【ゆっくり解説】ドローン攻撃で大惨事になった空軍基地の石油貯蔵庫

ダークウエポンズ【ゆっくり解説】
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57 回視聴·2025/01/10
いくつかの情報源によれば1月8日、 ウクライナ軍はロシア領サラトフ州にあるエンゲリスにある 石油貯蔵庫を攻撃することに成功。
町中のどこからでも見える大きな火災が発生しているとのことだ。
この火災は丸一日経っても全く収まる様子を見せていないようで、 SNS上ではこの石油貯蔵庫がいつまでも大炎上している様子が公開されている。
この結果、最大の影響を受けるのは この石油貯蔵庫の近くに存在するエンゲリス空軍基地だ。
エンゲリス空軍基地には、 スポレフ95MSを中心とする大型の戦略爆撃機がいくつも配備されており、
ウクライナの都市部に対する爆撃を行うための重要な戦略拠点として利用されていた。
今回攻撃が成功した石油貯蔵庫は このエンゲリス空軍基地に燃料を届けるために使われていた施設であり、
この施設が破壊されたとなれば、 空軍基地の運用能力に重大な支障をきたすことになるだろう。
ほうほう。
なんか普通の石油貯蔵庫を攻撃したって話だけではなく、
ウクライナにとって重要なロシア軍の軍事施設を攻撃できたってことで、 かなり戦火は大きそうですねえ。
そうだな。
この石油貯蔵庫が使えなくなれば、
エンゲリス空軍基地には鉄道車両を使って 外から燃料を運び込まなければいけなくなる。
爆撃機を破壊できたというわけではないので 壊滅的な打撃、という話でもないが、
スポレフ95MSなどはウクライナを遠距離から爆撃し続ける 凶悪な兵器として存在していたことから、
この兵器の運用能力に支障が出るというのは、
ウクライナにとっては好ましいことであることは間違いなさそうだぜ。
期待されるところとしては、
こんなウクライナから遠い戦略的拠点をウクライナ軍が攻撃できるということは、
今後、このエンゲリス空軍基地以外の空軍基地や軍事敵に 大変重要な石油貯蔵庫を攻撃できる可能性を示唆していると言えるぜ。
ロシア軍の防空能力が著しく衰退している今、 このようなドローン攻撃を継続的に行えるようであれば、
ウクライナに爆撃を仕掛ける戦略爆撃機への 燃料供給をストップさせることすらできるかもしれないぜ。
おおお、兵士不足やら脱走兵問題で 問題山積みとしか言いようがないウクライナ軍ですけど、
ドローンの技術躍進は相変わらず凄まじいっすね。
あとはやはり期待されるところとしては、
ウクライナ国産の弾道ミサイルかしら。
弾道ミサイルがあればより一層遠距離にある 戦略的に重要な拠点を高い命中率で攻撃できるでしょうから、
今年中の開発や生産ラインの構築にも 期待したいところではあるわね。
うむ。
ということで今回は、
ロシア軍、たった一夜で致命的損害、 戦略爆撃機基地の石油施設を破壊され、
もう爆撃機が使えない、と題し、
今回のエンゲリス空軍基地への石油貯蔵庫攻撃が、
これまでの石油貯蔵庫への攻撃とは少し異なり、
ロシア軍の航空戦力に直接的なダメージを与える 戦火になると言われていることについて、
掘り下げて解説していこうかと思うぜ。
今後もこのチャンネルでは、
軍事と兵器に関する最新情報や歴史的なテーマを取り扱います。
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それでは皆様、
ゆっくりしていってね。
さて、1月7日から8日にかけて ウクライナ軍によるドローン攻撃の成功が観測されたのがこちら。
サラトフ州のボルガ川流域にある大きな都市、エンゲリスだぜ。
このエンゲリスという街は歴史的にも軍事的な要素が高い街で、
最大のポイントはこちらにあるエンゲリス空軍基地だ。
この基地はロシアの核爆撃が可能な戦略爆撃機を要する 第37航空軍の軍事拠点であったことから、
世界的にも注目されるロシアの軍事基地の一つだったんだよな。
ロシアの有名な戦略爆撃機部隊の街であるエンゲリスの街中にはこんな感じで、
普通に防空システムが配備されていたりするなど まさに軍事の街って感じでもあったんだよな。
はい。
すごい光景っすねこれは、
歴史的にも軍事基地としての要素が多い場所だったと。
うむ。
そんなエンゲリス空軍基地は、 当然のように今回のウクライナとの戦争にも関わっていたぜ。
2024年12月時点でエンゲリス空軍基地には スポレフ95をはじめとする大量の爆撃機が集結していたんだが、
これはアメリカから供与されている短距離弾道ミサイルのエイタクムスや、
イギリスやフランスから供与されている巡航ミサイルストームシャドウの攻撃から逃れるためだ。
ウクライナの最前線からおよそ600kmもの距離があり、
かつ歴史的に戦略爆撃機の基地として開発が進んでいるこの街は、
ウクライナ軍のミサイル攻撃から逃れつつ、
