【名著】センス・オブ・ワンダー|カーソン 退屈な毎日に、終止符を。~豊かな人生を送るために、本当に必要なモノとは?~
はいどうも安太郎です20世紀を代表する
偉大な知性アメリカの海洋生物学者
レイチェルカーソン今回取り上げるのは
そんな彼女が豊かな感性を育むことの大切
さを愛情溢れる言葉で綴った名著センス
オブワンダー特に環境貧困差別といった
社会問題に関心のある方育児や教育に
関わっている方毎日が退屈で生きている
心地がない方視野を広げ柔軟な思考や発想
を身につけたい方に是非手に取って
いただきたい1冊ですレイチェルカーソン
といえば合成科学薬品の危険性地球生命の
危機を世界に先駆けて訴えた生物学者で
ありエコロジー運動の啓発発展に大きく
貢献したことから地球の音人とも呼ばれて
います本日の動画ではセンスオブワンダー
に加え彼女の最大の鉱石と言われる代表作
沈黙の春についてもご紹介させていただき
ますご視聴にあたって予備知識は特にいり
ませんのでお茶でも飲みながらリラックス
してどうぞ最後まで楽しんでいって
くださいそれでは参りましょうレイチェル
カーソンセンスオブワンダー
さあまずはこの動画の全体像からお示し
いたします始めに背景知識として著者に
ついて簡単に紹介しその後本書の内容を
沈黙の春人類最大の敵センスオブワンダー
人生に退屈しない人の特徴という2つの
テーマに沿って進めていき最後にブック
コミュニティリベルの新期募集のご案内を
させていただきますさあそれでは早速背景
知識から見ていきましょうレイチェル
カーソン彼女は1907年アメリカ
ペンシルバニア州で農場種の娘として誕生
しました家の周りは果樹園や雑木林が
広がる田園地帯で他の麓には美しい川が
流れ家畜小動物鳥類など多くの生き物が
生息していました母のマリアは自然の美し
さやその神秘をよく観察することを教え
自然に対する愛情と好奇心そして豊かな
情緒を育てましたまた読書好きであった
彼女は8歳で動物を題材にした物語を書き
始め11歳の時には子供雑誌に掲載されて
表彰されるなど早くからその分際を発揮し
ましたやがて作家を出すようになった
カーソンは190025年ペンシルバニア
大学に進学し文学を先行教授からもその
才能を認められ将来を期待されますそんな
彼女に天気が訪れたのは大学2年の選択
科目であった生物学の抗議を受けた時でし
たフィールドワークに出かけ様々な生き物
を観察したり魚や貝の化石を発見したり
する中で彼女は自分の心が自然物に強く
惹かれていることに気がついたのです
カーソンは葛藤しました私は作家になる
べきなのかそれとも生物学者になるべきな
のか当時のアメリカ社会では女性は科学者
には向かないといった考えが根強く文学と
科学の両立は現実的な選択肢ではありませ
んでした大学の教師たちも彼女が科学の道
に進むことに強く反対したと言います
しかしカーソンは自分のうなる声を信じ
文学から科学へ進路変更することを決意
1929年ジョンズホプキンス大学で動物
学遺伝学を学び1932年には中支号を
取得しましたそしていよいよ白死家庭に
進もうとする中突然の悲劇が彼女に
襲いかかりますなんと父親と姉が立て続け
に亡くなってしまったのですしかし
カーソンは悲しみに沈んでいる余裕すら
ありませんでしたなぜなら彼女には残され
た母親と泣き姉の子供たちを自分1人の手
で養わなければならないという重大な責任
が託されたからですカーソンは職を探す
ため大学を去るという苦渋の決断をします
が幸いにも恩師の進めによってすぐに
新しい仕事を見つけることができました
その仕事とはアメリカ水産局が運営する
ラジオ番組のシナリオライターでしたそこ
で彼女は海洋生物学者としての知識と
持ち前の文学的才能によってリスナーから
公表を得ることに成功しますかつて不可能
とは諦めていた作家と生物学者を両立さ
せるという夢は思いがけない逆境の先に
待っていたのですその後カーソンは海洋
資源を解説する後報士の執筆と編集に
携わり最終的には編集長にまで昇格します
