宇宙の本当のサイズ。私たちの住む「宇宙という家」がどれほど大きいか、想像できますか?

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408 回視聴·2024/05/06
宇宙の規模の話になると、浮かんでくる疑問があります。
それは「私たちが小さすぎるのか、それとも宇宙が巨大すぎるのか」という疑問です。
そう、私たちの宇宙はあまりに広大で、天体間の距離を表すのに、特別な測定単位が必要になったほどです!
この太陽系内でも、もっとも近い惑星に行くだけでも、何か月、いえ何年もの年月が必要で、しかもそれですら、広大な宇宙砂漠では、1粒の砂にすぎないのです。
今回は、この宇宙の大きさについてお話ししましょう。
あなたが別の惑星に引っ越すことになったら、移動中どれだけの時間を費やすことになるのか、そして、そもそも現実に太陽系外に出ることができるのか、お話ししましょう。
地球以外の惑星へ行くには、どれほど時間がかかるのでしょうか
私たちが決してこえることのできない距離
どうして私たちは宇宙の大きさを測れないのか
宇宙の規模の話になると、浮かんでくる疑問があります。
それは「私たちが小さすぎるのか、それとも宇宙が巨大すぎるのか」という疑問です。
そう、私たちの宇宙はあまりに広大で、天体間の距離を表すのに、特別な測定単位が必要になったほどです!
みなさん、こんにちは!
この太陽系内でも、もっとも近い惑星に行くだけでも、何か月、いえ何年もの年月が必要で、しかもそれですら、広大な宇宙砂漠では、1粒の砂にすぎないのです。
トップランキングへようこそ!
今回は、この宇宙の大きさについてお話ししましょう。
あなたが別の惑星に引っ越すことになったら、移動中どれだけの時間を費やすことになるのか、そして、そもそも現実に太陽系外に出ることができるのか、お話ししましょう。
くつろいでご覧ください、きっとおもしろいですよ!
始まります!
地球以外の惑星へ行くには、どれほど時間がかかるのでしょうか
あなたの知り合い、あなたが愛しあるいは憎む人々…この世に生を受けた者はすべて、暗い宇宙の海に浮かぶ小さな青い球体で、人生という旅を始めます。
地球は、私たちが「家」と呼ぶことのできる、宇宙のなかで唯一の場所です。
しかし、私たちがどれほど地球を愛していても、好奇心、そして発見と冒険への渇望が、私たちを前へと進ませます。
人類はまだ、近宇宙の調査に、小さな一歩をおどおどと踏み出したばかりです。
私たちの業績は今のところ、月面着陸と火星旅行の入念な計画くらいです。
いつの日か、そんな旅が特別なものではなくなると、私たちは心の底から信じています。
けれども、遠い未来、天の川銀河の外に行くことはできるのでしょうか?
残念ながら、可能性はなさそうです。
それも、この宇宙の途方もない大きさによるものです。
宇宙の本当の大きさを知るために、まずは小さいもの、この太陽系から始めましょう。
地球に最も近い月は、約38万5000kmの所にあります。
あなたが自動車に乗り、時速100km、ノンストップで月に向かって進んだら、その旅には約160日間かかるでしょう。
「いったい何のために宇宙船を発明したの?
乗り物で宇宙へ行くためではないの」とおっしゃるでしょう。
全くその通りです。
人類初の月飛行は、1969年のこと、3昼夜以上かかりました。
ちなみに、最近のロケットでも、この距離を進むのに同じくらいの時間がかかります。
「ふーん、3日間のフライトなんて、すぐじゃない?」とおっしゃるかもしれません。
けれども、宇宙スケールで考えると、月は、ほんの目と鼻の先にあることを思い出していただきたく存じます。
それでは、イーロン・マスクがついに超最先端の宇宙船を造りあげ、火星に向かおうとしていると想定しましょう。
火星の太陽公転軌道は楕円形をしているので、地球から火星までの距離は常に変動しています。
地球と火星が最も近い所にくる時、その距離は約5500万kmです。
あなたが最新型の飛行機に乗っていて、パイロットがふいに火星観光を思い立ち、進路を変更したとしましょう。
そうすると、それは7年間の旅になります。
もちろん、最新式の宇宙船に乗り換え、最も効率的な飛行経路を考えることもできます。
ただしそれでも、最も近い隣の惑星に降り立ち、ぶらぶら歩いてみたいと思ったら、6から9か月かかるのです。
それでは、太陽を間近で鑑賞したいと思って、太陽系の中心に向けてロケットを飛ばす場合はどうでしょうか。
地球と太陽の間は約1億4950万kmあります。
はじめに、宇宙空間の距離を表すのに、特別な測定単位が必要になったお話をしましたね。
この1億4950万kmが、1天文単位です。
「たったそれだけ」と思われるかもしれません。
けどそれも、相対的なもの。
何よりも速く進む光でさえ、1天文単位の距離を進んで地球に届くまでに、8分20秒かかるのです。
私たちが木星を親善訪問したいと思ったら、5.2天文単位の距離をこえていかなければなりません。
木星・地球間の最短距離は、5億8800万kmです。
探査機ジュノーは、木星まで飛んで行ってその周回軌道に乗るまでに、4年11か月の年月を要しました。
遥かに遠い太陽系の氷の番人、海王星まで行くには、さらに時間がかかります。
地球から海王星までは43億km、30天文単位はなれています。
太陽光は4時間15分かけて海王星に届きます。
先ほどの、私たちが太陽系の名所をまわるのに使っているロケットなら、到達まで何十年もかかるでしょう。
例えば、「ボイジャー2号」は海王星に接近するために12年の年月を要し、スペースミッション「ニュー・ホライズンズ」は8年で行きました。
海王星は、太陽系で最も外側の惑星ですが、その向こうにまだ何かが隠れています。
太陽系を遠くから見たら、岩石や氷の塊でできた厚い雲のために、多分それと分からないでしょう。
「オールトの雲」、理論上存在すると考えられている、凍った物体でできた太陽系をつつむ球状の雲です。
オールトの雲の外側から太陽までの推定距離は、5万から10万天文単位です。
それはもう、想像を絶する距離です!
