意見の対立を解決する名ファシリテーターの驚きのテクニックとは?"なすなかにし"と学ぶ教育エンタメ番組「学びのエンタメ!手のひら塾」シーズン1~ファシリテーション編~ #5

こっちの方が絶対面白いですよみたいな後輩との対立って結構あります。
討論番組とかイメージすると全然違う意見でバチバチやってる。
あれも見てても答えは出ないですよね。
じゃあこっちの意見が正解ですでは終わらへんから。
対立があった方がむしろファシリテーションというのは必要性が高いと思いますね。
学びのエンタメ手の平塾。
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
この番組はお笑い、スポーツ、漫画、音楽、エンターテイメントなど身近な話題を入り口として
仕事に役立つ考え方を学んでいこうという教育エンターテイメント番組です。
講師はグロービス経済学院の金子博明さん。
そして生徒は那須仲西のお二人です。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
改めましてシーズン1のテーマは人気番組の司会者に学ぶファシリテーションということでお届けしています。
前回はファシリテーションをうまく進めるための重要技、さばき。
さばき。
これの4つの基本動作について学んだわけなんですが。
難しかったよ。
難しかったですか?
ここまでもうすでに4回金子さんの解説をお二方に聞いていただいてきましたが、
どうですか?もうファシリテーションのプロになられましたか?
もう正直なってきてるでしょうね。
マジで?
もう早速マネージャーさんに電話して司会の仕事取ってきてください。
ないですって言われる。
自信満々。
すごいです。金子さん、そこまでお二人は就職されたと。
いってるんじゃないかと思います。
来年春から那須仲さんの冠番組決定。
忙しくなりますね。
じゃあね、金子さん気持ちこもってない?
こもってないの?
うちらまだ勉強足らない。
適当にさばくのはやめてください。
お願いします。
でもまだもうちょっと知りたいことがあるってことですかね?
知りたいです。まだちょっと分からないことだらけなんで。
あ、そうですか。
じゃあ行きますか?
行きますよ。
今回からは上級編ということで応用ポイントをご紹介します。
それでは本日のポイントをまず金子さんからお願いします。
ここで先に答えを言っちゃいそうなんで。
毎回結構言ってるんですか?
ここは答えを言う場所ではないから。
今回は対立の原因を探りましょう。
対立の原因?
対立ってことが当然会議とかだと起こることがあるんですよね。
違う意見出し合ったりする。
お笑いのMCとかだとそういう対立ってそんなに起こらないと思うんですけど。
討論番組とかイメージすると全然違う意見でバチバチあったりする。
誰も見ててもこのような場合の司会は容赦ないなとかめっちゃ思います。
なのでこの応用編が上がるとそういう司会も可能になるかもしれないと。
やばいちょっと本当ごめんなさいね。先に言っちゃうけど。
なんで一人で行こうと思って。
少し上級編応用編ということで今回からこんな事態が現場で起きたらどう対処するかっていうことを具体的に対処法を考えていくっていうことなんですが。
ちなみに那須中二人ですがバラエティ番組のスタジオだったりロケ現場で遭遇したこれどうしようっていう経験なんかどういうものがあります?
もう明らかにお店屋さんとか行くじゃないですか。居酒屋さんとかロケで行ってからもう中で酔っ払いの人がすごいでかい声で喋ってる。
そこに突撃してくださいみたいな。
いやいやちょっと今無理じゃないですかみたいな。この辺とかがあります。
これをどう収集したんですかその事態。
最終的には毎回嫌われたくないんで行かせていただきますみたいな。
スタッフさんにはね。
スタッフさんには嫌われたくない。
こういった意見の対立を断らないという方法で乗り越えるパターンもありますが。
金子さんこういった時に意見が対立したり、例えばビジネスの現場でも相手の方の機嫌を損ねちゃうかもなんていうことね。
あると思うんですけどどう対応すればいいのかというところいかがでしょうか。
確かに現実的な場面だと一方的に飲み込んでしまうということもあると思いますね。
そういうのがうまくいくケースもあると思いますがあくまでもファシリテーションというシーンにおいて。
ファシリテーターの役割としてはどっちかの意見を飲み込んじゃうってことはあまり良くないです。
この人怖かったからな、この怖い人の言ってることはとりあえず聞いとこうみたいなのはファシリテーターの態度ではないと思います。
はいではここで。
クリックタイムです。
今急いで竹内さん落ちたよ。
ということは金子さん答え言い返してください。
そろそろ引き出す。
さあこちらのクイズタイム。
今回は参加者の意見が対立した際にまずやるべきことは何でしょうか。
これめっちゃ知っときたい。
①両者と飲みに行く。②後日にリスケ。③意見の相違点の洗い出し。
さあどれでしょうかお考えください。
意見がもう対立しちゃってるからな。
後日にリスケだと?
