【ゆっくり解説】ここまでわかった!?ついに解明された世界の謎6選

世界の未解明ミステリー【ゆっくり解説】
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15 回視聴·2024/10/31
世界に数多く存在する解明されていない謎や不思議が、最近の新発見によって次々と明らかになりつつある。今回は「ここまでわかった!?ついに解明された世界の謎6選」を解説します。
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ゆっくりレイムです。
ゆっくりマリサだぜ。
この時間帯はお客も少なくて平和ね。
レイム、あの客何してんだ?
周りをキョロキョロ伺ってるぜ。
シャイなんじゃないかしら。
商品棚から牛ひれ肉を取ったぜ。
今夜はご馳走なのよきっと。
そのまま自分のバッグに入れたぞ。
あれはバッグじゃなくて、ちょっと買い物籠のデザインが変わってるだけよ。
レジ通らず出て行ったけど。
急いでたんじゃない?
今日も平和だな。
そうね。
というわけで、街中には謎の行動を取る人がたまにいるが、
今回は、解明された世界の謎六線についてお届けしていくぜ。
ゆっくりしていってね。
1.機械カルデラの巨大噴火
最初に紹介するのは、機械カルデラの巨大噴火だ。
これは縄文人の社会に深刻な被害を与えた、巨大火山の噴火の話だぜ。
レイムは日本の火山と言ったらどこを思い浮かべる?
そういえば富士山も火山だったわね。
そう、日本にも多くの火山があるわけだが、
かつて噴火が起こり、日本列島に深刻な被害を与えたのが機械カルデラだ。
聞いたことないわ。
まずはこの機械カルデラの噴火についてざっくり説明してくぜ。
そもそも機械カルデラがどこにあるか、という問題なんだけど。
機械カルデラの場所はここだ。
渋谷から足を伸ばせばすぐね。
どんだけ長い足なんだよ。
機械カルデラは、薩摩半島から50kmほど南に行ったところにある海底火山だ。
つまり海の中にあるのね。
そう、鹿児島市からだと100kmほど南にあるな。
現在で言う薩摩大島や竹島は、この機械カルデラの一部とされている。
ほうほう。
で、この機械カルデラは現在からおよそ7300年前に巨大噴火を起こしたんだぜ。
うん、でもこんな海の真ん中にあるような火山が噴火したところで大した被害は、
この噴火によって当時の日本列島で繁栄していた縄文人の社会が、
ごくり。
根こそぎ壊滅したと言われている。
きゃあああああ。
この大事件を詳しく追っていこう。
この噴火が起こった7300年前は、日本の歴史で言えば縄文時代にあたる、
当時はすでに日本列島が大陸から分離しており、
縄文人たちはそこで狩猟、最終の生活を営んでいた。
ぐう。
そこに突如として起こったのが、機械カルデラの噴火だ。
は。この機械カルデラはそれ以前にも95000年前に噴火が起こり、
それからも中、小規模の噴火が繰り返されていたんだ。
なかなかの暴れん坊ね。
しかし16000年前からパタリと噴火が収まっていた。
そして9000年間溜め込んだマグマが、7300年前に一気に噴き出したんだぜ。
きゃあああああ。
その火災流は海を軽々と越えて大墨半島、薩摩半島に到達し、
火山灰は東北地方にまで降り積もったというぜ。
実際、東北地方から当時の機械カルデラの火山灰が出土しているんだ。
火山灰って、ゆうてほこりみたいなもんでしょ?
ちょっと掃除が大変だけど実害はないんじゃないの?
何言ってんだ。
火山灰は吸い込むと灰の内部を傷つけ、前足や器官支援のような症状を引き起こす。
さらには農作物をダメにしてしまうんだ。
まあ当時はそれほど農業をしていたわけではないが、
自然の動植物への被害も大きかっただろうから、
縄文人たちの食料事情は壊滅的だったろうぜ。
そ、それはやばい。
まあそんなこんなで。
日本列島の縄文人たちの社会を文字通り貧死状態にした機械カルデラの噴火なんだが、
その実態は未だ謎のベールに包まれている。
壊滅したで十分な気もするけどね。
そして2024年、神戸大学の研究チームが画期的な研究手法を用いて海底を調べ、
その実態に迫る発見をしたぜ。
ど、どういう発見なの?
山大国の場所が分かったとか?
