側近の馬興瑞失脚 習近平「一尊」体制に揺らぎか

大紀元 エポックタイムズ・ジャパン
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馬興瑞は昨年7月、新疆ウイグル自治区党委書記を退任し、中国共産党(中共)当局は当時、「別の任務に就く」と説明していた。今回の発表で、当局は馬興瑞が中央農村工作指導小組副組長に転じていたことを初めて明らかにした。
昨年7月、新疆ウイグル自治区統一初期を退任し、当中国共産党局は当時、別の任務に就くと説明していました。
今回の発表で、党局は馬峭瑞が中央農村工作指導省所副組長に転じていたことを初めて明らかにしました。
馬峭瑞は66歳、三島省雲城県の出身で、1988年に博士課程を修了した後、ハルビン工業大学で教壇に立ちました。
航空宇宙工学力学学科主任、航空宇宙学院副委員長、副学長などを歴任しました。
1996年以降は、中国工天科技集団講師の総経理、工業情報科部副部長、国家工天局局長、国家原子農機構主任、国家国防科技工業局局長などを務めました。
2015年には新選首当委書記、関東省庁を経て、2021年12月には新疆ウイグル自治区当委書記に昇格しました。
2022年10月には第20期中央政治局委員に就任しました。
2025年7月1日、中共は、統一戦線工作部副部長の陳昇光が馬峭瑞の公認として新疆ウイグル自治区当委書記に就いたと発表し、馬峭瑞については別の任務に就く、していました。
政治評論家の陳柏夫氏は、馬峭瑞が新疆から北京に戻されてから発表まで9ヶ月を要した点について、同じ政治局委員である張勇強や劉新立をめぐる問題では、わずか5日で軍事委員会主席責任性を著しく破壊したなどの罪名が公表されたのとは大きく異なると指摘しました。
馬峭瑞の失脚は3つのことを示しています。
第一に、習近平の失敗であり、習近平と法令園の双方に重大な打撃を与えました。なぜなら、馬峭瑞はこの二人の側近中の側近だからです。
第二に、第20回党大会の失敗です。
第20回党大会で習近平は自らの派閥による権力独占と個人支配を強行し、自分の陣場だけで体制を固めれば党と国家の局面を好転させられると考えましたが、結果は思惑とは逆になりました。
さらに陳氏は、馬峭瑞の摘発は、習近平の絶対的権威のイメージ作りが失敗したことも示していると指摘しました。馬峭瑞に対する調査は、習近平や法令園の望むところではなかったとしています。
時事評論家の桃正苑氏は、馬峭瑞がこの時期に失脚したのは、習近平と藩州派元老との駆け引きの結果だと見ています。
温家宝が一週間前に注目を集める形で公の場に姿を見せたのと同じ日に、馬峭瑞の元秘書である閣営公も失脚したといいます。
今年の全人代と政協会議は、習近平と藩州派元老の権力闘争における非常に重要な指標でした。
領海閉幕後の状況を見れば、習近平は思惑通りに軍権を取り戻せず、党と政府の実権を実質的に掌握することもできませんでした。
つまり、習近平にはもはや馬峭瑞を守りきる力がないということです。
過去2年、軍内では藩府派を名目とする粛清が激しさを増し、微生副、領下、外営等ら数十人の将官が相次いで摘発されました。
馬峭瑞については、軍事産業の汚職事件に関与したとの見方があるほか、親族ぐるみの腐敗、関東省勤務時代に元家印と近い関係にあったとの指摘、
新居及る自治区等位初期時代の深刻な腐敗、さらには貧困扶助資金に手を付けていたとの見方も出ています。
これを習近平による大粛清や藩府派の結果だと見る人もいますが、全くそうではありません。
第20期三中全会の後、習近平は脳卒中で倒れ、1年半にわたって権力を失いました。
そうした背景の中で馬峭瑞が北京に戻され、調査と責任追及を受ける事態が起きました。
習近平は張勇強、劉新立を倒した後、馬峭瑞を救済するか、少なくとも穏便に治められると思っていましたが、実際にはそれはできませんでした。
また東勢苑氏は、馬峭瑞が出世できたのは法令苑の強力な引立と推薦があったからだとし、
その失却は中共内部で二つの権力中枢が対立し、主導権を争っていることを最も直接的に示すものだと述べました。
馬峭瑞の拘束は、この事件を利用して習近平派を組織的かつ大規模に粛清する狙いがあります。
海英島と病化の事件だけでも、軍内にいた何百、何千もの習近平派はほぼ一掃されました。
馬峭瑞の事件によって、さらに多くの習近平派が根こそぎ排除されることになるでしょう。
東氏はまた、中共の反腐敗は、かつての毛沢東、東商兵時代における路線闘争や権力闘争の現れであり、今はそれに反腐敗という名をかけているに過ぎないと指摘しました。
陳柏空氏は、習近平の権力は第20期三中全会以降、下り坂に入っており、絶対的権威や実権を掌握しているように見えるのは見せかけに過ぎないと述べました。
習近平は強硬な手段、あるいはクーデターによって張有強を倒し、一度は巻き返したものの、それが党内と軍内の不満を招き、自身の威信は一層低下したとしています。
陳氏は、習近平は軍事委員会主席の地位に執着しているが、すでに校長最後の校庭であり、中共が終末へ向かう流れは逆転できないと述べました。
