【ゆっくり解説】八王子遊女の過酷すぎる歴史...

にっぽんぽん【ゆっくり日本史解説】
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歴史は何のために学ぶのか。この疑問を持ったことがある方は少なくないでしょう。仕事では直接使うことはほとんどないですよね。
過去を学ぶことで未来に活かせると私は考えています。教養という意味でも社会で必要な知識でしょう。
先人たちはどのような暮らしでなぜそのような文化が形成されたのか。面白いことばかりです。
こういった考えから、このチャンネルでは社会人の方が、ゆっくり楽しく歴史上の偉人のことを学べ、更に、そこから日常でも役立てられるような動画を作っています。
このチャンネルを通して学び、役立てられる人が1人でも多くなるようにチャンネル運営を頑張っていきます。応援してもらえると嬉しいです。
ほぼ毎日17時に動画を配信中 にっぽんぽん 運営 山本陽太
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#ゆっくり #ゆっくり日本史 #ゆっくり解説
ゆっくりレイムと
ゆっくりマリサだぜ
ねえマリサ、八王子に誘拐があったって本当?
あー、本当だぜ。なんなら結構大きなところだったようだぜ。
えー、でもやっぱりなくなっちゃったのね。
まあ、売春防止法が成立したからな。そこは仕方ないぜ。
しかしこの誘拐の歴史自体は、なんと江戸時代から続いているんだぜ。
それじゃあ今回は、八王子誘拐という女の過酷な歴史について解説するぜ。
それではゆっくりしていってねー。
まずは八王子誘拐の歴史について少し触れていこうかな。
八王子誘拐は、もともとは市内の横山町に点在していたんだ。
それが明治30年に発生した八王子大火によって消失してしまう。
え、火事があったってこと?
そうだ。残念なことに誘拐街も火事で消えてしまい、
その後もともと田んぼだった多摩地という場所に、移転することになったんだぜ。
ちなみに、誘拐街が火事で消失して別の街に移転するというのは結構ある事例だそうだ。
えー、そうだったんだ。
八王子誘拐はもともと、江戸時代の宿場町にあった旗小屋にいた飯盛り女が元になっているらしい。
旗小屋というのは、今で言う旅館みたいなものだな。
じゃあ、旅館で働いていた人たちが、遊女になったってこと?
そういうことだ。本来は宿泊客の食事の休止をしていたんだが、
小遣い稼ぎに遊女としても働くようになった、というわけだな。
うーん、健全とは言い難いわね。
八王子誘拐が多摩地に移転すると、多摩地誘拐と呼ばれるようになるぜ。
多摩地誘拐には偽牢、つまり遊女を置いて客を遊ばせる家が20軒ほどあり?
端っこには病院もあったようだ。
病院?どうして病院まで?
あのなーレイム、遊女だぜ遊女。
もしも何か病気があったら大変だろ?
あ、そういう目的での病院ってことね。
そういうことだぜ。週に一度はここで検査を受ける必要があったみたいだ。
それにしても、火事で一度は亡くなったのにもう一度誘拐を作っちゃうだなんて、
それくらい男たちの欲求ってものが強かったってことなんでしょうね。
確かに男たちの欲求もあるだろうが、ということはつまり、それだけお金が入るということだ。
つまり八王子の誘拐は、街の歴史で見ると結構街を支えている存在だったということになる。
まあそう言われればそうかもしれないけどね。
大化によって多摩地誘拐が新たに造成されたのも、言ってしまえば八王子復興に引き金になっている。
まあ、街を復興するためならいいことをしてるとも言えるわよね。
それじゃあここからは、そんな八王子で働いていた遊女たちについて話していくぜ。
そういえば、遊女として働く人たちってどこからやってくるのかしら?
まず霊夢に前提として知っておいて欲しいんだが、遊女は華やかな身なりでキラキラしているものの、
そのほとんどは、借金の方などとして、貴老に売られた女性たちで構成されているんだ。
え、しゃ、借金?