激しく関係ないぜ。神戸大学が使ったのは反射砲というもので、
船から海底に発した音波の反射を手掛かりに海底の堆積物を調べる、というものだ。
ふむふむ。
これによって機械カルデラの噴火の堆積物が、海底のどの範囲まで、
どのくらいの厚さで広がっているのかを確認しようとしたのが、今回の試みだぜ。
う、うん、一体何が分かったのかしら。
それはな。
鑑心星、すなわちおよそ1万年前から現在の間で、
この機械カルデラの噴火が世界最大のものであることが分かったんだ。
およそ嬉しくない世界一の称号ね。
具体的には、今回の調査で機械カルデラの噴出物が最大で457立方kmあることが分かった。
これは陸上の噴火でも海底の噴火でも、この1万年で世界一の量ということだ。
なるほど、噴出物の量で世界一が決まったってわけね。
まあそういう大災害も過去にはあったということだけど、
現代にはそんな大きな火山は活動していないわけだし。
絶賛活動中だぜ。
ひいいいい。
というか、機械カルデラは現代でも噴火の危険がある。
そもそも前回の噴火も9000年ぶりとかそういうペースで噴火していたわけだしな。
い、いや、前回が7300年前ならあと1700年はもって。
ともかく現代において機械カルデラが噴火した場合、
え、これだけで700万人の犠牲者が出ると言われているぜ。
さらには大阪で50センチ、東京でも20センチの火山灰が降り積もることが予想されており、
自動車を含めた交通インフラは麻痺、もちろん農作物もほぼ全てダメになり水道水も飲めなくなってしまうんだ。
これって、大震災クラスの地震よりひどいのでは?
犠牲者の数と被害の範囲の広さを見るとそうとも言えるな。
しかも火山灰が雨などで水分を含めば、電線や通信ケーブルを重みで断線させ、また電気を通すようになるためショートさせてしまう。
つまり電気やインターネットも壊滅するのね。
これらの間接的な影響により社会機能は停止し、食料や水の供給も止まる。
膨大な数の犠牲者が出るというわけだ。
ガクガクブルブル、まあこのように恐ろしい災害をもたらすことになるため、
今回行われたような調査を重ねて、いざ噴火が起こった際の被害を的確に予想しておくのが大事だ、というわけだな。
2.海底にある石畳
次に紹介するのは、海底にある石畳だ。
これはハワイ近くの海底にある謎の海底遺跡についての話だぜ。
それってヨナグニ島の近くの海底にあるみたいなの?
まああれとの関係は特にないと思うが、海底遺跡という点では同じだな。
問題の遺跡はハワイ諸島の北、水深3000mの場所にある。
遺跡って言うけど、具体的にはどういうものなの?
これは映画、オズの魔法使いに登場する黄色いレンガ道にちなんで、同じように黄色いレンガ道と呼ばれている。
付近の探査をしていた無人潜水艇のチームによって、偶然発見されたものであり、
発見したのは生物多様性の調査のため珊瑚礁などを調べていたノーチラス号という探査船だ。
やっぱり深海の調査と言ったらノーチラス号じゃなくちゃね。
どういうことだよ。
で、その映像も公開されている。
長方形のレンガのようなものが敷き詰められ、それが舗装された道路の痕跡のように見えるな。
ほ、ほんとだ、古代ローマとか、こういう道作ってそうだもんね。
まさかハワイ沖でついに、ムー大陸の痕跡が発見されたということかしら?
オズの魔法使いは完全なるフィクションだが、一部の人々はこれを、
アトランティスへの道であるとし、この発見に大興奮したようだな。
太平洋なのに、アトランティス?
まあ海底に沈んだ古代文明には違いないからな。
何にせよ衝撃的な発見ね。人類の歴史が大きく書き換えられた瞬間。
ところがそうはならなかった。
え?
実はこれは単純に自然現象によって作られたものであることが明らかになったんだ。
詳しく言うとこれは、ハイアロクラスタイトというものだ。
ハイアノクラストタイトー。
ハイアロクラスタイトというのは、水中で作られる火山岩の一種であり、
海底火山の噴火によって岩石が海底に沈んで作られる。
い、
いや、あんな綺麗に長方形っぽいのが並んでて自然現象のわけがないでしょ。
ところがあの長方形っぽい構造も、噴火による加熱と冷却で岩石が割れたことで自然にできたものなんだぜ。
私でもあんな綺麗に長方形描けないのに、恐るべき大自然の神秘ね。
そういうわけでこれは残念ながら、海底遺跡やアトランティスとは関係がなかったが、
海底で起きる神奇的な現象を知るための貴重な資料であるということだな。
次に紹介するのは、巨大バッタ、ホッパーホッパーだ。
これは1930年代にアメリカで目撃された巨大なバッタの話だぜ。
巨大な虫、ガクブル。
まずはこの事件の概要を見ていこう。
ガーデンシティという街をバッタの大群が襲った。
まあこの時もかなり広い範囲の農地が深刻な被害を受けたようなんだが、
その騒ぎが収まる前に、ある写真、というか写真入りのポストカードが出回り始めた。
それがカンザスのガーデンシティを有名にしたんだぜ。
バッタの被害を受けた地元の街を、そのポストカードで盛り上げようとしたのかしら?
