【完全解説】"ロシアウクライナ戦争をトランプ次期大統領は終わらすことができるのか?"小泉悠さんと井上和彦さんが解説してくれました

闇鍋ジャーナル(仮)
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70 回視聴·2024/12/26
いよいよ年明けたらトランプ政権ですからね もう1ヶ月もしないでトランプ政権発足なので
何かが変わっていくことは間違いなくて
今その変わっていくことを見込んで いろんな人がいろんなことを言ってると思うんですけどね
それは確かにそうだと思うんですけども
私はやっぱこの戦争がそんなに簡単に終わるという気がどうしてもしない
いや終わったらいいなと思うんですけど
トランプ大統領が終わったとしても
プーチンの戦争目的自体がウクライナという国の主権を奪うことと言ってるように
素直に聞くと聞こえるんですよね プーチンの話って
だからこれはなかなか国際社会的に認め難い戦争だし
ウクライナとしてもじゃあそこでプーチンの異名を訂正しようかって話に普通にならないはずなんですよ
ということを考えてそこにトランプが入っていって
生半可な仲介をしてもおそらく止まらない
じゃあその土地はもうしょうがない 占領地は諦めて
しかしウクライナの主権には手をつけないようにアメリカが保障するから
それで訂正しようやってところまでトランプがやるんだったらそれはまあ違うと思いますけども
でもやっぱりそのさっきのトランプの話もありますけど
軍事援助はやめないとは言いつつ
その長射程能力はどうかなみたいなこと言うわけですよね
前線でこれ以上ロシア軍の前進を止められるだけのピリッとした軍事援助をするかというと
なんかそういうのでもない感じがする
そうするとやっぱりトランプっていろんなこと言うんだけども
決定的にこの戦争を止めるだけの覚悟はあるのだろうか
今回国防次官になるエルブリッジ・コルビーですね
コルビーなんかはもう完全にウクライナはさっさと見捨てて
対中国抑止に全員振りしろってタイプの人ですよね
このコルビーの意見なんかもわかるんですけど
果たしてそれでウクライナで戦争が止まって
アメリカや日本が安心して中国抑止に全力投球できるという状態になるのか
私はどうもそんなんない気がするんですね
結果的に単にもう西側陣営がウクライナを見捨てて
西側の抑止力というものの信頼を損なうだけになりはしないかとかですね
いろいろまだやっぱりトランプ政権に関して私は心配してます
井上さんはあなたのお手がいかがでしょうか
これはやっぱり僕もなんとなく戦争の歴史っていうか
今の近現代における国際情勢なんかを見たときに
3年を超える戦争ってこういう近代兵器を持った総力戦で
しかも国民が食うや食わずの電気のない生活を慣れてるような
そういう地域じゃなくて
みんなやっぱり電化製品のもとにガス水道が
潤沢にやっぱり使える環境の中で育ってきた人が
3年を超える戦争っていうのはしんどいだろうなと思いますよ
だからこうなんとなくの延戦ムードっていうんですかね
その延戦ムードの中で
近所の怖いおっちゃんが出てきてね
ほらお前もうもう喧嘩やめろお前とかっていうので
やってとにかく戦争やめろまあとにかくやめろということでね
落ち着かせてくれるのかなという感じはね
一緒なんですけどね
それでそのおっちゃんがどのぐらいまで入ってくるかなんですよ
要するにおっちゃんが遠くからやめっていうだけなのか
間に入ってきて本当にこうやってくれるのか
そこまで差があるじゃないですか
その中のどのあたりにトランプは位置するのかということですね
だから本当にこうだから間に入ってきても
物理的に戦闘やめっていうところまでやってくれるんだったら
むしろウクライナは大歓迎なはずですけど
それはしないんでしょってことははっきりしてるので
バイデンもしないしトランプもしないわけですよね
