葬送的芙莉蓮 第2季 第34話 | Frieren: Beyond Journey's End Second Season EP34 | 葬送のフリーレン 第2期 第34話

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下がるな!
優しい派手顔でしょうか
勝つ場所がある
誰もが欲しいのしそう
約束はね、大事に
お願いします
まだ幼い息子がいるんです
黙れ
こっちはそんな言葉
数え切れないほど聞いているんだ
それで
その息子というのはどこにいるんだ?
頼むから少しは本当のことを言ってくれ
ゼエリエ様からの直々の討伐要請
何事かと思ったが
魔族に襲われた故郷の慣れの果て
愛着のようなものはまるでなかったが
こうしてみると寂しいものだな
裏、魔族に
分かっている
もう片付けた
奴らは皆殺しにしたよ
無事だよ
皆無事だ
お前も助かる
一級魔法使いの新入りが一人
私と一緒に来ていてな
魔法使いのくせに
女神様の魔法が使えるんだ
変わった奴だろ
だからお前の怪我もすぐ治せるよ
店もまたすぐに開けられる
どうだ
少しはマシナパンを焼けるようにはなったか
ここのところ冷えた固いパンしか食えていなくてな
ぜひ焼きたてを食わせてもらいたいものだ
この際焼きたてでなくても構わない
売れ残りでも昔のような失敗作でもいい
贅沢は言わん
ゲナウさん
怪我人はこちらに
怪我人
気休めを言うなメトーデ
もう死んでいるんだろ
こいつ
見つけた時にはもう助からない状態だった
ひどい匂いだろ
腹の怪我がもう腐り始めてたんだ
こんな奴が助かるはずがない
それでもこいつは私にしがみついてきたんだ
こいつはパン屋の息子だった
子供の頃はよく一緒に遊んでいたな
親父さんが亡くなってからはこいつが後を継いだんだが
こいつの焼くパンはあまりうまくなかった
もう食えないんだな
みんな一緒だ
こいつも寂しくない
なんで私たちではなくこいつらなんだろうな
この村の奴らは私たちと違って
戦いの道を選んだわけじゃない
死ぬのなら
一級魔法使いという戦いの道を選んだ私たちであるべきだ
ゲナウさん
中流していたノルム騎士団の要請が北部支部に届いた頃には
村はもう滅んでいました
ゲナウさんに責任はありません
村をもう一回り見てくる
少しは休んだ方がいいのではないのですか
なぜ
なぜって
静かに
私の目が一つ潰された
戦士が一人と
潜伏した魔法使いが一人
いや二人か
二人です
かなりの手だれだな
敵だと思う
フリーレンか
ということはもう一人の反応はペルン一級魔法使いだな
えっと
メトーデと一級試験の時の試験官か
確かゲナウだっけ
すごい殺意のこもった魔力だったから魔族かと思ったよ
そうか
紛らわしいことをしたな
悪かった
本当です気が気ではありませんでした
フェルン大丈夫
味方だよ
シュタルクに伝えて
はい
そうですか
フェルンさんも討伐要請を受けていたんですね
北部高原にいたからね
それで
状況は
祈っているのか
悪いか
いやそうは思わん
俺の村も魔族に滅ぼされた
そうか
なあ
魔族って人間を食べるんだよな
なんで死体が残っているんだ
俺の村もそうだった
さあな
理由は知らん
あいつらは腹いっぱいでも人を殺すんだよ
なんでだろうな
そうですか
村にいた魔族は二人が倒したんですね
一足遅かったみたいだね
これでも急いだつもりだったんだけど
ただゲナウさんが一つ腑に落ちない点があると
村に駐留していたノルム騎士団だ
ノルム騎士団
ノルム商会僚にもいたでしょ
商会が保有する軍事勢力だよ
ずいぶん少人数なんですね
村落の駐留部隊なんてこんなものだ
それでも彼らはこの村にはもったいないほどの精鋭だったよ
隊長はこの男だった
長年村を守り続けてきた英傑だ
驚いた
この人シュタルクよりはるかに強いね
そりゃ俺と比べたらそうでしょ
えっと死因は
剣士魔法の結果
彼らの死因は剣による斬撃で
全員即死です
村にいた魔族たちは
彼らの足元にも及ばない雑魚ばかりだった
おそらく村を襲った魔族はまだ生きている
良かったな
お前たちがここに来たのは無駄足なんかじゃない
そう
それじゃあ手伝えることはまだありそうだね
一緒にそいつに人類の恐ろしさを教えてあげよう
こうで
こう
こうですかね
