50代エイジングケアのための、正しい抗酸化物質の選び方と摂取方法を解説します

カップルがあって略奪されちゃう
そうすると相手が びっくりしちゃうみたいな
皆さんこんにちは
肌の再生医療の北條元治です
今日のお題はですね、五十代
私は五十代を卒業しても 六十代になってるんですけど
五十代六十代からと 言ってもいいと思います
エイジングケアのための
老化していく日々老いていく
そういうようなものを
ウェルエイジングというかですね
アンチエイジングというか
老いないようにする
もしくはよく老いていくように するための
正しい抗酸化物質
主にサプリメントになるでしょうかね
抗酸化物質を言っても
食べ物にも含まれていますので
正しい抗酸化物質の選び方と 摂取方法というものを
解説しようと思ってます
非常に有用なことを お話するつもりですので
是非最後まで ご視聴よろしくお願いします
今日のお話は
二つの論点から お話ししようと思います
抗酸化物質というようなものの 考え方が
どういうようなバックグラウンドで
どういうような時代背景で
いつ頃から出てきたのか
抗酸化というような物質ですね
酸化物質があるので
それに抗う 抗酸化物質というものがあります
その歴史ということを
一番目にお話ししようと思います
それから現在の抗酸化物質の
ある特定の薬理効果についての
現時点での科学的な検証というものを
その二つについて お話ししようと思います
それをもって 正しい抗酸化物質の選び方と
摂取方法というものを
各自で考えてみてください
酸化するっていうことは
よくないことですので
それを防ぐというような考えが
どの時代から出てきているのか ということを
歴史的に医学的に
いわゆるフリーラジカル
それからスカベンジャー というようなことでも
言い換えてもいいと思います
酸化・抗酸化という概念が
健康にどのような影響を 及ぼすのかということを
科学的に検証しだしたのは
実はまだ五十年ぐらい 前のことになります
日本でも学会が立ち上がったのは1977年
日本フリーラジカル学会というものが出てきました
フリーラジカルということ
抗酸化ということと
酸化ということと
スカベンジャーという
四つの単語が出てくるので
ちょっと難しいかも しれないんですけども
この辺のことを理解しやすいように
おさらいしておこうと思います
基本的には フリーラジカルというものはですね
相手から電子を奪うような
性質を持っている 物質のことを言います
酸化というのは電子を失う
つまりフリーラジカルというのは
相手から電子を奪う
相手を酸化させてしまうものを
フリーラジカルと言います
フリーラジカルというのは
非常に不安定な電子を持っているので
相手から電子を奪って
自分が安定にしようとしている物質です
電子を奪われた方は
たまったもんじゃないですので
なぜかと言うと
安定していたのに、電子を一つ奪われる
カップルがあって略奪されちゃう
そうすると相手が びっくりしちゃうみたいな
独り身のフリーラジカルが相手を奪う
そうすると相手が 独り身になっちゃうので
また相手を奪おうみたいな
こういうものをラジカル反応と言います
電子を奪われるっていうこと自体が
酸化と言います
ニコイチで安定していた電子が一つ
他から奪われちゃう
そうすると奪った方は二つになって
安定するかもしれないですけども
奪われた方は たまったもんじゃないですね
フリーラジカルになって
また他から奪おうみたいな
こういうのをラジカル反応って言います
酸化するんだったら
「酸化させないような物質」が あるはずだと
それから フリーラジカルの存在というものは
人体に何か悪影響を及ぼす
それからフリーラジカルを 防止するようなものが
スカベンジャー
フリーラジカルの働きを 抑制するようなもの
どうでもいいような電子を持ってきて
与えるようなものっていうものが
スカベンジャーという風に 呼ばれてました
自分自身は相手に電子を与えても
自分自身はフリーラジカルにならずに
そういうようなものは
スカベンジャーという風に 呼ばれていたんですね
これが1977年に いろんな研究があって
フリーラジカルというものは
老化の原因になるんじゃないかと
フリーラジカルがいっぱい産生される
つまり 電子の玉つきみたいなものが起こる
いろんな分子的な化学反応
分子レベルの反応が 玉突き的に起こってしまうと
