家なき子 1977 Nobody's Boy: Remi 經典老片場「咪咪流浪記」42

經典老片場
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20 回視聴·2025/04/26
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レミたちはフランスからイギリスに渡った
ロンドンにレミの産みの親がいると聞いたが
だがレミの前に親だと言って名乗り出たドリスコル夫婦が
真っ赤な偽物であることをレミたちは知った
役所のな、戸籍係りがこう言ったのよ
ドリスコルさんに息子さんなんていませんからよ
俺が不思議そうな面をしてもう一回聞く
え、そんな馬鹿な
船に乗ってわざわざはるばる会いに来た
いたいけな男の子がいるんですがね
するとその女の係りを同情して
涙で声をつまらせながら
でもご覧なさいこれよ
と、俺に戸籍の長母みたいなやつを見せるよ
ね、ドリスコル夫妻には今も昔も子供が生まれたなんて
どこにも記録されてないのよ
わかったわね、かわいい坊やちゃん
なんちゃってんの
かわいい坊やちゃんってのはね、俺のこと
でも高い費用を出して弁護士を雇って
僕を探していたのは確かだ
なんでそんなことをする必要があったんだろう
レミ、レミ、ベッドへ
どうだいお前さん
大丈夫、よく眠ってるよ
一体、僕をどうしようって言うんだろう
そいつをちょいっと探ってみるか
せっかく遥々ロンドンへ来たんだ
このままただで帰る手はねえぜ
こんなところを逃げ出すのはいつだってできる
それよりよ、俺にはちょいっと匂うんだ
匂うって
少なくともこんな手の込んだ芝居をする以上
レミの本当の海の親のことを
なんか知ってるはずだってことよ
どうだいレミ、ここは一つ
俺たちもちょいっと芝居をやらかそうぜ
その夜、レミはロンドンでの第一夜を眠れずに過ごした
海の親との再会が無惨に打ち砕かれたから
だがレミはかすかな望みを抱く
マチアの言葉通りなら
このロンドンで何か手がかりがつかめるかもしれないと
や、や、や、おはよう
おはようレミちゃん
あの、僕たちちょっと散歩に行ってもいいでしょうか
ロンドンの街を見物したいんです
はい、はい、どうぞどうぞ
行ってきます
いってらっしゃい、気をつけて
ねえお前さ、いいのかい散歩なんか出しちまう
ぬかりはねえよ
お父さん、お母さん、おはようございますか
うまいぞレミ、その調子だ
よせったら、冷や汗かいてたんだから僕は
さてと、まず何から手をつけるかだ
僕はまずあのドリスコル夫婦が何をしている人たちなのかだと思うな
ご正解、俺もそう思っていたところよ
あの夫婦がどんな仕事をしてどんな暮らしをしているかだ
ま、あの面構えから言ってもどうせまともじゃねえだろうけどよ
どうだ、デビットできたか
ええ、あと一文字
はーい、できました、兄貴
よし、読んでみろ
へい、ではたった今できあがりました脅迫状を慎んで読み上げます
いいからさっさと読み
ええ、親愛なる奥方様慎んでご要件のみを申し上げます
我々はあなた様がお探しになっておりますの行方不明のご子息を探しあてあるところにかくまっております
つきましてはあなた様のお礼の条件次第ではご子息をお渡しする用意があります
まずは今回は要件まであとは次の連絡をお待ちください
なお警察にお知らせになった場合はご子息の命は保証をいたしかねます
いいが余計なことをしゃべらずに黙って手紙だけを渡すんだ
いいな、必ず奥方に会って直接だぞ
さっさと帰ってこいよ今夜は別のでっけえ仕事があるからな
ねえ松屋、もし僕らが芝居してるってことがバレたらどうなるの?
口からな、俺たちをつけてる奴がいるんだ
争いしようか!
よし!
おじさん、新聞坂様!
いや、どうもとりあえず
どういたしまして、じゃね!
あの二人!