たとえば、農村や漁村などの貧しい家庭の親が、生活難のために娘を偽老に売ったりすることもあるし、
貧しい家給節の家の親が生活難のために娘を偽老に売ることもある。
そ、そんなめちゃくちゃな、大事な自分の娘でしょうに。
大事は大事だろうが、自分たちの生活だって大事、という考え方だな。
また、不況や需要の失敗などで没落した消化の親が借金の方に娘を売るケースもあったようだ。
ひどすぎるわ、まるっきり人心売買じゃない。
一応、政府も当時は人心売買を禁じてはいたんだけどなぁ。
そうなの、じゃあどうしてそんなことがまかり通るのよ。
それも表向きな話であり、実際は税源と呼ばれる人海の食料があり、
親や親類、時には夫が娘や妻を売り飛ばすビジネスが横行していたんだ。
そっか、買い手がいるから売り手も現れるって理論ね。
江戸史中の場合は、税源を使わずに直接、偽老に親たちが娘を売るケースもあったようだぜ。
よっぽどみんな生活が困ってたのかしら。
でも、人間一人売るんだから、結構な金額になるんでしょうね。
金額はピンキリだが、農村部の娘の場合、三五両、現在の価値にすると三十五十万だったようだ。
ちょ、ちょっと待って、手塩にかけて育てた我が子が五十万?
幼女の場合は七八歳、もう少し大きくても十歳前後の娘さんなんだが、
その子たちの将来を奪う際の金額が五十万と思うと、悲しくなってくるよな。
ちなみに、下級武士の娘の場合は十八両、約百八十万円になるらしいんだが、
それでもやっぱり安いと思うよな。
信じられないわ。
ていうかそんな若い娘なら、きっと親元を離れるだけでもものすごく不安でしょうに。
当然そうだが、そこは税源もわかっている。だから甘い言葉を使ってそそのかすんだ。
甘い言葉?
八王子牛角へ行けば、毎日白いご飯が食べられるし、綺麗なお着物が着られるよ、と言ったり、
これも親孝行なんだから、大丈夫なんだよ、と言われたりな。
なにそれ、嫌がってるのにそんな怪獣の仕方って。
さて、税源にそそのかされ、親の都合で牛角へ通られた少女たちだが、
まあ牛角に来たからには客を取ってもらわなきゃいけない。
しかし最初から客が取れる女性などごく稀だから、まず最初は優女の中でも下級の位からスタートする。
優女の中にも階級とかあるのね。
ああ、よく聞くオイランってものが優女の中でも最高クラスだ。
そこに登り詰めるのにはかなりの実力と努力が必要になるんだけどな。
一番下の階級はカムロと書いてカムロという。少女たちはカムロからスタートだぜ。
だいたい15歳くらいまでの少女たちで構成されている階級で、
彼女らの役割は先輩である優女たちの身の回りのお世話や雑用、
また、優格や儀労のしきたりを学び、未来の優女としてしつけられるわけだ。
ちょっと嫌な予感がするんだけど、要するに女社会なわけじゃない?
ってことは、やっぱり厳しいいろいろがあったり。
当然だぜ。一番の下っ端だからとにかくコキ使われることが多いし、
理不尽に暴力を振るわれることだってある。カムロはとにかく立場が弱いからな。
かわいそうすぎるわね。タダでさえ売られてきて、心細い毎日を送っていることでしょうに。
働かされる期間は人によってそれぞれだ。借金の型として働かされる場合は、
その借金が長消しになるまで働かされる羽目になるぜ。
もともとは親が作った借金でしょうに、それを娘に返させるなんて理不尽すぎるわ。
もっと恐ろしいことに、仮に借金を返済しきったとしても、
親がまた借金をしてしまった場合は、新たな借金を返すために働かなければならないんだ。
な、なにそれ、いくらなんでもそれはひどすぎじゃ。
ほとんどの場合、誘客から脱出することは不可能になってくるぜ。
しかも、幽女ってのはお客を取ってお金を得て、初めて借金を返したということになる。
最下級であるカムロのうちはお客が取れないから、カムロのうちはただ働くということになるんだ。
ええ、ただでさえ先輩幽女たちにボコられてるのに。
今の時代でも、夜の世界は完全実力主義だと思うが、誘客もそれと同じように、
弱い奴、下っ端は徹底的にボコボコにされる世界なんだ。
かわいそうすぎる。
でも、きっと負けん気の強い女の子なら、絶対に見返してやる、っていう気持ちで頑張ったんじゃないかしら。
どうだろうなぁ。
それもちょっとわからないぜ。
頂点に君臨するオイランたちは、豪華な個室を与えられ、自由に過ごすことができていたんだが、
カムロなどの見習いや下級幽女たちは個室など与えられず、大部屋にザコ寝させられていたんだ。
す、すごいわね。
それ体調とか大丈夫なのかしら?
