習近平の権力に異変!忠誠の掛け声が消えた!「一強時代」ついに終焉か #精鋭論壇

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五中全会コミュニケで異例の忠誠表現変更。習近平は軍権を喪失したのか?第21回党大会に向けた最高権力の布陣が浮上している。これらの問題の背景について、分析し解説する。
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動画の概要
AI生成本動画は、中国共産党の五中全会における公式声明の変化から、習近平国家主席の権力基盤の弱体化と党内部の権力闘争の現状を分析しています。特に、忠誠を誓う定型句の消失や軍関係者の出席率激減が、実権の段階的な移行を示唆していると論じています。
西映論壇へようこそ、司会の関さんです。
中国共産党、中共の五中全会が閉幕しました。
今回のコミュニケ、公式声明からは、
過去7年間の全体会議で毎回必ず盛り込まれて
きた定形句、2・4・4・2が消え去りました。
すなわち2つの確率、4つの意識、
4つの自信、2つの擁護という
習近平への忠誠を示すスローガンです。
開幕当日の人民日報にはまだ
書かれていたにもかかわらず、
3日後には一文丸ごと姿を消したのです。
また軍の中央委員の出席者は3中全会の42人、
4中全会の15人から、
今回はわずか5人にまで激減しました。
公式声明からは習近平に軍の全権を集中させる
軍事主席責任制の文言も消えています。
国営通信社の新華社は開幕当夜に41回も
闘争と叫んでいました。
しかしコミュニケに書かれたのは
反腐敗闘争の2カ所だけだったのです。
さらに拘束されたと噂されていた
古春華が中国中央テレビの映像に現れ、
少しアップで映し出されました。
趙少敏が政治局委員に補充されたものの、
中央軍事委員会は依然として2人だけです。
習近平はまだトップの座にいますが、
今も絶対的な核心なのでしょうか。
軍の銃はまだ彼の手の中にあるのでしょうか。
スタジオにはベテランジャーナリストの核君さ
ん、独立系映画プロデューサーの李軍さんです。
まずは核君さんに伺います。
五中全会の公式声明で最も
注目すべき変化は何でしょうか。
習近平は、帝王一尊、つまり権力を一人に
集中させる絶対的な地位を失いました。
第19回党大会以降、2019年10月に、
2つの用語が初めて公式声明に明記されてから、
7回連続で記載されてきました。
2022年10月には、2つの確立が加わり
以降、4年連続で使われてきたのです。
決まり文句となっていたのは、
2つの確立の決定的意義を深く悟り、
4つの意識を高め、4つの自信を固め、
2つの擁護を成し遂げる、という一文です。
1年前の4中全会では、
一時一句変わりませんでした。
しかし今回は、この一文が丸ごと消えたのです。
中共の政治用語において、
これは忠誠の誓いの言葉です。
二つの確立が確立するのは、習近平の
核心的地位と、習近平思想の指導的地位です。
二つの用語が守るのも、
この二つに他なりません。
誓いの言葉が唱えられなかったということは、
何を意味するのか。
今回の全体会議において、全党に対して、
習近平個人への忠誠表明をもはや
求めなくなったことを意味します。
10月26日の開幕当日、人民日報は、
習近平のペンネームで長文を発表し、
習近平氏に17回言及したほか、確率、
と、2つの用語を明確に盛り込みました。
習近平は、党中央の基本方針を示す存在です。
開幕当日には書いていたのに、
閉幕時に削られた、となれば、
会場内での起草グループや政治局の審査、
あるいはグループ討議の場で削除が
決まったとしか考えられません。
これを見て思い出すのが、
かつての2つの全ての運命です。
1977年2月、中共の主要メディアは、
当時のトップである華国鋒の権力基盤であった、
2つの全て、というスローガンを掲載しました。
しかし翌年の5月、光明日報が、
実践は真理を検証する唯一の基準である、
という論文を発表し、名指しこそしないものの、
2つのすべてを揺るがしたのです。
同年12月の会議でこの、
実践基準が高く評価されて以降、2つのすべては
維持すべき方針としての地位を失いました。
そして2年後、過酷法は
実権を明け渡したのです。
指導者は、まず言葉の上で地位を失い、
その後にポストからも退きます。
言葉の消失は、その前兆なのです。