でもたかが写真で話題になるって、一体どんな映える写真を使ったの?
こんな写真だ。
こんなの、全くの巨大昆虫じゃない。
銃を持った男性が巨大なバッタの足を持っている。
どうもこの銃でいましがた、このバッタの命を奪ったかのような感じだな。
このポストカードは飛ぶように売れ、同時に人々はこの巨大なバッタについて知りたがった。
これはつまり、街に押し寄せたバッタの大群に、この巨大なのも含まれていたってことよね。
太古の昔から存在する巨大昆虫の生き残りなの?
それとも、軍の実験で巨大化された現代テクノロジーの闇とか?
どっちでもない。これはフェイク画像だ。
あ、さいですか。
この画像を作ったのはこのガーデンシティに住むフランク・コナードという人物だ。
彼は写真家だったぜ。
バッタがガーデンシティを襲ったその日、フランクはガソリンスタンドで給油しようとしていたんだが、
バッタ絡みの何らかの事情でそれはかなわなかったらしい。
ガソリンが売り切れだったのかしら。
しかしその時、フランクの頭にあるアイディアが閃いた。
巨大な昆虫と戦う人間の合成写真とか作ったら、金儲けできるんじゃないか?
いや、そんな簡単に儲かるとは。
しかし当時は当然、写真加工ソフトもないし合成の技術そのものが乏しい時代だ。
これはそれなりに画期的なアイディアだった。
技術の乏しい時代に実現できればね。
その夜、午前3時に唐突に目覚めたフランクは、バッタの写真を撮影して人間と重ね合わせてみた。
さらに翌日以降、多くの素材を撮影して回り、巨大な昆虫が捕らえられたというストーリーを捏造したんだ。
この写真の被写体の男性に声をかけた様子が、このように伝えられている。
まずこの男性はジョセフ・ナスという人物だ。
名前まで伝わってるのね。
ジョセフはある町の郊外でネズミを撃っていたところ。
郊外だけにね。
フランクと思われる人物に声をかけられた。
で、フランクは彼にこう頼んだ。
左腕をこんな風に伸ばして、右手はライフルと同じように伸ばしてください。
そして撮影されたのが例のフェイク写真の素材になったというわけだ。
そしてフランクはジョセフにありがとう、感謝します、とだけ言い去っていったぜ。
ジョセフも何が何だかわかんなかったでしょうね。
フランクのこうした撮影と写真の合成は、この時点ではただの遊びだったようだが。
彼はその後、本当にそれを売り出し、先ほど言ったようにそのポストカードが大好評を博した、というわけだ。
ま、まあ一時的に話題にはなるかもしれないけど、すぐに飽きられてそれっきりじゃないかしら。
フランクは後に、この男性が重度巨大バッタを手にしているバージョンだけでなく、様々なバリエーションを試している。
ほう、人間と格闘するバッタ、線路に侵入して鉄道を止めてしまったバッタ。
何その壮絶な戦い。
畑に侵入したものの数人の男性に取り押さえられているバッタ。
他にも馬に乗った機種に追い立てられているバッタや。
いや、これは流石に剛性くさい。
人間に捕まり、荷車のようなものを引かされているバッタ。
そしてピックアップトラックの荷台に乗せられたバッタ。
シリーズ化してんじゃないわよ。
このままヒットが続いたら、プレデターかキングコングと戦いそうな勢いじゃない。
フランクは1963年、このバッタ襲来の実に28年後まで仕事を続けるが、
その引退の時まで、このポストカードを印刷し続けたようだな。
もはやライフワークね。
まあこの件は彼個人が大儲けしたのもそうなんだが、
剛性写真というものがまだまだ未発達だった当時、
写真による表現の可能性を広げたものとして評価する声も、一部には存在するぜ。
次に紹介するのは、ユクルゴスの聖杯だ。
これは古代ローマの時代から受け継がれている、不思議な財宝の話だぜ。
そんな古いの?
