[ANi] 葬送的芙莉蓮 第二季 - 35 [1080P][Baha][WEB-DL][AAC AVC][CHT]

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飽きたらなんて言おう
どうせな
悲しくないように
知るだけでいいのに
何かを求めてしまう
大丈夫
どこにも行かないよ
どこにも行けないよ
忘れないのに
なぜか遠い
瞳の裏
いつかね
優しい風が
どうでしょうか
先日
ゲナウの相棒が戦死してなお
しばらくは二人で
北部高原の魔族の討伐任務に当たってもらう
よろしくお願いします
ゲナウさん
北部高原は
北の果てに匹敵するほどの危険な地域だ
足を引っ張るなよ
握手
メトーデ
お前は自分がいい奴だと思うか
言っている意味が分かりません
前の相棒はいい奴だったよ
私とは正反対でな
見ず知らずの奴のために本気になれるような奴だった
いつも笑顔で騒がしくてな
まるで友人みたいになれなれしかった
そんな性格だから
周りにはいつも自然と人が集まってきた
馬鹿だよな
子供をかばって死んだんだ
おかげで魔族を仕留め損ねた
私だったらそんな馬鹿な真似は絶対にしない
今までだって見捨ててきた
なぜ私なのですか
何がだ
ゲナウさんと組むのがです
さあな
ゼイリエ様の決めたことだ
ただ一つ言えることは
北部高原の任務を任される一級魔法使いは
三度の飯より戦いが好きな奴だ
確かに不思議だな
なんでユーベルではなくお前なんだろうな
どちらにせよ
戦いが好きな奴なんてろくな人間じゃない
お前は私のようにはなるな
それじゃあ探索に出発する前に情報共有しておこうか
はい
魔力の痕跡などから解析した結果
村を襲った魔族の主力は4体
どれも村から姿を消しています
4体もいたのか
そのうち1体は魔族の将軍
4本の剣で騎士団を仕留めています
将軍って何なんだ
熟練の魔族の戦士のことだよ
強大な魔力で身体能力を強化して武術を操るんだ
中には武道者のように
何百年もかけて武を極める連中もいる
魔王軍にはアイゼンよりずっと強い将軍もいたよ
マジかよ
おまけに今回の相手は
人の姿とはかけ離れている可能性が高い
それって何かまずいのか
シュタルクは剣4本持った剣術の達人と戦ったことある
あるわけねえだろ
私もないよ
それが騎士団が負けた原因だろうね
はいごちそうです
魔法使い4人に戦士1人
うち3人は一級です
勝てない数ではありませんね
仕掛けますか
いや
嫌な予感がする
分散するまで待とう
分散しますかねレボルテ様
相手相当警戒していますよ
分散するさ
そのために大勢殺して喧嘩を打ったんだ
私は
この北部高原で多くの村落を滅ぼすうちに
気がついたことがある
何です何です
それじゃ魔族の探索に出発しよう
まずは北にある放棄された砦に向かおうか
そういう場所は魔族の潜伏先になっていることが多いからね
待て
ノルム騎士団が死体を引き取るまで
誰か村に残った方がいい
私が残ろう
人間には死体を守るために村に残る習性がある
興味深いです
理由なんか必要ない
すごくすごく気になります
人間に関心があるのか
変わったやつだ
人間は時々理屈が通らない不可解な行動をとります
それがなぜなのか知りたいのです
ただそうなる
それだけのことだ
理由を知る必要はない
そういえば
人類について研究している変わり者の魔族がいると聞いたことがある
そうなんですか
その方についてもっと教えてください
お前が役に立てば教えてやる
本当ですか
約束ですよ
お一人で残るのですか
それほど長い時間でもないだろうからな
ノルム騎士団が死体を引き取りに来たら
私も合流する
分かった
俺も村に残るよ
バカかお前は
これから魔族と戦いに行くんだぞ
前衛がいなくてどうする
あんただってそうだろ
村に魔族が戻ってきたらどうする
問題ない
私は前衛がいなくてもそれなりに戦える
それはフリーレンたちも同じだろう
限度があるけどね
それでもヤバくなったらうまく逃げるだろ
まあね
でもあんたはこの村を捨てて逃げられない
シュタルク
ここにあるのは死体だ
それを守るためにあんたはここに残るんだろ
好きにしろ
シュタルク
お前はいい奴だな
俺はお前のような奴を知っている
きっと長生きできない
俺には
あんたがいい奴に見えるよ
こんなになっちまった村をまだ守ろうとしている
俺にはできなかったことだ
私がいい奴ではないさ
それとは正反対の人間だ
北側諸国の平穏のために何
そのために人だって殺してきたし
大勢に捨ててきた
報いなのかもしれない
人の死というものにはなれる
まるで悲しくないんだ
故郷が滅びたのに何も感じない