そうするとじゃあやめっていうんだけど
要するに一方的に殴られたのがウクライナ側なんで
殴られてるのをせめて今ここでブロックできるだけの何かを与えるのか
あとはその最近フランスなんか言い出しましたけど
何らかの部隊をウクライナに派遣して
それ以上進んだらもうNATOとの戦争ですよって形を作るのか
あとは今回ウクライナ特使に任命してるキースケログですよね
彼はアメリカで2年ぐらいずっと議論されてきた話を基本にしようとしていて
とりあえず停戦したら部分的退路制裁解除
ウクライナの主権に手をつけないようなまともな和平合意案を持ってくるんだったら
退路制裁全面解除プラスウクライナのNATO加盟棚上げという
これで話をつけようとしてるんです
もちろんケログ元軍人だから
その間軍事援助もするけどネットは言ってるんですけど
この辺が実際に落とし所に近いんでしょうが
じゃあ果たしてプーチンそれで納得するのかなって難しいんじゃないかな
そこは本当にトランプ政権の指導力に僕は期待はしてます
でもやっぱり過剰な期待は持てないなと
一方で今度ウクライナの方のその事情でいけば
ちょうど地図が今ありますけど
ドンバス地方のこの地域
ここの部分は今もともと先端が開かれた部分と
今の激戦の南東部のドンバス地方と言われるところで
ルハンスクそれからドネツクの州があって
ヘルソン州も半分川の向こうは取られてると
でクリミン半島は2014年に取られてると
今こういうような現状ではありますけども
この地域そのものがやっぱり
ウクライナが取り戻したということで
これ誤解がなきょう
これでいいんだってことを言ってるわけじゃないけれども
現実の問題としてここをもう一回奪還した後
今度はそういう反ウクライナの勢力
要するにロシア系の人たちを
囲み込んでしまう抱えてしまうということの中で
結局2014年までの内戦というものが
またこれ続くのかなという感じがするんで
小泉さんが最初にこう言われたのは
僕は最初にそんなに簡単に
早く終わるとは思ってないという発言に
僕はその意味では全くそうだと思うんですよね
これどっかで戦引きをするっていったって
陸続きの国の戦引きって
いつまでたったってこんなものをうまくいかない
ヨーロッパでそんなことが上手にできてるところって
少ないと思うんですよね
何らかの馬を持って武器を持たないだけっていう
領土紛争なんて山ほどありますからね
実はアメリカとカナダにも領土紛争あるんですね
それから東京でも中央区と大田区って
境界線揉めてる場所があって
結局行政境界線に過ぎなくて
人間が作ったもんじゃないですか
必ず恣意的なんですよ
必ず恣意的だし
全ての人が納得する線は絶対引けないわけで
そしたらみんなが納得できない
伝議上の線に従ってルールで生きていくのか
境界というものがない
完全に世界統一政府
全世界一つの自治体しかないとかっていうんで
生きていくかもそれしかないわけですよね
でも現実的にそんなことできないから
やっぱり不満だらけの線の下で暮らしていくわけですけど
みんな不満はあるんですよね
不満はあるんだから
それを暴力で覆そうとしてはいけない
それを一回認め始めたらもうキリがないわけで
という意味で私はやっぱりこの戦争は
ロシアに失敗してもらわなきゃいけない
今この占領地域を取り戻すのは
軍事的に困難というのは本当にそうではあるんですけど
イザレムスキー大統領も言ってますもんね
自分たちに今の赤く塗られたこの場所
ここをもう一回取り戻すだけの力は
今のオクラナにはないってことを
彼自身がやっぱり認めてるんだよ
やっぱりこれから先の定戦の本丸は
いかにして主権に手をつけさせない
定戦合意とその戦後の和平構築に向かっていくのか
ここを見誤ると
いやもう土地を渡せばすぐ戦争止まるんでしょって
なんかイージーな話になってしまう
そうではないでしょうね
いかに譲れない一戦を守るかっていう
つけると思いますけれども