かつウクライナに対する無差別爆撃を行う拠点としては、 現状最適な拠点であるわけだぜ。
もともとはこの空軍基地よりももっとウクライナの最前線に近いところで 戦闘機も爆撃機も運用してたのに、
エイタクムスやラストームシャドウによる ロシア領への攻撃許可がなかなか下りなかったこともあって、
ウクライナ軍は今ここに集まっている大量の戦略爆撃機を 攻撃する機会を失ってしまったのよね。
当然、エンゲリス空軍基地はすでにウクライナ軍が 何度も重要な攻撃目標として攻撃を試みていたぜ。
エンゲリス空軍基地には2022年12月時点で ウクライナ軍によるドローン攻撃が成功し、
大きな話題となったものの、
ドローンの爆発は大型爆撃機を全開させるような 致命的な打撃を与えることは極めて難しく、
こちらの当時の写真では、
スポレフ95を炎上させたものの すぐに消化された痕跡が映っている。
つまり、軽微な損傷ということで すぐに修理されてしまうレベルのものということだ。
また、この他にも巡活輸送庫や艦船等など、 エンゲリス空軍基地の施設への攻撃はあったものの、
いずれも大きな戦果を与えたというレベルには 至っていなかったんだよな。
いくら防空網を突破できて基地を攻撃できたとしても、
爆発力が足りないから決定的な打撃ではないのよねぇ。
だからこそ本当はミサイルが欲しいところですけど、
現状ウクライナ軍が今保有するストームシャドウやエイタクムスでは、
そもそも届く場所ではありませんと。
うむ。
ちなみに以前からこのチャンネルでも 散々ウクライナに欲しい兵器として取り上げている、
アメリカ産の巡航ミサイルJASM-ERであれば、
射程的にも十分に届くしロシア軍の防空網を 明らかに突破できる代物なので、
ウクライナへの無差別爆撃をやめさせるためにも 真っ先に欲しいミサイルであったりするぜ。
本当はこいつが欲しいわけですね。
うむ。
だが現状、このミサイルの供与の可能性については 2024年11月頃から話が止まっているので、
ウクライナ軍は他の手段でエンゲリス空軍基地に 打撃を与えるしかなかったわけだぜ。
そして今回、これまでのエンゲリス空軍基地への 攻撃の中で最も大きな成功が、観測されたというわけだな。
そのエンゲリス空軍基地への攻撃の成功というのが、 エンゲリスの石油貯蔵庫への攻撃だ。
SNS上ではこの石油貯蔵庫がいつまでも 炎上している様子が拡散されており、
エンゲリスと検索すれば、いくらでも 見つけることができるような状況になっているぜ。
エンゲリスに実際に住んでいるロシア人の投稿では、 街の半分が煙に覆われ、
大火災は街のどこからでも確認できる、 ような状態とのこと、
サラトフ州の州知事は、エンゲリスの街に 非常事態宣言を発令しているほどの被害になっているぜ。
石油貯蔵庫への攻撃というのも どの程度の爆発かによって被害程度がかなり変わりますけど、
一日中燃え盛っているというのと、 街のどこからでも確認できるという話を踏まえると、
石油タンクかしら? かなりの損害を与えることができたようね。
うむ。
石油貯蔵庫の具体的な場所はこちら。
衛星写真からも見てわかる通り、 かなりの数のタンクが確認できる施設になっているな。
重要なのはこの石油がどのように使われていたかだが、
それは先ほども述べた通り、
エンゲリス空軍基地における航空燃料として ほとんど使われていたことが、
明らかとなっているわけだぜ。
いいですねー。
これでウクライナに爆撃を行っているツポレフ95MSとか、
重要な大型戦略爆撃機の運用能力に 多少なりともダメージを与えることができたと。
うむ。
実はより重要なのは、今回爆発炎上が確認された石油貯蔵庫が、 特殊な燃料を保管していたことにある。
まず初めに、先ほどから紹介している このエンゲリス空軍基地にあった戦略爆撃機であるツポレフ95MSについては、
通常、かつ提出で普及している航空燃料を使用しているため、
もちろんここの燃料保管庫を破壊したとしても、 他の場所から燃料を輸送したり、
あるいはツポレフ95MS自体を別の空軍基地に移動させることで、 これまで通り運用すること自体は可能だろう。
ただ、実はもう一つの戦略爆撃機であるツポレフ160、 こっちは明確に今回の攻撃で使用頻度が落ちることだろう。
というのもこちらの爆撃機はツポレフ95MSが 使用している標準的な航空燃料とは異なり、
T8Vと名付けられた特殊な航空燃料を使用しているんだよな。
なんと、同じ戦略爆撃機でも、 使用している燃料が全然違うんですか。
うむ。ツポレフ160で使用されている燃料は その特殊性から生産数も少ないようで、
ソ連時代から生産が確認されている制御所の拠点は、 実はロシア国内に2か所しか確認されていない。
現状、ロシア国内の様子がいまいちわかっていないので 生産拠点の増減もよくわからないが、
大幅に生産拠点を増やしているなんてことはまずなさそうだ。
つまり、今回の燃料施設攻撃でロシア軍は ウクライナへの無差別爆撃の偏欲を担う、