それだって進んでないもんな。
今回はちょっと揉めて収拾つかないようになったから一回ちょっと冷静になりましょうという意味でリスケ。
というのもあるのか。
③の方がちゃんとしてるようになった。
意見の相違点の洗い出し。
明らかに答えがしっかりしとる。
飲みに行くかリスケやろ。
相違点の洗い出しやろ。
あれで、あの答えで分かりやすすぎてスタッフさんの会議の対立は生まれない。
何やこれ。
さあでは結論出ましたか?
勉強したからもう。
さあでは参りましょう。答えどうぞ。
はい、せーの。
これでしょもう。
意見の相違点の洗い出し。どうですかカネコさん。
はい、正解は③です。
やっぱり。
でもちょっと飲みに行くっていうのもこの相違点の洗い出しかもわからん。
あーなるほど。
まあ一回お互いの意見を聞いてみたいな。
コミュニケーションとってあそこっていうのもあるけどな。
ただ飲まなくても会議の場でそれをやれた方がいいってことですね。
今その場で決めたいですもんね。
ああそうか。
さあでは意見の相違点の洗い出し、詳しく教えてくださいカネコさん。
まずファシリテーションの場面においては、
その場のちゃんと時間内にゴールに導かなきゃいけないというのがあるので、
先ほどのリスケというのは確かにあるかもしれないけども、
当然選択肢から外れてきます。
飲みに行くのも組み合わせであるかもしれないけども、
でもその前にちゃんと会議の中でしっかりとお互いの意見というのを洗い出す必要があります。
まず意見の相違点の洗い出しというのはどういうことかというと、
意見がなんで違うのかなっていうのをちゃんと確認することです。
違うということはまずありますよね。
違うんだと。
その違いというのはどこから生まれているのかっていう、
今度は1番で情報がそもそも違うのか。
持っている情報が違うのか。
例えば番組制作側はさっきの酔っ払いがどれだけ酔っ払っているかが見えていないかもしれない。
あるいは自分がお酒を飲まないので酒に酔った酔っ払いがどれだけ適当なのかが分かっていないのかもしれない。
情報がそもそも違う場合もあれば捉え方が違うかもしれません。
例えば酔っ払いに絡んだら面白いな、面白いことが起きるかなって
制作側は思っているかもしれない。
でも中西さん側からすると謎の絡み方をされたら嫌だなって思うかもしれない。
同じ情報を見ていても捉え方が違うということですね。
それに対して3番目が同じ情報を同じ捉え方としても
そこからの対応が違うかもしれない。
じゃあこれは美味しいから取りましょうっていうのと
これは逆に後から捉えた酔っ払いがそんなの移すなって言われるかもしれないから
やめとこうかとかですね。
その1,2,3少なくてもこういうふうに分けて
相違点を洗い出すということが
走りテータとしては非常に重要になります。
それぞれの認識の違いというか、そういうとこなんですね。
那須中のお二人すごく仲がいいというイメージあるんですけれども
喧嘩したりすることってありますか?
喧嘩はもうほとんどないですよね。
そうなんですね。
基本的にやっぱり意見は一緒なんですけれども。
意見一緒。
ちょっと違うとこもあります。
対立を乗り越えるみたいな。
そうですね。違うとこもありますよ。
対立してる?
彼はね、グラビアアイドルさんとかの前だけ寝てない自慢するので
恥ずかしいなお前それ。
それはちょっとね、いまいまにね。
それカッコ悪くないかって。
彼はカッコいいと思ってるんで、僕はカッコ悪いと思ってるんで
ここもそう言ってる。
もういまたに上手い。
超えられない。
結論無理やな。
カッコいい。
寝てないことはカッコいい。
対立のままです。
ちなみにお二人はグラビアアイドルさんの前でカッコつけるという点以外は仲がいい?
そんな具体的に言わなくていいの?
恥ずかしいから。
お二人は仲がいいというとこ。
事務所の小築の先輩だったり後輩だったりが喧嘩してるとこに遭遇しちゃったりとか
コンビ同士で。
そういうときとかは?
なんかでも劇場とかのライブで先輩が
俺もうちょっとこうやった方がいいと思うねんけど
いやこっちの方が絶対面白いですよみたいな後輩との対立って結構あります。
それは走り手?
でもそのまま何も終わらないんですよ。
不穏な空気で終わっちゃうんですよ。
終わっちゃう?なるほど。
だから洗い出ししたときにゴールはなんなんやろうと思って。
どうなったらずっと不穏な空気のままで終わっちゃう。
確かにね。
金子さんこれはどうなんでしょう?
これは目的次第ですね。
ファシリテーションというのはあくまでも対立意見の中で
対立したままじゃなくて最終的に何か決めなきゃいけないと。
決めなきゃいけないので対立を明らかにして
じゃあ結局対立点はどこかというのを示して
ゴールに持っていかなきゃいけないわけですね。
なのでゴールに持っていく人がない場合は
わざわざそこを合わせる人がないというかですね
明らかにする必要すらないかもしれません。
そうなんだいいんだそこ別に。
別にもう答えを出さなくても
こっちが正解というのを出さなくてもいいんですか?