それは貴重なお宝ね。
いや、この聖杯の価値はただ古いということに留まらない。
え?
光の当たり方によって色が変わるという、不思議な杯だったんだ。
いやいやいや、いくらなんでもそんな魔法みたいなことあるわけないでしょ。
では詳細を見ていくぜ。
このユクルゴスの聖杯は、西暦295年から325年の間の時期に製作されたものであると言われている。
ふむ、この杯はガラス製なんだが、ユクルゴスという人物をモチーフにした装飾が施されていることから、
こう呼ばれているぜ。
どちら様?
ユクルゴスは古代ギリシャの都市国家スパルタの王であった人物だ。
ユクルゴスは紀元前3世紀に王として、スパルタに君臨したんだ。
彼は元は王家の血を引いてはいなかったんだが、権力者に賄賂を送りまくった結果、王になることができたぜ。
また癖の強い。
彼は積極的に外征を繰り返したものの、戦に敗れて大損害を出してしまい、国内でも反乱を疑われて逃亡したりした。
あっけない幕切れね。
いや、これで終わりじゃない。
そもそもユクルゴスは、アゲシポリスという人物と共同で王位についていたんだが、
反乱の疑いが晴れてスパルタに戻った後、このアゲシポリスを王の座から追い落とし、単独の王となったんだ。
やってんな。
しかしなんやかんやで暗殺されてしまったんだぜ。
ナムナム。
で、そのユクルゴスの死の様をモチーフにしたのが、この杯というわけだ。
そしてこの杯の最大のポイントが、光の当たり方によって色が変わるというやつだ。
さっきも言ってたけど、具体的にはどういうこと?
まず、正面から光が当たっているときこの杯は緑色に見える。
ふむふむ。
しかし後ろから光を当てるとなぜか赤色に見えるんだ。
観光地のお土産でありそうね。
いや、これは現代でもソンジョソコラの工場では作れないほど、高い技術の産物なんだ。
そ、そうなの?
これは分子レベルでの採掘が必要で、このガラスの中に含まれる金の粒子と銀の粒子が、光を浴びることによって振動し、色を変えている。
一つもわからないけど。
まあとにかくそのように、非常に高度な技術を使わなくてはできるはずのないものだと思ってくれ。
で、古代ローマ人はどうやってこの技術を手に入れたの?
それが、詳しくは分かっていないんだ。
ただ言えるのは、ガラスの製法そのものが当時発明されたばかりだったということだ。
え、そうなの?
まあガラスという素材自体は、紀元前4000年頃から使われていたらしいんだが、
現代の私たちが知ってるような、熱したガラスが水飴のようになったものに、
息を吹き込んで膨らませ成形する方法というのは、まさしくこの頃にローマ帝国で開発された、最新の技術だったんだ。
つまり、ガラス自体が当時はハイテクだったというわけね。
そう、そんな生まれたばかりのガラスという製品に、現代をも凌ぐような高度な技術が用いられている。
これはまさしく大パーツと呼ぶにふさわしい代物なんだぜ。
う、うん、でも、結局のところこれって一体、どういう仕組みでこうなってるの?
軽く説明すると、ここに含まれる金や銀の粒子は、青や緑など波長の短い光を吸収し、
その結果赤い光だけが反射されて赤く見えるんだが、観察者の角度によっては光が遮られ、
翡翠のような美しい緑色になるというわけなんだ。
なるほどね。このような状態を作り出すためには、非常に細かいコロイド金粒子と銀粒子が、一定の比率で混ぜ込まれている必要があり、
そんなことは現代の技術でも非常に難しいとされているぜ。
でもさ、数多作られたガラス製品の中で偶然、そういうものができたって可能性はあるんじゃないの?