当然大丈夫なわけがない。
大部屋でザコ寝、しかも布団は洗われておらず、衛生状態も最悪。
そんな環境で寝泊りしていると、肺炎になるという見習いも普通に出てくる。
そうなったら、誰か助けてくれたりは?
当然助けという助けもない。
自業自得、自分で治せという空気感になるぜ。
ひどすぎじゃない、次元側の管理がずさんなだけなのに。
ヒエラルキーの最下層になると、そんな扱いされても文句は言えないんだ。
また、カムロからようやく客を取れるようになると、心臓と呼ばれる階級になる。
お客を取って、ようやく稼げるようになる。
ここから第一歩だ、と言いたいところだが、その第一歩からすでにとんでもない状態でスタートする。
どういうこと?
下級の優女たちは、お客を接客するとき、回し部屋と呼ばれる共用の大部屋で、
屏風一枚で仕切られただけの寝床で行為をすることになるんだ。
共用の大部屋?屏風一枚?まさか。
そう、だから一度に複数の人間が、同じ部屋で行為をしているという状況になるんだ。
ひっへぇ。想像もしたくないわそんなの。
当然行為中の音や声なんかも丸ぎ声になる。
普通の感覚だったら、恥じらいでとても行為どころじゃなくなるぜ。
そりゃそうよ。
また、食事に関してもオイランたちのようにお客がたくさん付けば、
豪華な出前を注文して、たらふく食べることもできたんだが、
議論で出される食事はかなり質素なものなんだ。
おかずなんかほとんどないし、なんなら白米じゃなく雑穀だし、量も少ない。
食事が質素だと、体も作られないから、
ナイスバディになってお客を取る、っていうのもより難しくなるじゃない。
そうは言っても仕方がないぜ。そういう世界なんだからな。
お金のないかむろや心臓の中には、空腹をしのぐために、
宴会の時のお客が残した料理をこっそりキープし、
翌日食べるという生活をしている者もいたという。
ひどい、ていうかそんな生活してたら、そりゃ体調不良にもなるわよ。
身売りをしたばかりの頃は、
次元からは毎日白いご飯がたらふく食べられる、
とそそのかされて誘惑に入ってくるわけだが、
そんなことができるのはおいらんくらいのもの。
他の優女たちは、親といた時よりも貧しい暮らしをしていたんだ。
やっぱりどう考えても、親が悪いって私は思っちゃうわ。
とにかく、こうした恵まれない待遇から脱出する方法は一つ、
出世することだ。
そのために優女たちは芸を磨き、お客を喜ばせるテクニックを磨いていったんだぜ。
一応、まだま元気強い人は残ってるみたいでほっとしてるわ。
だが、お客の相手をするようになってからも、
過酷な毎日は決して変わらないぜ。
お客と行為をするのはだいたい午前2時ごろ。
そして朝6時ごろになるとお客を送り出し、
少しだけ睡眠をとることが許される。
だいたい何時間くらい寝かせてもらえるの?
朝10時ごろに起きるから、およそ4時間といったところか。
しかし休日などないから、毎日4時間睡眠になるぜ。
毎日はしんどすぎでしょ。
その後昼になると昼営業が始まる。
昼は行為の相手はしないものの、
遠赤にお客がやってきて、酒を飲みながらワイワイするから、
それの相手をしなければならないぜ。
昼間っからお酒だなんて、肝臓の方も心配になるわ。
多くの遊女は満年寝不足で、
一晩に相手をする客も一人とは限らない。
複数の男性と行為をすることもザラにあるから、
肉体的にも精神的にも限界に近かっただろう。
もともと親に売られた人がほとんどなのに、
それでさらに心身ともにヘトヘトになるなんてね。
ていうか、本当に毎日仕事で、休みなんて一切なかったの?
ああ、全くなかったみたいだぜ。
一応正式に休みとなっているのは正月だが、
それでも正月とぼんの年2回だけなんだ。
ちょ、ちょっと待ってよ。
女性なんだから、女の子の日があるでしょ?
そういう時にはどうしてたの?
