一丁の鋏が出来るまでの工程数―200以上!剪定ばさみができるまで。

プロセスX
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👁 株式会社飛庄
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山形県山形市桧町にある株式会社 飛庄。
山形打刃物を作る鍛冶屋です。
山形打刃物には剪定鋏、芽切鋏、芽切鋏、刈込鋏などがございます。
今日は剪定鋏が作られるプロセスをお見せいたします。
一丁の鋏が出来るまでの工程数―200以上でございます。
それでは一緒に見てみましょう。
材料 様々な形状の鋏がありますが、はじめは この2本の鋼材からはじまります。細かい作業も含め、200以上もの工程を経て一丁の鋏となります。
粗鍛造 熱した鋼材を機械で成形します。
片側は薄く「シャモジ型」(のちに柄になる部分)に、もう一方(刃になる部分)は平たく面を付けます。
粗鍛造(切り刃・受け刃)
型鍛造 金型を使用し、鋏の形に近づける作業です。
熱した鋼を適温の状態(約900度)でプレスします。
研削
穴あけ
刻印
仕組み ペアにした切り刃と受け刃の、持ち手の幅や角度等を調整します。
相紋(あいもん)打ち 仕組みで作ったペアを組立て時に合わせられるよう、対の印を打ちます。
黒染め 持ち手部分の仕上げが終わったら、一定の温度で加熱し酸化被膜を形成します。
錆びにくくするとともに、意匠性を高めます。
熱処理 約800℃に鋼を熱する際に炭でフタをした鉛壺に刃を入れます。
鉛の中に入れることで酸化の原因となる酸素を遮断しながら、炭(炭素)を鋼の素材に浸炭させ、より丈夫な素材となります。
更に、焼入れ処理をした鋼を約200℃にまで熱する「焼戻し」を行います。
すると焼入れで硬くなった鋼組織が少し綻び、硬さだけでなく「ねばり」も加わり 鋏として最適な状態となるのです。
金板(かなばん)掛け 金板(かなばん)と呼ばれる円盤状の板に紙やすりを貼り付け、刃の裏側に押し当てながら平面や曲面に加工します。
それにより、受け刃と切り刃が「点」で擦れ合うようになります。
刃付け 焦げないよう摩擦熱に気を配りながら、 実際に切れる状態にまで刃を薄く削っていきます。
刃磨き サンドペーパーを使い、三段階に分けて磨いていきます。
鏡面仕上げ 特殊なバフと研磨剤を用い、先ほどの工程でサンドペーパーで細かく磨いた刃を更に鏡面に仕上げます。
ネジ締め
あさり調整 「あさり」とは、切り刃と受け刃の擦り合わせの事です。
枝を切った際に樹皮が残らないよう調整を行います。 同時に手幅調整やバネなどの取り付けを行い完成です。
拭き上げ・検品・箱詰め 防錆油(ぼうせいゆ)を使用し、完成した鋏を拭き上げます。
同時に、キズや欠けがないか一丁一丁目視し、擦り合わせの点検も行います。クリアした製品が箱詰めされ、お客様のもとに届けられます。
包装
完成
実演