今回の公式声明の冒頭には、過去になかった、
勇気をもって真理を堅持し、誤りを正す、
という一文が使われました。
削られたのが、二つの確率で、
書き込まれたのが、誤りを正すです。
これは40年以上前、2つのすべてが、
実践基準にとって変わられたのと
同じ道筋をたどっています。
習近平には、まだ革新の肩書が残っています。
しかし、革新であることと、絶対的な
一強体制であることは、もはや別物なのです。
かつて江沢民も革新でした。革新と
一強体制では確かに意味合いが違いますね。
リオンさん、全体会議の開幕当夜に出た新華社の
記事は、党争という言葉を41回も使い、
党内に弱腰や臆病な者がいると批判しました。
また雑誌求是も、いつでも船から
飛び降りる準備をしている、
と習近平が警告した講話を掲載しています。
ところが公式声明では、闘争という言葉は基本
的に反腐敗に関する2カ所しか残っていません。
全体会議の公式声明と、
メディアの論説記事とでは、役割が違います。
論説記事は気運を高め、
党内に圧力をかけるためのものです。
一方、公式声明は定型化された公式文書ですか
ら、普通はさっきだった書き方はしません。
今回のテーマは、党内管理の全面的な
厳格化を絶えず推進するというものです。
絶えず、という言葉が、この粛清は決して
止まらないことを既に示しています。
第20回党大会で選ばれた中央委員や
候補委員も、わずか数年のうちに中央委員や
候補委員が相次いで処分されています。
闘争はもはや、毎日稼働し続ける
政治マシーンと化しているのです。
こうした論文が全体会議の期間を
狙って大々的に発表されたのは、
中央委員に圧力をかけるためです。
尻底を拭こうとする者、逃げ隠れしようとする者、
闘争を続ける気がない者は、
次の粛清対象になりかねません。
進化者のこの記事がこわだかに闘争と叫ぶとき、
その闘争の相手とは一体誰なのでしょうか。
外部で闘争が語られるとき、往々にしてある
誤った前提が見過ごされています。
闘争が続いているように見える以上、
習近平は依然として大権を握っているはずだ、
という前提です。
実際には、この一連の動きを経て中共内部は、
すでにバラバラになっています。
習近平に権力はありません。
しかし、その状況を隠すために、
粛清や闘争を演出しているのです。
共産党が今も高圧的で強大な権力を持ってい
るかのように見せかけているにすぎません。
闘争の対象は党内であり、権力闘争の必要上、
船から飛び降りることを許さないわけですね。
新華社や任中平は党中央弁公庁を代表していま
すが、政治局の場になれば一字一句チェックして
議論し、最後に挙手で採択されます。
政治局を通る者は必ず妥協の産物になりますが、
メディアの記事は突撃ラップを
吹いているにすぎません。
闘争は今後ますます激しくなるでしょう。
もし今周囲が全て習近平の息のかかった
人間ばかりで思い通りに動かせるなら
闘争など必要ないはずですからね。
そして今回の会議で最も重要なのは軍です。
44人いる軍の中央委員のうち3中全会には
42人が出席し4中全会は15人。
そして今回はわずか5人となり
出席率はたったの11%です。
公式声明では軍委主席責任制への
研究がなくなり、習近平強軍思想も消えました。
中央軍事委員会も依然として
張小明と習近平の2人だけです。
各軍さんはどう見ますか。
彼はもはや軍を抑え
込めなくなっているように思いますが。
私の判断では、
習近平はすでに軍権を失っています。
軍の中央委員の出席は、3中全会が42人で、
出席率95%、4中全会が15人で34%、
今回は5人で11%です。
中央軍事委員会主席でありながら、配下の
軍中央委員が10人に1人しか出席しない。
これでどうして大権を
握っていると言えるでしょうか。
さらに公式声明を見ると、軍委主席責任制の
貫徹も言及されなくなりました。
軍委主席責任制は、2017年の
第19回党大会で党規約に書き込まれたもので、
軍の最高指導権と指揮権を軍委主席ただ
一人に集中させるという意味です。
これが、習近平が軍という、
銃を握る法的な根拠でした。
それが今回の公式声明では触れられていません。
私はこの状態を抜け殻の主席と呼んでいます。
名前はまだあり、
軍委主席のポストも残っています。
しかし、その下に人はおらず、
文書も彼にお墨付きを与えなくなったのです。
現役の上将は、張小明や唐軍など、