女の子の日だろうと、まともに休ませてもらえることはない。
普通に働かされていたみたいだぜ。
地獄すぎるわ。
さすがにそんな状況だと、逃げ出そうって考える人もいたんじゃない?
ああ、当然いたぜ。
しかし残念なことに、他町においては遊女が外出することは禁じられていた。
もしも外出しているところが見つかれば、
肉体的、精神的苦痛を与えられたという。
へえ。逃げることもできないなんて。
ちなみに、遊女たちは自分の着物や髪飾り、化粧台なんかも、
全て自腹という扱いになっているんだ。
だから実は、借金の返済が全然進まず、
ほぼ永遠に出られない、なんて女性も多かった。
それはさすがに詐欺じゃないの。
女の子たちはそのこと知ってたのかしら。
一応知ってはいたみたいだが、かといって逃げ出せるはずもなく、
ただ悔しい思いをしながら、テクニックを磨くしかなかったんだ。
本当に地獄みたいな状況だわ。
まさかそんな目にあってるなんて。
一応、そんな地獄のような生活の中にも一筋の光のようなものはあって、
正月になると、遊女たちみんなで餅つきをするなど、
ちょっとした楽しいイベントもあったにはあったみたいなんだけどな。
いやいや、だとしてもそれで長期死になるような問題じゃないわよ。
まあそりゃそうなんだけどな。
ちなみに、一応借金を返済せずとも、
誘拐から脱出する方法も、ないことはなかったんだぜ。
え、本当?
じゃあみんなその方法使えばいいじゃない。
どうして使わないの?
その方法は、なかなかに大変だからだ。
一体どういう方法なの?
それは、お金持ちのお客に、お金を払ってもらうという方法だ。
な、なにそれ?
これは身受けと呼ばれる方法なんだが、かなり莫大なお金を必要とする。
身受け代は、その遊女の身の白金と、遊女のこれまでの借金と、
これから稼ぐ予定だったお金と、
昨日のスタッフや遊女の妹ぶんらへの御衆議と、
盛大な送別会の宴会料、さらに雑費などを含めた金額を請求されるからだ。
待って待って、聞いてるだけでめちゃくちゃ多いんだけど。
必要とされた身受け金は下級クラスの遊女でも40から50両は必要と言われる。
現在の金額にすると、およそ400から500万と言ったところだ。
人身売買するときは40から50万だったのに、それを売ると10倍の金額を吹っかけるの。
まあ、今後稼ぐ予定だったお金も含まれているからそうなるんだろうな。
さらに中級クラスの遊女なら、少なくとも100両、およそ1000万円が必要で、
トップクラスのオイランを身受けしようと思うと、1000両、1億円以上ものお金が必要になってくるぜ。
信じられないわ。
そこまでの金額を要求するなんて。
一応過去には、実際に遊女を身受けする男性排他にはいたらしいが、
それもかなり稀な話、地獄に蜘蛛の糸が垂れてくるよりありえない話だぜ。
じゃあ、ほとんど現実味のない脱出方法ってことじゃないの。
そういうことだ。だからコツコツテクニックを磨くくらいしかないわけだな。
身受けのような奇跡中の奇跡を待つより、コツコツ働く道を選ぶ遊女が多いわけだが、
遊女たちにとって、最大の恐怖が常にくっついて回ることになる。
な、何よ、最大の脅威って。
死ぬことだ。
え、当時、現代のようなコンドームもないから、遊女は不特定多数の男性客と、否認具なしで行為をすることになっていた。
一応、否認法として柔らかいワシを極部に入れるという方法もあったが、
それでも完璧に防げるというわけではなかったわけだからな。
じゃあ、常に妊娠にリスクがあったってこと?
そうだし、もっと恐ろしいのは性病の危険についてだ。
あー、やっぱりそれもあるのね。
特に現代でも最近話題になっている梅毒。あれが遊女の間には非常に多かったと言われている。
そういえば梅毒ってあんまり詳しく知らないけど、どうなっちゃうの?