いや、しかしこれは製品自体が手の込んだものだし、精配として最初から貴重品のように扱われている。
だから何度も試作を繰り返して技術を確立した後に、計画的に製造されたものと考えるのが自然なんだ。
ってことはやっぱり大パーツってことなのね。
大体、この色が変わる仕組みにしたって、現代の透過型電子顕微鏡を使って調べたからわかったことであって、
それまでの光学顕微鏡では全くわからなかったんだぜ。
で、この精配は古代ローマ帝国が滅びた後もこの世に存在し続け、
フランス革命の時代、すなわち18世紀には教会の所有となっていたんだが、
19世紀にはロスチャイルド家がそれを手に入れ、さらに大英博物館に売却され、
以後、現代に至るまで大英博物館が所蔵しているんだ。
5.カスパーハウザーは王子ではなかった
次に紹介するのは、カスパーハウザーは王子ではなかっただ。
これは19世紀にドイツに現れた謎の孤児、カスパーハウザーという少年が、
実は王族だったのではないか、という疑惑に迫る物語だぜ。
カスパーハウザーは何となく聞いたことあるわ。内容は忘れたけど。
忘れたのかよ。カスパーハウザーというのは、1828年ドイツのニュルンベルクに現れた少年のことだ。
彼はどこからともなく現れ、身元不明だったため当局に保護されたんだが、
なんと言葉を話すこともできず、文化的な生活にほぼ触れたことのないような状態で、
大きな話題を読んだんだぜ。
まあそういうことが推測はできたわけだが、手がかりとしては彼の持っていた二通の手紙があった。
大体の内容としては、彼が薄暗い地下牢で育ち、誰かに囚われていた、のようなことが書かれていたらしい。
で、彼は読み書きはできなかったものの、自分の名前だけは書くことができて、
それがカスパーハウザーだったというわけだ。
それは不思議ね、一体何歳くらいだったの?
発見された当時、カスパーハウザーは16歳だったらしい。
彼はある法学者の下で養育され、それなりの文化的な生活を送るための素養を身に付けたが、
発見から5年後の1833年12月、身元不明の男に襲われ、その傷が原因で、あっけなく亡くなってしまったんだ。
そ、そんな、ひょっとしてカスパーハウザーの正体がバレたら困る人がいたのかしら。
そういう推測はまあ普通になりたつよな。
で、彼の発見当初から彼の正体についての噂で世の中が持ちきりになった。
結局、彼は何者だったの?
彼は詐欺師であると言われることもあったが、代表的な説は、彼がバーデン大公家の後継者であるというものだ。
バーデンって?
バーデン大公国は現在のドイツ南西部にあった国で、バーデン大公はそこの君主だぜ。
この話はカスパーハウザーが人間社会に慣れていき、彼に注目する大衆の前に姿を表すようになって持ち上がったものだな。
カスパーハウザーがバーデン大公に似ていると話題になったんだ。
ふむふむ。つまり血縁があるって言いたいのね。
当時のバーデン大公は、第二代のカール・ルート・ビヒ・フリードリヒという人物だった。
その長男が誕生後、すぐに亡くなっていたんだが、亡くなったとされるその長男が、この説では実は密かに軟禁されて生きており、
それがカスパーハウザーだと言うんだ。
どうしてそんなことに?
そのままカスパーハウザーがカールの子として無事成長すれば、当然、大公の位は彼が継ぐことになるんだが、
彼はカールの最初の妻の子であり、一方で二番目の妻もいたんだ。
二番目の妻は自分の息子に大公の位を継がせたいので、カスパーを軟禁し社会的に抹殺した、ということだな。
そ、そんな無茶苦茶な。
このバーデン大公の後継者説というのは、長らく有力な説として信じられてきたんだが、
ただ、それを確かめることはどうしてもできなかった。
どうして?
バーデン大公家が記録の閲覧などを拒み続けているからだ。
まあ、一族の不祥事が暴かれるとなればそりゃ慎重になるわよね。
もし本当に全く関係がないとしても、それはそれで協力したくないだろうしな。
で、21世紀になってついにDNA分析という観点から、彼の正体に迫る研究結果が公表されたんだぜ。
ドキドキ。
おさらいしておくと、カスパーハウザーはナイフで刺されて命を奪われた。
何者かに襲われたのよね。
で、その時に彼が身に着けていた下着に血痕が付着しており、さらに髪の毛なども残されていた。
衣服については博物館に保管されていたようだぜ。
待ってよ、それだけのものがあるのに、これまでDNA分析はされていなかったの?
いや、行われたんだが、その時にはめぼしい結果は得られなかったんだ。まだまだ技術が未熟だったからな。
そして今回最新の手法を使って調べ、現在存命中のバーデン家の人物のDNAと比較したところ、
ごくり。
カスパーハウザーの遺伝子は、バーデン家のものとは異なっていた。
つまり、バーデン対抗家と血縁関係がないことが証明されたんだぜ。
それじゃあカスパーハウザーの謎も、これで一つ解明されたってことになるのね。
ああ、長年の間、王族の子だとか、陰謀の被害者だとかいろんな説が飛び交っていたが、
DNA鑑定のおかげでバーデン家との関係が否定された。
だとしたら彼の正体って一体?