私たちが決してこえることのできない距離
あなたはもう、太陽系を「私たちの大きな家」と思えるようになりましたか。
そうすると、オールトの雲はその家の敷居です。
この線を越えると、見知らぬ、真っ暗な、果てなき世界に足を踏み入れることになります。
何兆個ものきらめく点々を背景に、明るい光が目に飛びこんできます。
この光はいわば、道を示し、こちらへおいでと手招きをしている灯台です。
それが、太陽系から最も近いケンタウルス座アルファ星の恒星系です。
太陽から41兆3000億km、27万6000天文単位に等しい距離です。
天体間の距離を表すために、また別の測定単位を使うことになります。
「光年」。
光が1年間かけて進む距離です。
光の速さは、秒速30万キロメートルくらいでしたね。
1光年は9兆4610億kmです。
さて、ケンタウルス座アルファ星は、ここから4.4光年はなれています。
当然、現在の技術でこの恒星系への旅は計画不可能です。
どうしてそう悲観的にならざるを得ないのでしょうか?
ためしに宇宙探査機「ボイジャー」で考えてみることにしましょう。
この船は、秒速17キロメートルの速さで、宇宙空間を進みます。
これをケンタウルス座アルファ星に送ろうとするならば、探査機が目的地に到着するのは7万5000年後です!
くりかえしますが、これが最も近い恒星です…。
光速に近い速さの宇宙船が造られたとしても、天の川銀河を通り抜けるのに必要な時間は、10万年。
10の17乗キロメートルです。
これほどゼロのつく数は、頭に思い浮かべるのも難しいですね?
天の川銀河を出ると、私たちの銀河が、60以上の銀河からなるいわゆる局所銀河群の一部であることが、見てとれるでしょう。
銀河群は、宇宙空間に、はかりしれない遠大さで広がっています。
光がこの銀河群を横断するのに、1000万年くらいかかります。
宇宙空間には、何兆個もの銀河や銀河団が詰まっています。
首尾よく宇宙に飛び立てば、おとめ座銀河団が見えるでしょう。
私たちの住む局所銀河群を含め、様々な規模の銀河が2000個ほどその中にあります。
研究者たちは、この銀河団の直径を約1500万光年と推定しています。
つまり、光の速さで進む超高速宇宙船が、おとめ座銀河団を通り抜けるのに、1500万年かかるということです。
なお、太陽系から銀河団に到達するためには、5300万光年が必要です。
すごいけど、こわくもありますね?
おとめ座銀河団を後にすると、さらに巨きな構造体、ラニアケア超銀河団が目に入ります。
「ラニアケア」とは「はてなき天空」という意味です。
この大規模構造には、約10万個の銀河やグレート・アトラクターが入っていて、その直径は5億2000万光年です。
みなさんはまだ、火星までの旅がおそろしく長いと思われるでしょうか?
観測可能な宇宙の地図をじっくり眺めても、私たちの大銀河を見つけることはできません。
その銀河に地球を見つけるとなると、顕微鏡を使っても、論外だということになります。
こんなとき、かつてないほど、自分のもろさやはかなさを感じます。
どうして私たちは宇宙の大きさを測れないのか
研究者の多くは、宇宙は無限大だという意見です。
たとえ、宇宙に限界があったとしても、それを見つけるのは不可能です。
少なくとも、近い未来には。
今、私たちが観測できる範囲にも限界があります。
観測者が太陽系の中心に立っているとすると、宇宙の観測可能な部分は、直径930億光年の球体状に広がっています。
想像してみてください、真っ暗な地球上の土地の一画に、非常に高度の高い場所から、誰かがポケットライトの光を向けました。
観測可能な宇宙は、そんな感じです。
観測できる限界の向こう側に、何かが存在していても、それを見ることは不可能です。
この宇宙の途方もない大きさは、ビッグバンの時からずっと続いている宇宙の膨張によるものです。
宇宙にある物体は、約70km/s/Mpcの速さでお互いに遠ざかっています。
銀河が想像もつかない速さで遠くへ行ってしまうので、私たちが追うことは不可能なのです。
宇宙の広大さを前に、「自分はなんてちっぽけなの」と悲嘆にくれてしまわれませぬよう。
新世代の研究者たちがきっと、速く快適に宇宙の旅ができるよう、考えてくれるにちがいありません。
けれども、このことについては別の動画で。
またすぐにお会いできますように、みなさん、さようなら!