梅毒の初期症状としては、感染した部位、整気や口などに、出来物、しこり、ただれなどができる。
この時点では痛みや痒みは感じないし、約1ヶ月程度で自然に消えていくんだ。
あら、そうなんだ。
じゃあ勝手に治るものなのね。
いや、見た目に消えるだけで、治ったわけじゃないぜ。
第二期に入ると手のひらや足の裏など、全身に発疹やブツブツができてくる。
発疹は小さなバラの花に似ていることからバラシンとも呼ばれるぜ。
ひっへい。だんだん悪化していくってことね。
だが、これも治療しなくても数週間数ヶ月程度で症状は消えていく。
こ、今度こそ治ったってこと?
いや、そんなことはない。
数年数十年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあるんだ。
大動脈流形成や大動脈破裂が起こったり、脊髄漏による心肝麻痺、また地方などの症状が現れることがあるんだぜ。
思いっきり最悪な事態になってるじゃないの。
現代であれば治療法もあるが、まあ現代は現代で、治したところでまた同じことをする人が一定数いるから、
それくらいなら治さない、という人もいるみたいだがそれは置いておこう。
マリサが時々ブラックなことを言うわ。
当時は有効な治療法がなく、漢方薬で痛みを和らげることはできても、感知させることができなかったらしい。
そのため、梅毒により最悪の場合死亡する幽女が多くいたみたいだぜ。
嘘でしょ、地方まで行くだけじゃなくて、亡くなっちゃうなんて。
梅毒以外にも、他の病気にかかったり、妊娠中絶によって体を壊し、若くして命を落とす幽女はかなり多くいたみたいだぜ。
最悪すぎるわね。
散々ひどい目に遭ってきたのに、最後も報われないだなんて。
そんな幽女たちにも、一応契約期間みたいなものがあって、幽女でいられる期間が決められている場合がある。
え、そうなの?
リアルな話をすると、やはり若くて綺麗な時の女性と遊びたいという男性が多いからな。
時が経ちすぎると、男性に遊んでもらえなくなる女性もいるんだ。
悲しすぎる現実だわ。
そうなっても借金がまだ残っていた場合、決してチャラになったりはしない。
幽女としての仕事はなくなっても、偽労で仕事をさせられるパターンがあるぜ。
幽女以外の仕事ってなると、何があるの?
番頭のような立場になって、オイランの雑用係になるんだ。
もしくはやり手という、幽女の監視・管理係を任せられることもあるぜ。
特に幽女の監視をやりたがる女性は多かったみたいだな。
自分が脱出しようとしてもできなかったから、それを食わ立てる幽女を見かけた時は、
これ見よがしにみんなに報告して、厳しい罰を与えてもらうのを喜びにするという。
めちゃくちゃ性格品曲がってるじゃないの。
一応、年をとっても幽女として生きていく道もあるにはある。
ただそこは華やかな場所からは離れ、年をとった女性を好む男性が、
多く訪れる場所として扱われるんだぜ。
なるほど。どの選択肢をとってもあんまり良くないわね。
一番きついのはヨタカと呼ばれる最下級の外相になることだろうな。
外相?
店には入らず、外で男を捕まえる勝負のことだぜ。
ヨタカは首相の中でも最下層と言われていて、40過ぎの女性たちも多くいる。
そ、そんな状況になってもまだ体を売らなきゃいけないの?
中には10歳になる前からこの世界に入れられる子もいるからな。
それ以外の稼ぎ方を知らないと、そういうことにもなるんだろう。
また、40歳過ぎともなるとシワなども目立つようになる。
その顔を見ると男は酔ってこないから、厚く塗ったお白いでごまかすことも多かったそうだ。
すごい人生だわ。
また、そこまでの状況になると病気を持っているケースも多く、
値段も非常に安くなり、1回の行為に24問、約480円になることもあるんだ。
ワンコインで身体の関係になれちゃうってこと?
男性からしたら嬉しいのかもしれないけど、女性からしたら毎日泣きたくなるわよね。
あれ?でもちょっと待ってよマリサ。
ヨタカになって外に出れてるってことは、誘拐から脱出できてるってことじゃない。
あーそうだぜ。世間からしたら、トシマは必要ない。くらいの認識だったろうからな。
よかったー、ってことは一応自由のみではあるのね。
それじゃあ、今まで離れちゃってたけど、両親の元に帰ることもできるわけじゃない。
あー、そっちの発想になっちゃったか。
え、どういうこと?