例えばですけどもマンションのゴミなしの曜日とかですね。
できれば月水金がいい。
いや川目堂の土曜日入れてほしいとかですね。
そういう場合ってどっちかの意見が対立するじゃないですか。
そしたらどっちか決めなきゃいけない。
そういう場合になんで月水金なんですか?
なんで川目堂なんですか?とかですね。
そういうふうにちゃんとそういう意見を洗い出して
じゃあみんなどうですか?
メリット・デメリットどう考えますか?
というのでゴールに導かなきゃいけないわけですね。
利害関係が一致しないそういうテーマに対して
ファシリテーションというのはものすごく効力を発揮するんですが
単にこっちが面白い、あっちが面白いというのは
放っておいてもいいという話ですね。
放っておいていいのか。
よくなかった。
それは決めなきゃいけないかもしれませんけど
そういう場合は審査員にやってもらえば。
別に結論なくなくてもいいという場合もあるということですか?
もちろんです。
あとはやっぱりどうしても意見の添えがあると
ネガティブな面、ネガティブな感情だったり
についても話さなきゃいけないと思うんですけれども
そういうところはどう対処していけばいいんですかね?
おっしゃる通りでファシリテーターは中立なので
あくまでもそれがいい悪いじゃなくてですね
モテたいと思うのは良くないよとか言っちゃうとですね
いやいやそんなことない。仕事なんてそれがモチベーションなんだから。
そういうことでまたさらに平行線になっちゃって
モテたいからいい仕事できるんじゃないかって言われたらですね
もう言い返す言葉がないわけです。
じゃあもう俺ら話合わないね。
分かり合えないねって終わっちゃうんで
そうじゃなくてそれぞれの意見というのを中立的にまずは洗い出す。
そこで良い悪いという判断はしないということが大事になります。
なるほど。
確かにその討論番組とかあっても
答えは出ないんですよね。
じゃあこっちの意見が正解ですでは終わらへんから
両方の意見を聞いてこういう考え方もあるよっていうのを言ってるってことですか?
まずは洗い出すってことですね。
でも最後はゴールに持っていかなきゃいけないんで
やっぱり俺たち良い仕事をするためには
ちょっとモテは封印しようよと
封印しようよと。
いう風に多分どっかで例えばそういう場だったらですね
決めなきゃいけない時はあるでしょうね。
なるほど。そういうことなんだ。
なんか喧嘩になりそうやもんね。
対立ってその洗い出ししても
こっちはこうだこっちじゃないかみたいな。
相手がその本音を言ってくれた時の
ファシリテーターの方はどんな言葉をかければいいかっていうことでしょうね。
まずは受け止めるってことですね。
感謝の言葉を言うことも大事です。
今のは本音で言っていただいてありがとうございますとかですね。
本音かどうかわかんないですけど
本音だと思ったら本音だと私は感じました。
評価じゃなくて私は感じました。
みたいなことを伝えてそれに感謝して
ちゃんと発言を位置づけるってことが大事です。
そうすると他の人も本音を言いやすくなりますからね。
あまりそこで話からずれていれば切ってもいいんですけど
その目的に対して意味のあるちゃんと話であれば
あまり自分で判断をしないといいとか悪いとか
それはダメだとか言わないってことが大事になります。
なるほど。ファシリテーターは判断をしない。
これは大事ですね。
善悪とか良い悪いの判断は一旦挟まないとですね。
そういうことなんだ。
だからなつくんが僕も寝てない自慢しますけども
感謝してます。
それ感謝になってんの?
このタイミングで感謝を伝えられて。
対立っていうのは悪いことではないんですか?
それこそ不穏な空気になるじゃないですか。
空気が悪なるみたいなね。
悪いことではないです。
ファシリテーションの場面では何が意見の対立になっているのか
つまり立場や意見が違うのはどういうところが違うのか
というところを明らかにすることが非常に大事になります。
むしろ対立がある場合の方がファシリテーションというのは生きるんですね。
なので例えば政治討論なんかはそうです。
みんなが意見一緒だったらファシリテーション必要ないわけですね。
でもこっちの側の意見もあればあっちの側の意見もある
でもどこかで合意しないと先に進まないというときに
じゃあ何が違うのか、なぜ違うのか、どの程度違うのか
みたいなことをちゃんと明らかにしながら
ゴールに導いていくことが必要になるので
対立があった方がむしろファシリテーションというのは
必要性が高いということですね。
ということで今回上級編にふさわしいお話だったのではないかなと思います。
では本日のまとめお願いします。
参加者の意見が対立したら対立の原因を探ることで
うまく対処をしていきましょう。
参加者の感情に配慮しチームとして盛り上げていきましょう。
なるほど。
以上でございます。
次回は上級編のもう一本をお届けしますのでどうぞお楽しみに。