そんな彼女の人生が大きく変わったのは
1937年全国史アトランティック
マンスリーにエッセを気候した時のこと
でしたその卓越した分際が一般者の目に
止まりなんと書籍化が決まったのです
デビュー作のタイトルは潮風の下で大自然
の多様性命をつなぐドラマから人間が
学び取るべきことを美しい名文を通して
訴えましたその後もカーソンは地道に執筆
活動を続け1951年第2部作となる我ら
を巡る海を観光本作は海洋の神秘と美しさ
を科学的私的に描いたノンフィクションで
28カ国の言語に翻訳されるほど大ベスト
セラーとなりましたこの成功により経済的
安定を得たカーソンは水産局を退職執筆
活動に専念し作家としてのキャリアを順調
に築いていきますしかしそんな中彼女は
新たな悲劇に直面します長年世話をしてい
たメイの1人が5歳の息子ロジャーを残し
打開してしまったのですそこでカーソンは
は孤児となったロジャーを自分の容姿とし
て引き受けることを決意彼の教育環境を
整えるためメリーランド州シルバー
スプリングに引っ越しましたそれから間も
なく彼女の元に友人から一通の手紙が届き
ますその内容は森の上空から飛行機が
DDTと呼ばれる農薬を大量に巻いた結果
鳥たちが次々と死んでしまったというもの
でしたDDTとは1837年に初めて合成
された科学物質でスイスの科学者パウル
ヘルマンミュラーがその殺虫作用を発見し
ましたこの物質は非常に安価でありながら
少量でも何ヶ月も効果が持続するため当時
アメリカでは農地や森林の保護を目的に
大量使用されていましたまた白みによって
起こる発心チフスや科媒介するマラリアを
抑制できることからいつしかDDTは奇跡
の科学物質として持てはやされるように
なりその使用量は年々増加の一途をたどっ
ていました友人からの悲痛な手紙を
きっかけにカーソンはDDTによる環境
破壊の事例を集めるプロジェクトを
立ち上げました科学者ジャーナリスト
エッセイストなどこの問題に関心を持つ
多くの人々に協力を呼びかけ彼女はその
調査結果を元に執筆を開始しましたしかし
そんな中かつてない試練がが立ちはかり
ますなんとカーソンは癌の宣告を受け自分
に残された時間があとわずかしかないこと
を知るのですしかし病に蝕まれながらも筆
を取り続け1962年ついに1冊の本を
書き上げますタイトルは沈黙の春自然環境
を破壊し人体に概要なす科学薬品の過剰
仕様に継承を鳴らし世界に衝撃を与えまし
たこれによりの人々は環境意識に目覚め
エコロジー運動が大きく発展していくこと
になりますしかしこの状況を黙ってい
なかったのがアメリカ経済会です利益を
守ろうとする科学業界農業関連団体は
怒り狂いカーソンは非科学的でヒステリー
だなぜ独身女が遺伝の心配をするのだと
猛烈に誹謗中傷を浴びせました賛否両論を
呼び全米で大論争を巻き起こした沈黙の春
ニューヨークタイムズはその凄まじい反響
を沈黙の春今や騒がしい夏にという見出し
で報じましたそんな中カーソンの言葉に
真摯に耳を傾けようとする1人のキーマン
が現れますアメリカが衆第35代大統領
ジョンFケネディこの本の価値に気づいた
彼は科学諮問委員会を立ち上げその翌年
カーソンの主張を理する報告書をまとめ
ましたその結果アメリカではDDTの使用
が全面的に禁止となりその動きは他の国々
にも広がっていきましたしかしその代償と
して彼女は他方面から恨みを買いこれまで
以上に厳しい避難を浴びることになりまし
た彼らは口々にこう言いましたDDTが
禁止されたせいでアフリカでは何百人もの
人がマラリアで亡くなったカーソンは
ナチスやスターリンよりもを奪った犯罪者
であるこれはカーソンを悪に仕立て上げる
上等区として知られています理由は大きく
2点です1つはカーソンは本書の中で科学
薬品の乱用に継承を鳴らしたのであって
決してDDTや農薬などの全面禁止を求め
たわけではないということもう1つは沈黙
の春が発表された時点でアフリカの家は
すでにDDTに体制を持っていたことから
がDDTの禁止とマラリアによる大量子を