それだとかなり動きに無理があるな
でも騎士たちの傷の状態だと
もしかしたら
二刀流なのかも
だとしたら
魔族は基本的に短時間の潜伏でしか魔力を隠さないから
今は魔力探知の範囲外にいると考えていいと思う
この村の近くは安全ということですね
ゲナウに周辺にある魔族の拠点になりそうな場所を教えてもらったから
そこを中心に調べていこう
はい
その前に夕食かな
腹が減っては戦はできぬだ
またこのパンか
流通網が回復するまでの辛抱だね
ゲナウは
まだ境界だと思います
ゲナウさんの分のパンは私が
いやメトウでは敵の分析結果を教えて
先に敵の構成を知りたい
じゃあ俺が渡してくるよ
お願いします
それで分析の結果は
正確な敵の構成を把握するにはもう少しかかりそうですが
分かったことはあります
そっか
じゃあ先に作戦会議
の前にやっぱり夕食にしようか
なんだもう出発か
いや夕食だってさ
固いな
何をやっていたんだ
魔族の襲撃で境界の結界が壊されていたからな
より強力なものに張り替えておいた
中にあいつらの死体もあるしな
なあ何で死体をそのままにしてるんだ
埋葬するなら手伝うぜ
力仕事は得意なんだ
そうか
北部高原出身じゃない奴には分からないか
基本的に北部高原の村落に墓地はない
あるとしても堅牢な城塞都市の片隅か
結界に守られたお貴族様の墓くらいだ
あとは全て魔物の少ない
北部高原南端の共同墓地に埋葬される
わざわざ死体を運び出すんだ
ノルム騎士団の護衛をつけてな
なぜだか分かるか
いや
下手に墓を作ると不朽に連れて魔物が集まってくるんだ
地獄のような光景だよ
そこには骨も残らない
ノルム商会の連中は
ずいぶん前から死体を燃やすようにと主張している
実に商人らしい合理的な考え方だ
私も賛成だよ
でも生殖者連中が黙っていない
奴らの気持ちも分かるよ
痛いほど分かる
苦しんで死んだ人間を火にくべるなんざ
正気の沙汰じゃない
でもいつかはそうするべきだ
どうせこのままじゃ誰も故郷の地で眠れない
相変わらずパンを食べているときの音じゃないですね
なんだかこうして一緒に食事をしていると不思議な気分です
正直フリーレンさんたちとこんなところで再会するとは思っていませんでしたから
こっちもね
山一つ向こうで野営してたら
討伐要請の書面が届いたからね
何事かと思ったよ
な、なんだこいつ
手紙を持っていますね
メットーデとゲナーこそ何でこんなところにいるの
偶然近くに他の一級魔法使いが二人もいたとは思えないんだけど
今私はゼイリエ様の命令で
ゲナーさんと二人組で北部高原の魔族の討伐任務をしていますから
一級魔法使いってそんなことまでするんだ
ならなくてよかったよ
というよりも弟子としての仕事ですね
弟子?
ええ、一級魔法使いは基本的にゼイリエ様の弟子になることになるので
そういえばそんなこと言ってたっけ
私は断りましたよ
エルンはいい子だね
それで二人ともゼイリエのわがままを聞いているわけだ
大変だね
そうでもないですよ
むしろもっとお役に立ちたいというか
あの人ちっちゃくて可愛いじゃないですか
もちろんフリーレンさんも負けないくらい可愛らしいですよ
ありがとう
それにゲナーさんほどの反面教師もいませんしね
お前は私のようにはなるな
さてお腹も満たされたし
作戦会議といこうか
それで敵の分析の方はどうなっている
何か分かったか
ああ正確な魔族の数とかまだ解析中らしいけど
一つだけ分かったことがあるぜ
敵は二刀流って言ってたっけ
それが最初はそのように仮定していたのですが
やはり釈然としない点がありまして
どういうこと
私の知る限り二刀流はどれも基本的に
工種のバランスを保つことに重きが置かれています
なので一本は致命傷を与える長剣
もう一本は取り回しの良い短剣にするのは主流です
つまり切り跡には自然と差が生まれるのです
大きな剣を二本操る快力の持ち主ってことでしょうか
ええそう思って遺体の傷や戦闘の痕跡からイメージして
同じ切り方を試みたのです
やはり二刀流ではどうしても動きに無理が生じてしまいます
これ以上はまだ憶測の息を出ないのですが
いいから教えて
おっと、わりぃ
すみません
敵は四刀流です
そうか
騎士や建物に刻まれた切り跡を見る限り
そう考える方が自然だって
四刀流
ご視聴ありがとうございました