さてね
見てらっしゃい見てらっしゃい
歌と踊りの楽しいひととき、お題は見てのおかえりだよ
自転車の曲乗りだ
すげえ
あれ自転車あれ
初めてかい?自転車乗るの
うん
おい君、危ないじゃないか
ジョリクール
すいません、こいつは非常に程度の悪い猿でして、まったくも
マチア、マチアじゃないか
俺だよ、ほらパリのサーカスにいた
ボブ!ボブ兄じゃねえか
紹介するよ、レミ、俺の親友
初めまして
この人はな、俺とパリのサーカスで一緒だったボブ、曲乗りの名人さ
よろしく、レミ君
じゃあ僕の仲間は万丈引きのピーター君、そしてボンゴがマックス君だ
どうぞ、よろしく
よし
あの、この自転車僕借りてもいいですか
どうぞどうぞ
おいおいレミ、ちょっと、おめえ自転車なんか乗れんのかよ
見たのが初めてだ、乗れるわけよ
じゃあおめえ行って
大丈夫か
レミのやつ
よし、俺も借りるやつ
水遊び、風邪をひかないようにしてください
ドリスコルね、聞いたことないな
何しろ俺もまだロンドンに出稼ぎに来て間がないからな
とにかくそのドリスコルってのがどんなやつなのか、なんか噂でも聞いたら知らせるよ
よろしくねボブ
じゃ、俺たち当分ナイツブリッジのスザンヌホテルってとこに行くから、また会おうや
よし
じゃあな
さよなら
さてと、俺たちも引き上げるか
うん、あんまり遅くなって疑われるとヤバいからね
そういうこと
おーい、ちょっと待った
張り切るのはいいけど、あんまり危険な真似はしないほうがいいぜ、名探偵のお二人さん
分かってるって、分かっ
何、誰もいねえ
そうなんすよ、ルスバンの下難の話じゃ何でも奥方は二番目の息子を連れてフランスへ行っちまって
二ヶ月は帰らねえだろって、そのところへ持っていけって気がしたんだ
ルスか
苦労して作った脅迫状やめてよ兄貴
うるせえ、また作らしてやるよ
とにかく肝心の相手がいねえんじゃ、どうあがいたって税人にはならねえ
二ヶ月なんてすぐですよ、日曜日が八回来ればすぐに二ヶ月
バカら、二ヶ月もの間偽の親父の役をしてなきゃならねえ俺の身にもなってみろって
そんなわけでお母さん、僕たちロンドンは素敵だなあなんて思っちゃったりしちゃったりして
思っちゃったりね、あんな楽しい人だけ騙すわ
うん、騙す、騙す
ごちそうさまでした
いやいやいや、楽しい一時だった
大丈夫、ぐっすり出やす
よし、じゃ出かけよう
ちくしょう、ドアに鍵かけやがった
こいつはますます怪しいぞ
面白くなってきやがった
どっち行った?
よし、みんな揃ってるな
見ろ、あそこの二人
ああ、あの二人は
今日僕たちの後をつけまわしてた
なるほど、ドリスコーの仲間だったのか
とにかくだ、今日の仕事はでっけえ
みんな、これから
あったあった、黒曜のスコッチがいっぱい、こいつは高く売れるぜ
野郎ども、速やかにいただいちまえ
ヘイホー、ヘイホー、言うんじゃねえよ、黙ってやれ
おいたね、泥棒一家とはね
ま、はじめからそんなつらはしてたけどな
しかしこいつはやべえなんてもんじゃねえぞ
おい、レミ、こうなったら
一刻も早くフランスへ逃げ帰ったほうがいいぜ
僕は帰らないよ
だってマチアンが言ったんじゃないか
あの人たちが僕の本当の親のことをなんか知ってるはずだって
それを探ろうって
そうは言ったけどよ
あんなに古文ぞろぞろの大がかりなワルトは知らなかったからな
怖いのかい?
言うじゃねえかよ、レミも、え?
誰が怖いって言うんだよ、え?
カンやら!
ふざけんなよ、おめえのことを心配して言ってるだけじゃねえかよ
だったらやるんだね
なんで、ベッドから落ちたのか
寝そうの悪いガキどもだね、ほんとに
ねえ、お前さ、いつまであいつらここに置いとく気だ
しんぼうしろ、たったの二か月
え?二か月も?予定じゃ一週間も置いとけばたんまり置かねえんだ
変更なんだよ、変更
私は人間なら我慢ができるけどね
猿が嫌いなの知ってんじゃろ、お前さん
し、馬鹿野郎、声ができへんで
し、計画ってなんだろう
どこ見ても様になってるよね、かっこいい
パリにだってさ、なかなかいないよ、こういう感じの決まっちゃってる青年は
ほんとに素敵なんだよね、こういうよだっちゃった感じの人ってもう
この
そうかな、俺って
わあ、座ってよ、お兄ちゃん
いや、これは悪いな、いや、どうも、どうも
しかしなんだね、お兄ちゃんぐらいになると大きな仕事やるんだろうね
大きな仕事?そりゃそうよね、俺そこらのチンピラとワーキが違うんだ
どんな仕事やるわけ?
そりゃ俺、今までだって
今までじゃなくてさ、これからの仕事っていうか計画っていうかそんなの聞きたいんだよね、俺
ファンなの、俺、お兄ちゃんの
攻められちゃって、俺、わあ、わあ
よし、じゃあちょっぴりだけ今取り掛かってる計画話しちゃおうかな
うん、ぜひ
実はよ、まあその簡単に言っちまえば誘拐ってやつだな
あ、誘拐、さすが大物ね
いや、つまりよ、あるところのある家の子供をよ、こっちでいただいちゃってるだけなんだ
いや、つまりそのなんだ、あるところのある家ってのはさ
まあ、その言ってみりゃお金持ちってわけだよ、な
うん、うん、うん
そんでよ、おめえ、息子さんが欲しければお金ちょうだいってまあ、まあそういうことだ
それも一ポンドや二ポンドじゃねえんだよな
何万ポンドってどってかくなんだよな
なるほど
ええ、そうなんだよな
え、そのあるところのある家ってなんて人?
ああ、それはよ、え、え、なんだったっけな
いや、ちょっと覚えにくい名前なんだよな
あ、忘れちゃった、俺ちょっとね、頭弱いんだよな
かっこは人一倍いいんだけどよ
まあ、そういうことだな
なるほどね、おめえの本当の親を揺すろうとしてたわけだ
残念だな、もう少しでおめえの親の名前がわかるとこだったのによ
レミは興奮していた
名前こそわからないんだ
もうその糸口はしっかりと自分の手に掴んだのも同じだから
レミ、ありがとうマチア、もうひと頑張りだね
うん
マチア、レミ