老化とか心筋梗塞とか
脳卒中とか糖尿病とか
いろいろな病気の 源になるというものが
なんとなく分かり始めたのが 1977年です
じゃあこのフリーラジカルについて
研究しようということで
フリーラジカル学会というのが
1977年に出てきて
学会の名前がですね
日本酸化ストレス学会ですね
2002年、二十一世紀になって
二十世紀の終わりに
フリーラジカルというものは
人体に対して悪さする
それは老化に関わるとか
心筋梗塞とか糖尿病とか心不全とか
いろんな病気にかかわるらしい
っていうのがわかったんで
それを研究する学問が出てきた
それが二十一世紀になって
酸化ストレス学会が発足して
今に至るということになります
ただ今の現状はですね
当時私、医学の研究者として
生きてきたんですけども
私が最初に基礎医学に入ったのが
その時のボスがですね
フリーラジカルの 日本の第一人者だったんですね
中澤 博江先生と言いました
フリーラジカルで言ったら
非常に有名な先生だったので
私の専門は 培養皮膚だったんですけども
そこの研究室は フリーラジカルをずっとやっていた
私はそのフリーラジカルをやっている 研究室の横に
ちょっと間借りさせてもらって
培養皮膚とか 分子細胞生物学をやっていた
ですのでフリーラジカルの 正流みたいなものを
肌で知ってます
その頃はフリーラジカル
つまり相手から電子を奪ってしまう
ラジカル反応の 起点になるようなものは
非常に華やかで脚光を浴びて
研究をされてました
ただ今の現時点で
フリーラジカルと言うとですね
そんなに正流な学問的な思想ではないというものは
一般的になってます
もう理由は簡単なんですけれども
ラジカル反応だけで
病気を説明してしまうということには
非常に無理があった
勿論フリーラジカルの ラジカル反応によって
老化が起こるということは
あるかもしれない
それからラジカル反応によって
心筋梗塞や脳卒中や 糖尿病になってしまうことが
あるかもしれないですけども
人体は複雑系ですので
ラジカル反応だけでは言い尽くせない
それだけで説明できるものでもない
やっぱりキーワードとして 老化とかですね
心筋梗塞とか健康に 関わっているのがフリーラジカル
相手から電子を 奪い取ってしまうということですね
つまり相手を酸化させてしまう ということが
非常に学問的なトピックだった
それに対して酸化させないようにする
スカベンジャーとかですね
抗酸化物質の研究というのも
盛んに行われていた
ただ、今現在この フリーラジカルの研究っていうのは
勿論やられているんですけれども
非常にホットなトピックスではない
今はむしろどちらかというと
エクソソームとか、再生医療とか
そういうような方面に
研究の中心が 違ってきているのがあります
ちょっと言い方悪いですけれども
一時代前の研究と言うとちょっと
今フリーラジカルを メインでやってる先生には
ちょっと申しわけないですけれども
そのような印象は 否めないというのがあります
現在はどうかというとですね
NIH(National Institutes of Health)アメリカの
日本語で言うと 国家健康省みたいなところがですね
抗酸化作用を持つ物質
スカベンジャー様の作用を持つ物質が
健康の予防になるかということを
大規模に調査しています
四十五歳以上の
約四万人の健康な女性を対象とした
健康調査でですね
ビタミンEサプリメントが 心臓発作や脳卒中
がん、加齢黄斑変性症や
白内症のリスクを減らすかどうかという
研究をしたんですけども
これは全く差がなかったという
研究結果があります
それから四十歳以上で
心血管系のハイリスクの女性スタッフ
8000人に対して調査した結果
糖尿病、がんの発症を
抑える効果もないことが分かった
抗酸化物質の予防的効果は
ほぼ否定されるに至っています
14000名以上の五十歳以上の
男性医師を対象とした 調査もやっていますけれども
これも効果がないということが 分かります
結論はどういうことかというと
抗酸化物質が健康に
好ましい影響を 及ぼすことはない(不明)ということが
現時点での医学的な知見 ということになっています
現時点ですよ
現時点での医学的な知見は
もちろん アンチエイジングの知見もないし
病気の予防効果の知見もない というものが
現時点の医学的知見になります