単純に結びつけることはできないという点
ですにも関わらず出版から半世紀以上経っ
た今日でもこうしたカーソン批判は止む
ことはありませんそれは裏を返すと彼女が
社会に与えたインパクトがそれだけ
大きかったということなのです沈黙の春を
発表した後もカーソンは働き続けました命
の灯しびが消える前に最後の願いを1冊の
本に託そうとしたのですしかし時間は待っ
てはくれませんでした1964年4月14
日カーソンは56歳という若さでよ去って
しまいますそれから間もなく彼女の夢を
果たそうと友人たちが立ち上がりました彼
らは残された原稿を美しい写真とともに
丁寧につなぎ合わせ1965年その作品は
ついに世に出されることになります
タイトルはセンスオブワンダー未来を
生きる子供たちに豊かな人生を送って
ほしいそんな願いが込められたレイチェル
カーソンみかの傑作ですさあ背景知識は
以上になりますここまでよろしいでしょう
かそれでは以上の点を踏まえていよいよ
本編に入っていきたいと思います1つ目の
テーマは人類最大の敵ですでは行き
ましょうアメリカの奥深にとある町があっ
た命あるものは皆自然と1つだった町の
周りには豊かな田畑が5番の目のように
広がり斜面には家事がしっていた春が来る
と緑の野原の彼方に白い花の霞が棚引き秋
になれば歌や楓やカが見事に紅葉し松の緑
を背景に燃え立つようだった山に狐の鋭い
吠え声が響き朝に紛れて鹿が忍び足で野原
を横切った道を歩けば野花が咲き乱れ式
おりおり道行く人の目を楽しませるところ
がある時どういう呪いを受けたのか黒い影
がありに忍び寄った若鳥はわけの分からぬ
病気にかかり牛も羊も病気になって死んだ
そのうち突然死ぬ人も出てきた何が原因か
わからない大人だけではない元気よく遊ん
でいると思った子供が急に気分が悪くなり
23時間後にはもう冷たくないた自然は
沈黙した薄味悪い鳥たちはどこへ行って
しまったのかみんな不思議に思い不吉な
予感に怯えた裏庭の餌箱は空っぽだった
ああ鳥がいたと思っても死にかけていた
ブルブル体をふわせ飛ぶこともできなかっ
た春が来たが沈目の春だったやめる世界
新しい生命の誕生を告げる声ももはや聞か
れないでも魔法にかけられたのでも敵に
襲われたのでもない全ては人間が自ら招い
たわいだった本当にこの通りの街がある
わけではないだが大かれ少なかれこれと似
たことは合衆国でも他の国でも起こって
いる恐ろしい妖怪が頭上を通りすぎていっ
たのに気づいた人はほとんど誰もいない
そんなのは空想の物語さとみんな言うかも
しれないだがこれらの災いがいつ現実と
なって私たちに襲いかかるか思い知らさ
れる日が来るだろうアメリカでは春が来て
も自然は黙りこっているそんな町や村が
いっぱいある一体なぜなのかそのわけを
知りたいと思うものはこの先を読まれよ
はい今ご紹介したのは沈黙の春の冒頭に
ある明日のための具はという物語の一部
ですカーソンは自分の問題意識を国民全体
に共有するため難解な専門用語を避け誰に
でも理解しやすい物語という形式を採用し
たのですその上で彼女は死の契約と題し
DDTをはめとする様々な科学薬品の毒性
について取り上げ人間の遺伝子に深刻な
影響を及ぼす可能性を指摘しましたこれら
の毒素は一体どのようにして人間の体内に
取り込まれていくのかその主要な媒体の1
つは生命の源である水です都市の下水原子
炉や工場などの廃棄物こうしたものに含ま
れている様々な科学薬品が互いに
混ざり合ったり作用し合ったりすることで
その毒性はさらに強化されると言います中
には分解や排泄がされず体内に蓄積され
有害な影響を及ぼしかねない物質も存在し
ますそれらは通称ポップスと呼ばれ大神類
やPCBDDTなどがあげられます日本で
はポップスの製造仕様はすでに法律で禁じ
られていますが海外では未だに使用して
いる国やその対策が不十分な国も少なく
ありませんもしこうした物質が水源に流れ
たらどうなってしまうのかまずは
プランクトンが汚染されそれを小魚が
食べる次にその小魚を大きな魚が食べ
さらにその魚を鳥が食べるというように毒
