今さら聞けない「ヒアルロン酸注入」【ほうれい線】

はい皆さんこんにちは 肌の再生医療の北条元治です
今さら聞けないヒアルロン酸注入 ということについて
お話ししようと思います
ヒアルロン酸っていう言葉を 知らない人は
女性だったらいないでしょうね
男性でも何それ?っていう人は
ほとんどいないと思います
まずもう結論から言うとですね
「ヒアルロン酸注入」ということで
「ヒアルロン酸」ではなくて
「ヒアルロン酸注入」について お話をしようと思います
で、これ(ヒアルロン酸注入)は 結論から言うと
「フィラー(Filler)」と言ってですね
膨らませる効果しかないというか
「膨らませる」ことを目的として
「ヒアルロン酸注入」は行われる
膨らませることによって
シワというのは凹んでますから
断面図で見ると
シワの断面では こういう風になってますので
こういう凹みができてますので
そこを膨らませる
それから鼻筋に入れて 膨らませて高くする
それから 顎に入れて膨らませて
顎を出すとかですね
とにかく「膨らませる」
フィルっていうのは 英語で「Fill」なんですけれども
「満たす」とか「膨らます」とか
そういうような単語です
だから膨らませるものというものが
「ヒアルロン酸注入」に関しては
もうほぼ99%以上が膨らませる
シワの凹みを直すとか
ニキビ跡の凹みを治すとか
そういう目的で 使われるということになります
皆さん誤解しているのがですね
「ヒアルロン酸」という化学物質と
「ヒアルロン酸注入」 というその医療行為と
ごっちゃにしている部分が あるとは思うので
「今更聞けない」 ということで解説してます
「ヒアルロン酸」はですね
もう皆さんこちらの方が多分
「ヒアルロン酸注入」より
ヒアルロン酸の持つ 例えば「水分保持能力」が高いので
肌の保湿
肌の水分調整に関わる
これ正しいですね
それから 人体にそもそもあるもの
っていうのも正しいですね
それから関節内にあって
関節の「潤滑剤」のようにしている
というのも正しいです
これは「ヒアルロン酸」という化学物質
人体での化学物質の役割であって
「ヒアルロン酸注入」となると
全く意味合いが違ってきます
同じ日本語で 「ヒアルロン酸」って言ってますので
ヒアルロン酸は フィラーとしての役割が
99.9%と言っても 過言ではないんですけれども
肌の保湿に役立てるために
ヒアルロン酸注入をする みたいな風に
勘違いです
はっきり言って勘違いです
化粧品に含まれる ヒアルロン酸というのは
ヒアルロン酸注入とは 全然違うので
これをシワに塗ったからといって
美容外科でやる「ヒアルロン酸注入」と
同じような効果が 出るわけがないんですね
なぜかというと
ヒアルロン酸入りの 化粧品っていうものは
なんとなく「ヒアルロン酸注入」と 混同してしまって
ヒアルロン酸注入をすると
美容外科・美容皮膚科で ヒアルロン酸注入をすると
ほうれい線が目立たなくなる
おでこのシワ
目尻のシワが目立たなくなる
なのでヒアルロン酸入りの化粧品をすると
シワの治療になる
化粧品はそもそもは 治療薬ではないので
治すことはありえないんですけれども
そういうような誤解をする人がいる
ヒアルロン酸注入でもですね
「肌の保湿を保つために効果がある」
みたいなことを 誤解する人がいる
この辺はですね
同じ言葉でヒアルロン酸という言葉が
使われているので
ちょっと何回もくどく言いますけど
ヒアルロン酸という化学物質と
ヒアルロン酸注入という医療行為は
全く別物です
これはどちらの方向から 眺めるにしても別物で
みんな混同してます
やっぱりヒアルロン酸注入と言って
形成外科・美容皮膚科の 領域からすると
シワの改善のために行う 「ヒアルロン酸注入」は
医療行為ですので
ヒアルロン酸入りの化粧品も
シワに効くみたいな
そういう誤解も生まれるし
それから ヒアルロン酸を飲んだりとか
食べたりとか
ヒアルロン酸飲んだり 食べたりするっていうのも
同じような誤解をする
「ヒアルロン酸注入」という 医療行為そのものに対しても
「肌の水分を保たせる」 みたいな
そんな誤解を しているところがあります
物質名と医療行為ってのは
全く別なものだと 考えた方がいいです
私、例えを言ってすごく
墓穴を掘ることが あるんですけれども
リンゴとりんごジャムって
別物じゃないですか
ちょっと墓穴掘りましたかね
リンゴという食べ物と
リンゴジャムって 全然違うものですよね
いちごとイチゴジャムは 全然違うもの
そういうような認識で
ヒアルロン酸と ヒアルロン酸注入は別物
という風に考えた方がいいです
ご視聴ありがとうございました
もしよかったらですね
「今更聞けない〇〇」みたいなものも
やってほしいのがあれば
動画にしていこうかなと思います
皆さん最後まで ご視聴ありがとうございました
もしよかったらチャンネル登録と
高評価をよろしくお願い致します
公益社団法人日本皮膚科学会さんが 出しているもので
ヒアルロン酸に関する記述があります
顔のシワ治療に
ヒアルロン酸製剤注入は 勧められるか?
