱりお節料理を。
本当に美味しくいただけた時って、
こんな1年のいいスタートが切れるんだっていうのをね、
ああ、なんか生きててよかったなっていうのと、
ああ、日本人でよかったなというか、
日本に生きててよかったなというんですかね。
なんか日本の素材であったり、美味しさであったり、技術であったり、
いろんなことにこんなに感謝して食べるっていうのがあるかなっていうぐらい、
日本料理のいろんな技術が入り込んでいるのがお節なんで、
煮る、炊く、蒸す、焼くですね。
もうその基本的なことがグーッと入り込んでいるので、
それだけ見たもの、それだけ調理する時に気を向けたものっていうのを食べるとね、
もうなんか吹っ飛ぶというか、
なのでよく食べられた方からお話聞いたりもするんですけど、
やっぱもう5、6年ぐらいこう引きこもって、
ショックなことがあってね、家から出れなかった40代、50代の女性の方が、
もうあまりにももうちょっとどうにかしたいという気持ちから、
周りの家族の方がね、
お母さんここのお節食べたらと。
ああ、そうそう。なんでお節なんて思われたそうですけどね、最初は。
そういう2段と3段があるんですけど、
これはもう3段行くしかないなと思ったらしくて、
3段中をお一人で2、3日に分けて食べられたらしいんですよ。
もちろん化学調味料とか添加物使ってないので、
本当にこの素材の味だけで作らせてもらってるので、
多分分けて毎日食べても全然しんどくないんですよね。
もうそれを全部食べた時にすっごい晴れやかな気持ちになって、
なんかこういい予感がした。
で、その後実際その年からですね、
徐々に徐々に起こる出来事だったり、
出会いが変わっていって、
今だとその時からもう2、3年経ってるんですけど、
本当に元気になられて、
周りの方がそんな事件あったのっていうぐらい、
びっくりされてるとか、
もう本当にあったり、
遠いところからだと沖縄からとか、
北海道とか、
本当に遠方から取りに来ていただいて、
この生おせちを渡しさせてもらうんですけど、
その時にお餅つきも私たちはお店の前でやってるので、
お餅つきも本当に大事なもので、
キネとウスをね、
イザナギとイザナミ、
古事記の神話に例えて、
国産みですよね。
どうやってこの国が生まれたかって、
イザナミとイザナギが、
ホコでぐるぐるぐるっとかき混ぜたことから、
できたって言われてますけど、
お餅つきってまさにそうなんだよっていうことを、
私たちの師匠から聞いていて、
バラバラの餅米を、
蒸した餅米が、
本当にキネとウスで、
ペタンペタンペタンペタンってついていくと、
一つのお餅になる。
それが日本を作った、
国産みをしたような、
一つの次元上昇してるわけですよね。
餅米という素材から、
お餅になるっていうのが、
目の前で行われるんですけど、
本当にシンプル。
ただついただけで、
なっていくわけなので、
本当に奇跡的なことなんだなって思うんですよ。
食べるものが完成するっていうこと自体が。
その光のお餅を、
ご希望があれば、
その時にも渡しさせてもらっているので、
お造りと一緒にね、
いいですね。
一年を迎えるということをさせてもらっています。
お腹空いてきますね。
話してるだけで。
たぶんきっとお正月、
実際ご自宅で疲れてる方もいらっしゃるだろうし、
食べられる方もいらっしゃると思うんですけれども、
本当に鏡餅っていうのは、
自分を映す鏡というふうにも言われているので、
自分の内なる自分ですよね。
輝く内なる自分を映し出すっていうのが、
お餅って例えられるので、
本当にありがたくいただくこと。
私はちっちゃい時、
本当に炭水化物とか食べなかったんで、
お餅も食べなかったんですよ。
好きじゃなかったんですよね。
本当にそれも、
ちゃんとそんな思いをわかってね、
食べたかったなって思いから、
今は大事にいただいてます。
そういったことも伝え続けたいですし、
ぜひ伝えていただきたいですね。
そうですよね。
世知の一品一品にも、
エビだったら腰が曲がるまで、
長寿の意味合いだったり、
伊達巻だったら巻物に見立てられてたりとか、
それによって知恵をいただくっていうね。
巻物のね、そうですね。
そういう中でも、
特に湯にはならではというか、
思い入れの強い一品みたいなのがありますか?