6人しか残っていません。
そのうち作戦系統の上将3人は、
全員が空軍出身です。
空軍は国民党の軍内における基盤です。
また、今回政治局入りした張小明は、
軍委副主席に昇格する前、
長らく軍規律検査委員会書記を務め、
張永強に協力して習近平の直系の
将官たちを一人ずつ粛清してきました。
すでに習近平の側近勢力は一掃され、
張永強も退場しました。
今、表舞台に立っているのは、
各派閥がいずれも受け入れられる人物なのです。
では、なぜ中央軍事委員会のメンバーを
補充しないのか。私は補充しないのではなく、
公表できないのだと考えています。
軍委がたった2人だけで、
軍が機能するはずがありません。
内部では間違いなく手配がついているものの、
公表に踏み切れないのです。
公表すれば、習近平が軍権を明け渡したも
当然となり、激震が走るからです。今後の
再編については3つのポイントを見ています。
第1に、軍委副主席と委員は必ず
第21回党大会の前に補充されること。
第2に、空軍系統の召喚が
引き続き要職を占めること。
第3に、軍委主席責任制が今後の軍の
文書に引き続き登場するかどうかが、
最重要の観察指標になるということです。
名目上はそのままでも、
実権はすでに他社の手に移っています。
5中全会に先立つ北対が会議の期間中、双方は
5つの妥協条件を話し合ったとされています。
1つ、習近平が原則として続投しないこと。
2つ、集団責任性を復活させること。
3つ、調査強度有進率の事案は規定の方針通りに
進め、連座や追及を拡大しないこと。
4つ、習近平は原則続投しない
代わりに追及もされないこと。
そして5つ、副国級以上の高官に対する反腐
敗調査は政治局の集団討議にかけることです。
今回の五中全会の公式声明と人事はこの
説とかなり合致していますよね。
今回の五中全会は、
まさに北大河の五箇条を実行に移す会議でした。
私はこれを段階的な引き渡しと呼んでいます。
合意の一部は一括で決裁されるのではなく、
今回の5中全会はその第一期分なのです。
最も顕著なのが、
第2条の集団責任制の復活です。
公式声明には、民主集中制が5回登場しま
したが、4中全会では一度もありませんでした。
党内民主を十分に発用する、党内民主の質を
高める、もそれぞれ1回ずつ入っています。
さらに、非常に珍しい一文もありました。
指導部の意思決定・議事規則を厳格に執行し、
トップの職務遂行と権力行使を規範化する、
というものです。
中央におけるトップとは、総書記のことです。
厳しい党統治に関する
文書にこの一文を入れたのは、
最高指導者に枠をはめたのに等しく、そこに、
2つの確率、2つの用語の削除が加わることで、
一強体制は文書の上から解体されました。
第3条は、超有強等流信率の
事案を拡大しないことです。
2人は今回の全体会議で党籍剥奪が確認され、
規定の方針通りに処理が進められました。
張雄強の元部下は今回、
中央委員に繰り上げ補充されませんでしたし、
行方不明の人物もいますが、公式な立件はなく、
新たな名指し処分もありません。
すでに起きてしまった事件を、中共は党を
守るために飲み込み、ここで幕引きとして
連座も拡大もしないことにしたのです。
第4条は、習近平を追及しないことです。
公式声明には、習近平同志を核心とする党中央、
という表現が3回残され、
習は通常通り活動報告を行い、
決定に関する説明も行いました。
彼個人に対する公の批判は一文字もありません。
第5条は、交換の反腐敗調査を
政治局に委ねることです。
公式声明には、反腐敗業務に対する
党中央の集中統一指導を強化する、
と書かれており、党中央とは特定の
個人ではないことを十分に示しています。
これまで反腐敗は、習近平が手にする
最も鋭利な派であり、言うことを
聞かない者を誰であれ調査できました。
しかし、この条項によってその派が
集団の手に回収されたのです。
一方、第一条の続投しないは、
まだ見えてきません。
国対側の合意によれば、後継者は
習近平本人と意思決定機構が共同で指名し、
五中全会の討議にかけることになっていました。
しかし公式声明には、
後継者の兆候が一切なく、古春華も
中央軍事委員会や政治局に入っていません。
最も敏感なこの条項が公表されなかったのは、
内部で議論したものの書かなかったのか、
あるいはまだ駆け引きが
続いているのかもしれません。
ただ、公式声明は第21回党大会を2027