推奨度は2
治療を希望する患者には 行うことを弱く推奨する
全然問題のない治療ですね
ただそのやっぱり
リスクがない治療はないので
皮膚壊死とか血管への注入による
血管の塞栓とかっていうものは
やっぱりありますよね
ただどのぐらいの頻度であるか
あるかないかと言われば あるんですけども
そんなに心配しなくても
いいんじゃないかなと 思いますよね
通常の使い方をしている分であれば
問題ないですね
どこにちゃんと血管が通ってて
というのが わかっているお医者様なら
ちゃんと血管を避けながら やってもらえる
何でもそうなんですけど 医療行為って
やっぱりリスクを お話ししなきゃいけないんですよ
そうするとそれが
10人に1人ぐらい起こる リスクかなって
勘違いするんですよ
まともなクリニックだったら
絶対リスクの話はするんですね
インフルエンザ予防注射でも、過去に
気持ち悪くなったこと ないですか?とか
蕁麻疹がないですかとか
今日熱がありますかとか
色々、根掘り葉掘り聞くんですね
それで何か起こることはない
ヒアルロン酸でも 何か起こるということは
非常にレアなんだけれども
そういうことを聞かれると
「なんか怖い」 みたいに思ってしまうことも
あるのかなと思うんですよね
そこは医者目線です
大して怖くないです
ヒアルロン酸、本当に
ヒアルロンさんは安全です
大丈夫です
問題ないです
肌の再生医療でも
実はヒアルロン酸 使ってるじゃないですか
使ってます
肌の再生医療で使ってる ヒアルロン酸と
いわゆる 注入治療で使うヒアルロン酸と
何が違うんですか?
架橋構造というものが違います
こういう字を書くんですけれども
橋をかけるみたいな意味で
どういうことかというと
ヒアルロン酸の分子って
一つのものが連続して
繋がっていくみたいな構造なんですね
ネックレスのチェーンがあるじゃない
あれって輪っかが いっぱい繋がったもので
大きくなっていく
「架橋構造」って言うんですけれども
その輪っかがいっぱいいっぱい繋がってる
もう数百万と繋がってるもの
架橋構造がいっぱいあるものが
美容(ヒアルロン酸注入)で 使われるもの
肌の再生医療で使うヒアルロン酸は
架橋構造が ほとんどないんですよ
架橋構造がいっぱいあるものと
ないものの違いは何かというと
吸収率です
ヒアルロン酸って
半年とか1年ぐらい
ずっとそこにとどまっておくのが
いっぱいチェーンのように 繋がってるので
分解してから吸収されるまでに
時間がかかるんですよ
だから吸収されづらいので
凹んだところに 入れておくと膨らむ
でも膨らんでも 吸収されてしまったら
すぐにぺちゃんこになる
すぐにぺちゃんこになると
効果がなくなっちゃうので
最低でも半年ぐらい
吸収されずにいようねってなると
「架橋構造」を いっぱいするしかないですね
固くして
肌の再生医療が使ってる ヒアルロン酸っていうのは
そこにとどまっておいて欲しくないので
架橋構造がないやつ
膝の関節で使われる
アルツみたいなやつなんだけど
半減期と言って
物質が半分になっちゃうのが 20時間ですから
肌の再生医療で使うやつは
20日でもない
2ヶ月でもない
20時間です
基本的には3~4日でなくなる
ただ印象としては
そのアルツを4倍で 生理食塩水で薄めてるので
感覚としては自分もやってるけど
やった直後は アルツのヒアルロン酸で
凸凹ついてるんだけど
3時間ぐらいで吸収される っていう感覚はある
じゃ何で入れるのかというと
細胞って水の中に 浮遊させておくんだけど
浮遊させておいても
固形物でつぶつぶなので
すぐ沈殿しちゃうんですよね
とろみをつけるために
「とろみ」をつけるんだけれども すぐ吸収されるもの
架橋構造がない アルツというものを使う
それ人体の関節内に 投与するものなので
完全に医薬品だし
たまごスープの中に入れる
「片栗粉」みたいなものですか?