ただこうするべきだと思ったから
私はこの村に残っている
散々に捨ててきたのに
私は今さら何をやっているんだろうな
シュタルク
北部高原が故郷の人だってたくさんいるんだよ
ここからは長距離探知はなるべく使わないようにね
相手が手だれだと逆探知される
はい
とは言っても
砦まではまだ距離があるから
お話でもしながら歩こう
そんなんでいいんですか
緊張と緩和が大事なの
だらしない顔
それにコミュニケーションはチームワークを高めるんだよ
知らなかったでしょ
はぁ
それでしたらフリーレンさん
なでなでしてもいいですか
真顔で何を言っているんですかこの人
私
ちっちゃい子の頭をなでるのが好きなのですが
ゼイリエ様はあまりなでさせてくれなくて
しかもすごく嫌そうな顔をするんです
私だって嫌な顔するよ
だいたい私はメトーデよりもずっとお姉さんなんだから
なでなでなんて許さないよ
そうです
フリーレン様はお姉さんなんですから
気やすく触らないでください
フリーレンさん
ここに
卵を割った時に殻が入らなくなる魔法があるのですが
好きなだけなでていいよ
フリーレン様
こんなにたくさんなでなでさせてもらえるなんて
なでなでは1日10分までだ
そんな
あのフリーレンさん
少しだけぎゅーってしてもいいですか
ゼイリエ様はさせてくれなかったので
もう好きにしていいよ
好きにしていいんですか
魔力探知されましたね
敵にこちらの位置がバレました
魔族だね
ずいぶん好戦的だ
こっちが熟練の魔法使いだって分かっているだろうに
臆する様子がない
気づかれたな
始めようか
ネベラドーラ
魔力の霧だね
視界と魔力探知を塞がれた
どっちをやる
あっちの背の高いやつ
変わった気配をまとっている
少しは楽しめそうだ
では俺はあの2人を
上空からの攻撃に気をつけて
フリーレン様
何
魔族は2人とも飛んでいました
以前戦った魔族もそうでしたが
あれは飛行魔法ですよね
話したでしょ
40年前まで
空は魔族の独壇場だった
それは今でも同じだよ
でも
魔族は一つの魔法しか研究しないって
フェルンは歩くことに特別な技術はいると思う
それと同じなんだ
魔族にとって飛行魔法は
魔法ですらないんだよ
だから夜戦では
こういうのはよくある光景だ
やっぱりこいつら戦い慣れているね
まるで魔王軍の連中の戦い方だ
メトーデが快適したようだね
フェルン
戦闘は任せるから
どうしですか
これは一級魔法使いに与えられた任務だ
一級魔法使いはフェルンでしょ
フリーレン様こんな時に
何も問題はないよ
勝てる相手だ
今のは偶然です
フリーレン様が指を指したから反応できただけで
攻撃は全く探知できませんでした
相手は格上です
私はそうは思わない
フェルンほど基本に忠実な一級魔法使いもそうはいないからね
大丈夫
フェルンなら勝てるよ
魚釣ってきたぜ
夜食にどうだ
いやいい
メトーデに怒られるんだ
夜食は不健康だってな
そっか
じゃあ俺だけ
この時間は小腹が減るんだよな
フェルンには言わないでね
ああ
お前も苦労しているようだな
なあゲナウ
村を襲った魔族に心当たりがあるんだよ
四刀流の魔族なんてそういるものじゃない
審議のレボルテ
私の相棒を殺した魔族だよ
なんだか行々しい名前だな
それは奴が魔法で作り上げた四本の剣に由来する
奴の剣は重さを自在に変えられるんだ
時には羽より軽く鋭く
時には巨岩のように重い
神話の時代に山を砕いた剣に名ぞらえて
審議の祭剣と呼ばれている
軽くて鋭くて
とんでもなく重いってことか
まるで矛盾だろ
魔法はこの世ならざる物質をも作り出す
特に魔法で作られた武器というのは殺意の塊だ
こういう武器を作る魔族は大勢殺す
まるで試し斬りでもするように
不必要なほどにな
シュタル君
分かっている
敵だろ
早いな
来るぞ
四刀流
戦士一人に一級魔法使い一人
やはり村を守っていたか
レボルテだ
こいつが
私のことを知っているようだな
特にそこの一級魔法使いはどこかで見た顔だ
何者だ
シュタルク始めるぞ
奴の斬撃をまともに受けるなよ
正面から受ければ最悪消し飛ぶ
何者だと聞いている
お前は害虫を駆除するときに
いちいち名乗りを挙げるのか
ずいぶんと歪んだ認識だ
我らには言葉があるというのに
だがお前たちが話し合いを望まないというのであれば
私も害虫駆除とやらに徹するとしよう
正面から受けるなってどうすりゃいいんだ
戦士なら受け流すくらいできるだろう
けどそれじゃ
ゲナンを守れない
守る必要なんてないさ
こう見えて接近戦は得意なんだ
この世ならざる物質を作り出すのは
何も魔族の魔法だけじゃない
ディガドナート
黒金の翼を操る魔法
面白い
道なき道にいてもどうか
迷いながら