年下半期に開催すると発表すると同時に、
習近平の党建設思想を打ち出しました。
この2つを合わせて考えると、第1条、つまり
習近平が第21回党大会で退任し、彼に理論上の
称号を残すという方向を指し示しています。
この5か条のうち、
4つはすでに公式声明と人事の中に現れており、
残り1つはまだテーブルの下にあります。
なぜ段階的にするのかといえば、
今や誰も相手を信用していないからです。
一度に全て手放せば、
習近平は清算されるのを恐れます。
逆に一括で奪い返そうとすれば、相手側も
彼が追い詰められて暴発するのを恐れます。
互いに首根っこを抑え合いながら、一回ずつ
引き渡し、一回ずつ見極めるしかないのです。
五中全会で引き渡されたのは、
忠誠の文言、軍権に関する表現、
そして反腐敗という派でした。
次の段階では、第21回党大会の前に
中央軍事委員会がどう補充され、
後継者がどう擁立されるかが焦点になります。
確かに今回の公式声明で習近平の
党建設思想というのは新しい表現ですね。
ただ奇妙なのは民主集中制や党内民主、
トップの職務遂行と権力行使の規範化が
何度も強調されていることです。
習近平が第21回党大会で本当に続投する
可能性はあるのでしょうか。あるいは、
いっそもこと習近平を党主席に祭り上げるという
見方もありますが、どう思われますか。
その可能性はあると思います。
いわば、巨君、つまり実権のない
象徴的な君主に据える構想です。
今回の全体会議のテーマは、党の建設でしたが、
公式声明で、2つの確立を削除する一方、
同じ文書の中で、習近平の党建設思想、
という新しい理論上の称号を送っています。
片方の手で取り上げ、
もう片方の手で差し出す形です。
取り上げたのは、彼個人への忠誠であり、
差し出したのは理論上の地位です。これはまさに
名誉指導者にうってつけのものです。
名目はあり、権力は握らないが、
地位はあるという状態です。
第21回党大会で、党主席ポストが
復活するのではないかという説は、
以前から外部にありました。
中共の歴史上、党主席に就いたのは毛沢東、
胡耀邦、赵紫阳の3人です。
1982年の第12回党大会で、
党主席のポストは廃止され、
党の最高職を総書記とする体制に
改められました。鄧小平が第二の毛沢東の出現を
防ごうとしたからです。もし第二十一回党大会で
党主席を復活させて習近平を就かせるなら、
党規約の改正が必要になります。
私は、それは名誉職としての党主席であり、
実権は総書記や政治局常務委員、
中央軍事委員会が握るものになると見ています。
そう考えれば、公式声明にある
民主集中制やトップの職務遂行権限行使を
立することともぴったりと符合します。
40年以上も存在しなかった党主席が
突然復活して党主席になるなどすんなり
通るものでしょうか。
通るかどうかは分かりませんが、
その地ならしの痕跡は見えます。
彼らは今、対面を保ち、党を分裂させず、
党を守る形で習近平を退かせようとしています。
しかし、本人は権力を手放したがりません。
かつて胡錦濤は、まず首相を辞任し、その後、
政治局の会議を経て実権を明け渡しました。
外部がそれを知ったのは、二百六日も
経ってからのことで、ここでようやく
党主席と軍委主席を辞任しましたが、
それでも中央副主席の肩書きは残されました。
この、過酷法モデルの要点は、先に実験を明け
渡し、名目上の肩書きは後から手放す代わりに、
生産はされないという点にあります。
今回の五中全会が踏み出したのは、
まさにその第一歩です。
軍権に関する表現を先に外し、忠誠という実質も
外す一方で、革新という名目は残しています。
しかし、習近平は過酷法ではありません。
胡錦濤は在任期間が短く、権力を手放す
際に抵抗する力がありませんでした。
対して習近平は14年間も権力の座にあり、
軍も政敵も粛清してきたため、
恨みを買いすぎています。
彼が退任にあたって最も恐れているのは、
権力を失うことではなく、報復されることです。
ですから、この、極運という
枠組みがうまくいくかどうかは、
制度をどう設計するかではなく、退任後、
本当に誰にも責任を問われない、と習近平自身が
信じられるかどうかにかかっています。
郭文さんは以前から習近平の権力は
第20回党大会の頃と比べてかなり
弱体化しており、彼が持つ最大の切り札は
共倒れに持ち込むことだと指摘されていました。
今回の五中全会を経た今もそうお考えですか?