確かに、かつて亡くなく離れた実家に帰ることだって彼女たちはできる。
しかしだ、それは決して幸せになれる道とは限らないんだよ。
ど、どうしてよ。だって幼少期から離れていた家族よ。
冷静に考えてみて欲しいんだが、もともと借金の方として売りさばくような親だぞ。
本当に子供に対して愛情があったら、そんなことなんてしないだろう?
た、確かに言われてみれば、
実際に幼女たちが家に帰ってみても、歓迎されるどころか、
もうお前の居場所はない、と迷惑顔をされて、追い返されるだけなんだという。
あんたたち親が勝手に売ったくせに、帰ってきたらそれってあんまりすぎるわ。
実家からは感動状態となり、行くあてがなくなったあとは、
結婚して幸せに暮らそうと思っても、家事なんてやったことがないし、
忠実の繰り返しによって子供ができにくい身体になってしまっている。
そんな状態の女性と一緒になってくれる男性はごくわずかだろう。
なんだか涙が出てきたんだけど、
本人たちが望んでその世界に入ったわけじゃないのに、そんな境遇になっちゃうなんて。
本当に残酷だと思うぜ。
歳をとって誘拐から出て行き、
よたかになった場合は、行為をする場所もないから、
船乗りなんかを捕まえて、その人の船の上で行為をする、なんてこともあるそうだ。
船乗りは長時間船に乗って仕事をしているから、行為をしている暇どない。
だから手っ取り早くよたかを捕まえて、ささっと欲求を解消したいってわけで、
需要と供給が一致してしまうという悲しい現実もあった。
でも、そうやって行為をしていたらまた病気になっちゃうこともあるんじゃないの。
ああ、よたかたちの間では、結核、特に肺結核が起きることが多かったようだ。
あの新鮮組の沖田掃除も結核を患ってなくなったと言われていて、
よたかたちも、結核を患って命を落とすことが多かったろう。
そんなことになるくらいなら、有核に泊まっておいたほうがよかったのかも。
しかしなあ、有核は有核で、地獄みたいな状況がさらに続いていたから。
何がひどいって、戦後になるとアメリカの中流の人々が多く有核にやってきたんだ。
あ、そうか、1958年に売春防止法ができたってことは、戦後はまだまだ有核が残ってたのね。
そうなんだよ。時には八王子駅の北口から多摩地有核まで、
アメリカ軍の長い列ができていることもあったと言われている。
そんなに?どんだけ欲求不満なのよ。
敗戦国である日本は、アメリカ人からしたら結構えげつないことをしてもいいという風潮がある。
時には草木に隠れて道行く女性を、なんてこともあったわけだからな。
さ、最悪すぎるんだけど。もっと原発化してほしいわそういうの。
そうやって道行く女性がひどい目に合わないようにするために、
一柱的な存在を用意する必要があった。
そこで役に立つのが、多摩地有核の勇女たちというわけだな。
じゃあ、アメリカ人たちの吐け口として、多摩地有核のみんなが利用されてたってこと?
そういうことになる。幼い子供だろうと少し年齢がいっている女性だろうと、
数多くのアメリカ軍がやってきたら、相手しなきゃいけなかったわけだ。
こ、怖すぎるんだけど。
逆に言うと、多摩地有核の勇女たちはアメリカ軍の生の防波堤のような役割をしたんだ。
彼女たちがいてくれたから、街は平和になっていたと言っても過言ではない。
確かに美談っぽくするならそうとも捉えられるけど、
やっぱり見下る行為って本人たちの尊厳を深く傷つけると思うわ。
まあな、だからこそ売春防止法が作られたわけなんだが。
まあ、現代においても、有核ではないが泡のお風呂とかがあったりするから、
人類、というか日本人はそんなにも変わってないのかもしれないな。
私としては、ああいうお店も今すぐなくした方がいいと思うんだけど。
確かに親の借金を肩代わりして、というケースもあるんだが、
中にはあれで一気にお金を稼いで楽しんでいる女性もいたりするから、
無くなると困る、という相模一定数いるのが厄介なんだよ、ああいうのは。
男たちは男たちで性欲が解消できるし、ウィンウィンの関係になってしまっているな。
でもねえ、ああいうのがあるのってやっぱり健全な世の中ではないと思うんだけど。
ちなみに海外ではそういう店は極少数らしいから、やっぱり日本独特の文化みたいだぜ。
というわけで、今回はこの辺にしておくぜ。
ご視聴ありがとうございました。