の連鎖が始まりますただ本当に恐ろしいの
はその家庭の中で起こる生物濃縮です生物
濃縮とは化学物質が食物連鎖を経て生体内
で濃縮されていく現象のことを言います
例えば水中にある科学物質が流れ込みそれ
をプランクトンが吸収したとしますすると
そのプランクトンを食べた小魚はより高い
濃度の化学物質を体内に溜め込みその小魚
を食べた大きな魚はさらに高濃度の物質を
体内に蓄積するのですつまり食物連鎖の
上位に行けば行くほどより高濃度の毒に
さらされることになるわけですその上で
カーソンはこうした事象が海だけではなく
山川湖といったあらゆる生体系で同時多発
的に起これば食物連鎖の終点である人類に
絶望的な被害が及ぶと継承を鳴らしました
ポップスの長期的な暴露は遺伝子免疫神経
などに様々な悪影響があると指摘されてい
ますがその発生メカニズムの多くは実は
未だに解明されていませんでは人類はなぜ
これほど大きな問題を未然に防ぐことが
できなかったのかその理由について本書に
はこう書かれています自分たちが生きて
いくのに何が大切であるかを忘れてしまっ
たこの時代水もその他の生命の源泉のよう
に私たちの無関の犠牲になってしまった何
もしろうとも関わろうともしないことは
一見自分を守っているようで実はより
大きな危険に自らをさらしている可能性が
ありますかつてアメリカの公民間運動を
指導したマーティンルーサーキングも無
関心が引き起こす悲劇について次のように
言及しています人は兄弟姉妹として共に
生きていく術を学ばなければならないさも
なくば私たちは愚か者として滅びるだろう
厚生に残る世界最大の悲劇は悪人の暴言や
暴力ではない善意の人の沈黙と無関心で
ある世の中の大多数が社会問題や自然科学
に全く興味がなければカーソンがどれだけ
環境保護を訴えてもきっと彼女は自然が
好きだからそう言っているに違いないと
単純に解釈されその結果問題がより深刻化
する恐れがあります地球に暮らす多種多様
な生き物その数は現在約3000万種とも
言われそれぞれが独自の個性役割を持ち
互いに支え合いながら暮らしています
もちろん人間もこのエコシステムの一員
ですもしその秩序が乱れるば私たちの生活
に影響が及ぶのは言うまでもありません
例えば最近では世界中でミバの大量子が
発生し大きな問題となっていますその原因
として森林伐採気候変動田畑に巻く農薬
などが指摘されていますミバは世界の食料
の約1/3全作物手数の約7割の受分を
担う媒介者であり人類の文明はその恩恵に
よって成り立っていますそのためミバの
生息地を奪い絶滅に追い込めば世界的な
食料危機物価上昇といった壊滅的な被害が
及ぶことが容易にされます人は自ら経験し
たことのない災難や実感が湧きにくい事柄
に対し無関心無防備という態度を取りがち
です経済的な問題であれ健康上の問題で
あれ追いの問題であれ明らかな兆候が見
られない限り積極的に対策を講じようとは
しないものですただどんな小さな問題でも
放置すればやがて取り返しのつかないほど
大きな問題に発展し表面化した頃には
すでに手遅れになっているというケースも
少なくありませんそこでカーソンはある
一思の言葉を引用し次のように警告します
人間の最大の敵は姿を表さずじわじわと
忍び寄ってくるではそれらを踏まえた上で
私たちは一体どうやって生きていけば良い
のか次のパートではカーソンがその答えの
1つとして提示した作品戦争ワンダーを
取り上げますさあというわけで2つ目の
テーマ人生に退屈しない人の特徴に進んで
まいりますではきましょうこの作品は
カーソンが容姿のロジャーを連れて海辺や
森などを散策したり星空を眺めたりした
経験を美しい私的な文章によって綴った
エッセですその中で彼女は自分の問題意識
を次のように語ります子供たちの世界は
いつも生き生きとして新鮮で美しく驚きと
感激に満ち溢れています残念なことに
私たちの多くは隣になる前に住み切った
洞察力や美しいもの異形すべきものへの
直感力を鈍らせある時は全く失ってしまい
ますもしも私が全ての子供の成長を見守る