ええ、習近平の最大の切り札こそ、共倒れです。
なぜ中共は彼を直接引きずり下ろせないのか、
引きずり下ろすとなれば、彼のどこが
間違っていたのかを示さなければなりません。
彼の過ちを認めるとなれば、
この14年間が間違いであり、経済の悪化も、
軍の粛清も、憲法改正による任期制限の撤廃も
間違っていたと言わなければなりません。
ところが、それらの誤りはすべて政治局や
中央委員会、そして全党が賛成して、
承認したものなのです。
習近平を否定することは、この14年間の
中国共産党を否定することになり、国民から、
この党にまだ政権を担う資格があるのか、
と問われることになります。
ですから、党を守るためには
隠蔽するしかないのです。
かつて鄧小平は、
文化大革命で重大な過ちを犯した毛沢東を、
功績が過ちを上回る、と評価しました。
なぜか。
鄧小平は、毛沢東を否定することは、
中国共産党を否定することになる、
とはっきり述べています。
今日、中共が習近平を前に
直面しているのも同じジレンマです。
私はこれを、人質のジレンマと呼んでいます。
党そのものが、習近平の視中にある
人質になっているのです。
習近平の論理はこうです。
私を清算しようとするなら、
この14年間の不始末をすべてさらけ出し、
党内の分裂を一気に公にしてやる。
そうなれば全員おしまいだと、彼はこれまで
一度ならずこの手を使ってきました。
かつて党内で、習近平が退き
李克強がトップにつくことが
求められたと言われましたが、その結果、
首相退任から半年余りの李克強が休止しました。
また、四中全会で習が権力譲渡に同意したと言
われた直後、趙有強らが襲撃を受けました。
その度に相手側はテーブルをひっくり
返すことができませんでした。ひっくり返せば、
党そのものが転覆してしまうからです。
今回の五中全会の公式声明では、
忠誠の言葉も軍権の表現も削られましたが、
習近平同士を核心とする党中央は残され、批判も
追及もされず、通常通り報告も行いました。
これは相手側が党を守るために習近平へ
支払った身代金です。習近平が
求めているのは権力そのものではありません。
権力を維持できないことは彼自身もわかって
おり、彼が求めているのは3つです。
本人の安全、一族の安全、そして中核的な
側近・腹心が清算されないことです。
名目が残っている限り、
彼は核心であり続けます。核心である限り、
誰かが彼の家族や側近に手を出そうとすれば、
必ず核心という関門を通らなければなりません。
ですから今の中共は、習近平を引きずり
下ろすかどうかを選んでいるのではなく、
どれだけの名目を渡して、どれだけ実権を取り
戻すかを選んでいるのです。この取引は、
習近平が共倒れを盾に勝ち取ったものです。
海外では胡春華が逮捕されたという噂が
盛んに流れていましたが、中国中央テレビの
全体会議の映像には胡春華が姿を見せ、
しかもアップで映されました。
一方で張永強の元部下は繰上げ補充されず、
会議にいない人物もいました。
双方とも痛手を負い、誰も得をしていないように
見えます。リウンさん、
こうした構図は何を物語っているのでしょうか。
これは、均衡ですね。
今回の人事配置から受ける印象は、特定の派閥が
明らかに勢力を伸ばしたというより、多くの
重要な問題が宙に浮いたままだということです。
古春華はひとまず難関を乗り切った形ですが、
李強の後継者としての地位も確定していません。
張又卿の元部下も、
全面的に公然と清算されたわけではないものの、
依然として行方不明の人物がいます。