その事実の上にですね
いろんな情報を、皆さん自身で
考えてみてくれたらいいと思います
例えばレモンには ビタミンCというスカベンジャー
抗酸化物質が含まれている
〇〇の食物には抗酸化物質がいっぱい含まれてるから
〇〇の食物を食べろとか
あのサプリメントには抗酸化物質が
何倍も含まれている
天然のみかんの、天然のリンゴの
それから天然のニンジンの
何倍も含まれているからこれを摂る
そうするとがん予防や若返りになる というようなものが
いっぱいあるんですけれども
そのような謳い文句の深淵に
この二つの事実が 眠っているということは
皆さんよく自覚しといた方がいいです
サプリメントとかですね
抗酸化物質を 直接ディスるということはしないです
皆さんが私の動画を見て、自分自身で
自分の人生ですので
こういうような抗酸化物質とか サプリメントと
どういう風に付き合えばいいのか というものを考える
一つのきっかけにしていただければ 良いと思います
(ディレクター) いろんな動画で抗炎症作用とか 抗酸化作用が取りざたされるんですが
「(抗酸化物質は)がんを抑えられる」 とか
これ鵜呑みにしちゃってる人
これ辛い目には合ってる人もいると思う
そのカンファランスやってる時にもう
三十年ぐらい前なんですけども
二十後半から三十代前半ぐらいですね
フリーラジカルっていうのは相手から
不安定な状態だから
本来はニコイチなのに
相手から奪って自分が安定させちゃう
相手は不安定になるので
また相手から電子を奪おうみたいな
そういうのを無限に続いて
ラジカル反応が ガンにも関与しているってことは
本当に研究もされてたし
たぶんガンの発生に関しては
フリーラジカルが かなり関与しているっていうことは
朝のカンファランスで
ディスカッションした覚えがあります
ただ、今それは
フリーラジカルだけで癌の発生とか
予防を云々するってことは できないっていうのが
一つの医学的な コンセンサスになってる
ただその時点の知見
二十世紀から二十一世紀に変わる頃
私が基礎研究を やってきた頃っていうのは
フリーラジカルの発生で老化も起こるし
老化がフリーラジカルの元凶だとか
フリーラジカルがガンを引き起こすとか
「フリーラジカル巨悪説」みたいな
フリーラジカルが全ての悪の根源 みたいな思想は確かにあった
それは疑いようのない事実
ただその考えはほぼ
今ではそういうような 考えをしてる人はいない
っていうのも一つの事実です
(ディレクター) 一つそのeJIMのサイトで
気になってる文
野菜や果物 またはその他の抗酸化物質が
豊富な食物が多い食事の健康効果が
実際のところ抗酸化物質よりもむしろ
同じ食物に含まれる 他の物質や他の食事
または他の生活様式によって
引き起こされる可能性がある
人が複雑系なので
フリーラジカルで 全て語ることはできない
ニンジンが体に良い
それからキムチが体にっていうのは
明らかなんですけども
これは何がいいのかよくわからない
むしろすべての合わせ技
今オリンピックやってますけど
いきなり鮮やかな一本勝ちじゃなくて
合わせ技が百個も一万個も合わさって
一本になっている可能性がある
ニンジンの中には確かに 抗酸化物質が入ってるけど
抗酸化物質以外にも 有効なものも入ってるし
糖分も入ってるし
ちょっとだけタンパク質 食物繊維も入ってるし
カロテンも入ってるしね
そういうのが 抗酸化物質以外にもいっぱいある
それが結局いいだけなんじゃないの? という説も拭えない
だから今言ったように
やっぱり鮮やか一本勝ち みたいなものではない
ということです抗酸化物質は
合わせ技の中の 一つのファクターに過ぎない
悪いものではないでしょうけれども
それだけで 一本になるようなものではなくて
そういうようなものが
もう何万種類もあって
食物繊維もあるでしょう
糖もあるでしょう
タンパク質もあるでしょう
そういうものがいっぱい集まって
健康及び健康寿命を 伸ばしていると考える方が
合理的ですよね
だからそこの部分の一つだけ
例えばビタミンEだけを 抽出してくるっていうのは
自分にとってはあんまり
私自身の感覚としては
あまりアグリーするような
思想ではないかな
チャンネル登録者を増やすんだったら
これだけを食え
このサプリだけ摂ってれば
五十代六十代になっても
二十歳の肌みたいなのが
やっぱりウケるんでしょうね