ツポレフ160の運用能力を大きく削減させることに 成功したというわけだな。
いいですねー。ツポレフ160が運用できなくなるだけで、 ウクライナへに爆撃できる機体数が明らかに減ってくれるわけですと。
そういう意味で、今回の石油生成所への攻撃は、 これまで行われていたエンゲリス空軍基地へのドローン攻撃と比較して、
より戦術的戦果が大きい攻撃だったと評価されているわけだぜ。
今回使用されたドローンの種類と、 あとはドローン攻撃の規模数も気になるところね。
大規模なドローン攻撃だったのかしら。
ロシア軍の防空システムはちゃんと配備されていたのに ドローンの突破を許してしまったのか。
それとも防空システムが足りなすぎて、 そもそも守りきれるような状態じゃなかったのか。
あとはウクライナ国産の長距離ドローン、 巡航ミサイル化して性能も速度もアップしているようですし、
現段階でどれほど進化しているのかも知りたいところではあるわね。
残念ながら1月9日時点では、 この石油貯蔵庫への攻撃を行ったドローンの規模や種類に関する説明はない。
ただ、今回のような全線640kmもの距離にもある空軍基地で使用されている燃料保管庫を攻撃できたのは、
明らかにウクライナ軍のドローン攻撃技術が向上していることを証明していると言えるだろう。
これはウクライナ国内に対する被害を減少させる戦術的成功と言えるものであり、
他の空軍基地、燃料施設への攻撃も加速させたいところではあるぜ。
爆撃機自体の破壊が難しいのであれば、
爆撃機の運用に必要な航空燃料をボコボコにしてしまえばいいという発想ですね。
アメリカからJASSM-ERが供与されるか、
あるいはウクライナ国産の長距離弾道ミサイルが開発される時までは、
なんとかこのドローン戦術で正規をつないでおきたいと感じるところですねー。
うま。ここからは大きな動きも報道されている。
クルスク州の最前線についても触れていこうかと思うぜ。
さて、1月5日に始まったウクライナ軍の小規模な反撃作戦の展開によって注目が集まったクルスク州では、
1週間も経たないうちに流れが大きく変わり、
今度はロシア軍による反撃に対する反撃作戦が開始されたことが報告されているぜ。
最大のポイントはこちら。
北西方向からマラやドクニャの集落に進撃を進めている軍隊だ。
SNSでは、この方向にロシア軍の装甲車部隊が前進してウクライナ軍の防衛線を切り崩そうと、
激しく衝突している様子が公開されている。
現状、この攻撃に対してロシア軍による占領地の奪還が大きく成功したわけではないものの、
グレーゾーンは大きく広がった状態であり、
ウクライナ軍としてはなんとかこの進撃をとどめたいところではある印象だな。
なんと、この方向、1ヶ月前くらいは第810海軍歩兵旅団が主力として進撃していた方角なのに、
その第810海軍歩兵旅団が多大な損失を被って撤退したと言われてもなお、
さらなる戦力を投入する余力があるんですかロシア軍。
そうだな、こちらはロシア軍の進撃を押しとどめるウクライナの第47機械科旅団が公開した映像だが、
かなりの数の装甲車、そして北朝鮮兵とみられる歩兵部隊も進撃している様子が各地で確認されている。
投入された戦車と装甲車の数はなんと50両。
これはここ最近観測されたものの中では、最大規模の攻撃とすら言えるだろうな。
すさまじい規模っすねー。
ただ、その様子を第47機械科旅団のドローンが撮影できているということは、
ウクライナ軍のドローン防衛網は健在であることを示しているはず。
ロシア側もすさまじい損害を被ることになりそうねー。
そうだな。
この決死の攻撃でロシア軍は大損害を囲むることは確実だが、
その代償をもってウクライナから占領地を奪還することができるのか、
それともウクライナ軍が押し戻されてしまうのかどうかが今後の注目ポイントになるだろう。
すでにこの映像が公開された時点で、ロシア軍はこの反撃のために47人の兵士が戦死、
53人が負傷したという情報も出ており、損害の程度はかなり大きい。
映像でもかなりの数の装甲車がドローンによって撃破されている様子がわかることから、
兵力とドローンが尽きるまではロシア軍の前進を押し留められるところだろう。
この手の装甲車部隊による突撃は、これまで第810海軍歩兵旅団が何度も失敗してきた戦術だ。
なんとかこれまでの戦いと同様に、押し留めて欲しいと感じるところではあるぜ。
まあただ、兵力を悪戯に消耗するくらいだったらクルスクの占領地に固執する必要もないでしょうし、
兵力の温存を優先して戦いを進めるべきだとも感じるところではありますねー。
ということで、今回の解説は以上だぜ。
このチャンネルでは他にも兵器や軍事に関する動画を上げているので、
チャンネル登録して他の動画も是非見てくれだぜ。
これからも興味深い軍事に関する動画を上げていこうと思うので、
高評価、コメントもよろしくお願いします。
それでは皆様、ご視聴ありがとうございました。