ひとまず今回の調査では、彼が西ヨーロッパのどこかの出身であるということしかわからなかったぜ。
そんなわけでカスパーハウザーの出自については、今後の調査に期待ということだな。
ラストに紹介するのは、スマホ読書は読解力を低下させるだ。
これはスマホが学習能力を下げる、という一般的な認識の真相に切り込む話だぜ。
そ、そんな、おっさんが若者にする説教みたいな、流石昭和生まれのマリサね。
誰が昭和生まれだ。
2022年、昭和大学医学部がこんな研究成果を発表している。
いやいやそんな、どっちで読んでも本は本でしょ。
明らかにスマホへのおっさん的偏見で物を言っているとしか思えないわ。
いや、これはちゃんとした研究なんだ。
それによるとスマホで読書をした場合、ため息が減るとともに脳が化活動を起こし、
読解力を測るテストにおいて成績が低下することがわかったんだぜ。
で、研究主任の本間氏によると、この研究を始めるきっかけになったのは、
研究室で隣の席にいたある女性だそうだ。
ちょ、なんかドラマの始まりそうな予感が。
その女性があまりに頻繁にため息をつくので、気になって先行研究を調べてみたんだ。
するとため息というのは、他者にはマイナスの印象を与えるものの、
当人の認知機能を上げる働きがあることがわかった。
ちょちょちょ、待ってよ。
え?
まずその女性の悩みを聞いてあげるのが先でしょうが、
のんきに先行研究調べてんじゃないわよ。
そ、それはまあ、今回の趣旨とは関係ないからな。
ともかく、ため息には認知機能を高める効果がある。
これを踏まえて今回の実験の詳細に関して見ていこう。
まず34名の大学生に協力してもらい、スマホと紙それぞれで読書をしてもらう。
題材となったのは村上春樹の小説の抜粋だ。
呼吸パターンや脳の活動をモニターしながら読書をしてもらった後、
小説の内容に関して10の質問で読解力テストを行ったんだ。
今何問目?
クイズ番組あるあるやめろ。
で、その結果、紙媒体で読書した時の方がより多くのため息が出ていたことがわかった。
ふむふむ。
そして紙媒体の時の方が脳の活動は少なかった。
逆に言えばスマホで読書した時にはため息が減り、脳の活動は増えていたということだ。
これってどう捉えるべきなの?
活動とは、認知に負荷がかかっている状態を示すものだ。
これらを総合すると、スマホで読書する際には認知負荷が強すぎてため息が防がれてしまい、
それが脳の活動を誘発した、ということになる。
つまり、よろしくない状態ということよね。
そう、それが読解力の低下につながっているというのがこの主張だぜ。
反対に紙の本で適度な認知の負荷をかけられれば人はため息をつき、
脳の機能を回復させることができるとのことだ。
でもさ、スマホで読書した時に脳の過活動が起こるのはそもそもどうしてなの?
ゲームしながら読書する、とかなら脳に負担がかかるのはわかるけど、そういうわけでもないんでしょ?
どうやらこれはスマホの画面の明かりが原因らしい。
ブルーライト横浜ね。
これが脳の覚醒状態を高めてしまい、認知負荷につながっていたんだ。
そういうわけで今回の実験の結論としては、
スマホでの読書は紙での読書に比べため息を抑制し、認知機能を下げる、ということになったようだな。
ぐぬぬ。
電子出版業界を敵に回すと恐ろしいことになるわよ。
どういう脅迫だよ。
まあ、この実験主任の本橋は、
スマホでの読書でも、意識的に深呼吸をすることで認知機能の低下を防ぐことができる。
とコメントしているぜ。
わざとため息つけってことね。
まあ、周りに人がいるとちょっと躊躇してしまうけどな。
わかったわ、そもそも本橋の隣に座った女性もスマホで読書していて、
認知機能の低下を防ぐために、わざとため息をついていたのよ。
まあ深刻な悩みじゃなかったらいいな。
そんなこんなで今回は、解明された世界の謎6000について解説してきたぜ。
技術の進展と研究者たちの絶え間ぬ努力で日々、様々な謎が明らかになってるのね。
私たちの時給も最低賃金だと思ってるけど、実は1800円だったことが発覚したり、
それだけは未来永劫ないな。
というわけで、今日の動画はここまで。
動画が面白かったら、高評価とチャンネル登録よろしくお願いします。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