かといって、習近平側の人間が
補充されたわけでもありません。
どの派閥も勝っていないように見えます。
将来の権力構図を本当に
決定づける数枚のカードは、
第21回党大会の前まで見守る必要があります。
北京が抱える最大の問題は信用です。
張又卿の事件は党内のルールを打ち破りました。
本来政治局委員に手をつけるには政治局の
討議と承認を経なければならず、
軍の高級将官を摘発処分するにも正規の
手続きを通さなければなりません。
今やその手続きが破壊され、
事実上相互不信に陥っています。
五中全会から第21回党大会までの間に、
習近平がまた何か仕掛けてくる
可能性はないでしょうか。
角本さんはどう見ますか。
張又卿は政治局委員であり、
中央軍事委員会第一副主席でした。
習近平のために軍の粛清をやり遂げたばかりの
人物が、あっという間に失脚させられたのです。
あの日から、中共上層部にあった不文律の掟は、
崩壊しました。だからこそ、
国対の5つの妥協条件を五中全会で、
一つ一つ実行に移す必要があったのです。
口約束など、もはや誰も信じていないからです。
彼らは京西酒店に缶詰になって、
何日も外出できない状態でグループ討議を行い、
それが終わってから、
人民大会堂へ移動して投票するのが通例です。
そこで何を議論し、何を語り、
何を決めたのか、外部には分かりません
し、公表されることもありません。
なぜこの恐怖の均衡がこれほど危険なのか、
次に襲撃されるのは誰でしょうか。
軍の人間かもしれませんし、長老かもしれません
し、習近平自身の側近かもしれません。
上層部の核派閥は今、いつ命を落としても
おかしくない状態に置かれているのです。
相手側が設計したこの均衡の出発点は、
党を守ることにあります。
しかし、まさに党を守ろうとするからこそ、
習近平は他者を脅迫する元手を持てるのです。
党を守る、という方針が変わらない限り、
習近平には必ずまだつける隙があり、
何度でも、共倒れを持ち出して
揺さぶりをかけてくるでしょう。
どうすれば本当の安全が得られるのか。
私は、党を守る、という一線を突破し、
その脅しを恐れないことだと考えています。
党という船が転覆することを恐れなくなった時、
共倒れのカードは効力を失います。
中共上層部の一人一人にとって、
この党を手放すことこそが最大の救いであり、
唯一の自衛策なのかもしれません。
党を守る、という問題を解決しない限り、
混乱は終わりません。
今後、最も重要になる
シグナルはいくつかあります。
中央軍事委員会はいつ補充されるのか、
誰が入るのか、
つまり軍は誰の手にあるのか、そして、
この取引を誰が保証するのかという点です。
軍の中央軍事委員会委員が一人も補充さ
れなかったというのは極めて異様なことです。
私自身の感覚では軍の人事について議論はさ
れたものの妥協に至らなかったのだと思います。
人間社会というのはどれほど非道な
集団であっても組織には掟があります。
交わした約束が守られなければ裏社会の組織と
同じように解体に向かうのは必然です。
ですから共産党という組織の中に身を
置いている限り誰もが非常に危険なのです。
本日もご出演の方々に貴重なご
意見をいただきました。
ぜひチャンネルを登録し、高評価、コメント、
そして共有をよろしくお願いいたします。
視聴者の皆様、ご出演の方々、
ありがとうございました。
皆様からのご支援に感謝いたします。
また次回お会いしましょう。
お前に言ったことがあるよ。
でも、これが違うよ。
これがGanjin-worldだよ。