そうですね。
もう語れば全紙だなと思うんですけれども、
あえて言うなら黒豆のお話を今日はしましょうか。
黒豆は約8日間から10日間くらいかけて作らせてもらってます。
多分そんなに長く作るって、
今のところ聞いたことがないです。
圧力鍋で焚いちゃったらすぐできたりしますからね。
すぐ別に1日でもできるよっていうものではありますね。
だけども丁寧な戻しからスタートすると、
そういうぐらい時間がかかっていて、
米ぬかの研ぎ汁で、
米の研ぎ汁で黒豆を戻してから、
それ自体でもうすでに3、4日ほどかけながら、
毎日毎日入れ替えてふっくらさせてから、
そこから炊いていく。
その炊いていくのも、
言ったら私が師匠から教わったのは、
炊いていくその豆の柔らかさですね。
時間経つと柔らかくはちょっとずつなりますけれども、
これが壁にパンッて当てて、
ピタッてくっつくまでって言われてます。
天井にピッてやったら、
ピタッてくっつくまで。
でも形は保っとかないとダメなんですね。
そういうことです。
それがむずい。だってすぐ皮剥けちゃうじゃないですか。
そうなんですよ。
強い火でグラグラグラグラってやれば、
もう一発で終わりますよね。
一発でモロモロモロモロってなってしまうので、
本当に優しい火で。
ものすごい神経使いますね。
使いますね。
なんか黒豆やるっていう時は、
みんなちょっと近寄って来れない感じになってますね。
もう静域化してて、
そのコンロの周りが。
なんでもう、
今チコさんは黒豆やってるなってスタッフは気づくので、
もうとても長時間なんで、
もうただただ私を見守って、
みんな他の切る作業をしたりしながらやってくれてますね。
それぐらい。
そこから柔らかくしてから味入れをしていくんですけども、
その前に鉄粉ですね。鉄を入れる。
鉄釘を入れたりするっていうのもありますけれども、
その黒色をより艶やかに出してくれるっていうところで、
私たちは鉄を入れるんですけども。
あ、ここで鉄が出てくるんですね。
そこも鉄です。
そうです。
その漆黒のような黒黒とした黒になっていくっていうのは、
すごく意味があることなんだろうなっていうのを思っているので、
別に入れなくても黒豆できないわけではないんですけど、
紫色っぽい感じになるっていうんですかね。
でもこの艶やかな黒色に仕上げていくっていうところに、
私たちの大事な意味と、
あと鉄がたくさん含まれていることなので、
鉄を体にグッと入れることができるっていう食べ物なんだなっていうのも思います。
そうですよね。
神様に捧げるようなつもりでっていう風にして、
先ほど申し上げましたけども、
うちの師匠、北極老人といいますけども、
うちの師匠からは鉄釘を入れるっていうのは、
もちろん黒く綺麗に見せるっていう意味合いもあるけれども、
一つの儀式として行いなさいということを教わっていて、
鉄の神様ってもいらっしゃるんですよね。
その神様が日本初期にも登場しますけども、
雨の真一つの神様っていう風に、
真一つっていうのは一つ目の神様っていう風に言われていて、
これ日本における火事では刀を打ったりとか、
鉄製品を作る神様として言われているんですよね。
例えばギリシャ神話だったらヘパイストスっていう、
また別の火事の神様がいらっしゃるんですけど、
結構世界中の神話で鉄を生成するっていう神様っていらっしゃるんですよ。
だからそれは単に刀を打つとかいうだけではなくて、
詳しくは野中先生の動画も見ていただきたいんですけども、
人体を構成する上で鉄の働きっていうのはすごく重要で、
その働きに対して感謝を込めて鉄粉を入れて、
雨の真一つっていうのは刀をカーンって打つときに、
片目で目がつぶれないように見るので、
そこから由来してきているということなんですけども、
そういう一つ一つの意味合いが実はよりピンピンに込められているっていう。
そうですね。
もう神話なんですよ、あの箱が。
本当そうですよね。
そうやって一つ使う素材もそうですし、
使う調味料に至ってもそうですし、
やっぱり体に入れるというところで言ったら、
なんでもいいやんとは思えないので、
やっぱり体に入れたものが次の自分の血を作るし、
その血がまた皮膚、細胞に影響していくというところで、
いろんな願いが根本的に叶う場所がやっぱり体の状態だと思うんですよ。
なのでそこが満ちていくこと、光いっぱいに満ちていくことというところが、
一気に叶うようなものがお世辞にも感じますね。
そうですね。
もうでも今収録しているのが11月の基準ですけども、
徐々に始まっていく感じですよね。
そうですね。本格的に始まっていきます。
もうやり始めているのってあるんですか?
ありますね。
サバラの最強焼きとかだと、
サバラのいい時期においしいなというタイミングで、
そろそろいただいて調理してということをやって、
味噌漬けにしていくっていう塩をあてて味噌漬けにしていったりとか、
おいしいんですよね。
予約も開始させてもらっているので、
受け取りに来れる方の分で作らせていただいていますけれども、
徐々に徐々にそういった手仕事、
やっぱり金管のシロップ煮というのとか、
これもすごい技術のいる。
種を一個一個取ってね。
種を一個一個取ってからその後、
湯がいてからシロップ漬けにしていくというものなんですけども、
これも金管がちょうどおいしいというタイミングでしか来ないので、
私たちもはっきりと仕込み日が決められないんですよ。
食材に合わせないと。
その年の食材に合わせないとあるないがあるので、
もうちょっと待ってって言われる時もあったり、
ちょっと私らが早くやりたいなと思ってきたら、
大根がちょっとあんまりやったとか、
そんなこともやっぱりあるので、
本当に自然の流れというか節理に従って、
私たち人間というのは感謝を込めて作らせてもらう。
その自然の都合と自分たちの都合というか、
ここをこうやっぱり合わせて大事にしていかないとダメだなと。
どっちかだけじゃないとやっぱりないと思います。
このユニワのおせちというのはね、
12月の30と31と2日間で分けてお渡しする形ですよね。
どうしても生のものですので、
当日にお店の方まで取りに来ていただいて、
持って帰っていただくという形を取らせてもらっていますので、
お近くの方でもそうですし、
お正月は帰省される方もいらっしゃると思いますので、
そのついでに大阪だったら寄れそうだなとかいう方は、
おせちのためだけにですけれども、
足を伸ばしていただいて食べていただく本当に価値があるものだと思いますので、
ぜひ召し上がったことがない方も、
ユニワのおせちを一度召し上がっていただけたらなと思います。
ということで今回は、
そもそもの日本のおせちの文化の深さと、
そして今の漁業も含めて、
日本の食文化というのをみんなで守っていかないといけないということで、
その意味についてお話をさせていただきました。
また今回の動画をご覧になって感じたことであったり、
うちではおせちこうしてますよとか、
うちではこんな取り組みをしてますよとか、
皆さんそれぞれ思いをお持ちだと思いますので、
ぜひコメントの方にもそういったことを書いていただけたら非常に励みになります。
ということで今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
日本をカッコよく!
のすび大学でした。