全量な妖精に話しかける力を持っていると
したら世界中の子供に生涯消えることの
ない戦争部はだ神秘さや不思議さに目を
見張る感性を授けて欲しいと頼むでしょう
この1節でカーソンは人間のセンスオブ
ワンダーが危機的な状態であることに継承
を鳴らしていますセンスオブワンダーとは
神秘さや不思議さに目を見張る感性のこと
平たく言えば子供が生まれながらに持って
いる豊かな感受性のことを言いますところ
が隣になる過程で人は不思議なものを見て
も知的好奇心が働かない秘的な光景を見て
も心が動かないというようにセンスオブ
ワンダーが鈍くなっていくのですそれに
よってある人は周囲の状況に無感覚になり
人間関係をこじらせまたある人は何事に
対しても無関心になり人生に退屈するかも
しれません本書によればこうした状況を
防ぐためには幼少期のセンスオブワンダー
をいかに鮮度よく保てるかがポイントだと
言いますただ子供の豊かな好奇心を満たす
には大人もそれ相応の知識なり教養なりを
備えていないと難しいのではないかと不安
に思う人もいるかもしれませんですが
カーソンは次のように強調します私は子供
にとっても子供をどう教育すべきか悩んで
いる親にとっても知ることは感じることの
半分も重要ではないと固く信じています
つまり鳥や花の名前を覚えさせたり科学的
な事実を鵜呑みにさせたりすることよりも
感動驚き哀れみ愛情といった様々な感情を
共に分かち合う経験こそが大切なのです
こうしたやり取りの積み重ねはやがて情緒
や感受性という豊かな土壌を育みますまた
それはもっと知りたいもっと学びたいと
いう知的エネルギーすなわち好奇心を生む
基盤となります認知科学では無理やり頭に
詰め込んだ断片的で役に立たない知識を
死んだ知識いつでも的確に運用できる知識
を生きた知識と呼んでいます生きた知識と
いう果実が実るかどうかはまさに幼児期の
土壌形成にかかっているのですでは大人に
なって鈍ってしまったセンスオブワンダー
をもう一度呼び覚ますには一体どうすれば
良いのかそのヒントとして本書では
しばらく使っていなかった感覚の回路を
開くことすなわち
鈍感になった五感を自然の中であるいは
日常の中でもう1度研ぎ澄ます必要性を
強調していますスマホパソコンテレビ資格
優位と言われている今日において現代人が
特に使えていないのがズバリ嗅覚です
カーソンはその重要性について次のように
訴えています嗅覚は他の感覚より記憶を
呼び覚ます力が優れていますこの力を使わ
ないでいるのは大変もったいないことです
互換から得た情報は全て脳によって処理さ
れますがその中でも嗅覚だけが唯一感情や
本能を司る大脳変幻系に直接伝わると言わ
れています例えば皆さんもある香りを嗅い
だ時学生時代の思い出や古い友人や恋人の
記憶が蘇ったといったご経験があるのでは
ないでしょうかこうした現象はプルースト
効果と呼ばれフランスの作家マルセル
プルーストの著書失われた時を求めての中
でマドレーヌを紅茶に浸した際の匂いから
幼少の記憶を思い出すという場面に由来し
ていますまた資格と聴覚が不自由であった
アメリカの作家ヘレンケラーもこんな言葉
を残しています匂いは私を何千マイルも
離れた統一に運んでくれたりこれまでに
生きてきた全ての年月を超えタイム
スリップさせてくれる強力な魔法です一方
で人間は嗅覚が衰えると食事の満足度が
低下したり危機感知力や認知能力が下がっ
たり様々な悪影響があると言われています
では嗅覚に効果的な刺激を与えるにはどう
すれば良いのかカーソンが進めているのは
自然の中に出かけることです海や山といっ
た自然界には食物昆虫動物などから放た
れる様々な香りがありますそれらは複雑に
絡み合いさらに気温天気風の向きによって
も繊細に変化しますこうした自然が
生み出す多様な香りに意識を向けることで
普段眠らせている回路に刺激を与えるの
ですいくつかの植物の香りの中には自律
神経に作用しリラックス効果が期待できる
成分が含まれていますそのため最近では
森林浴の代わりに植物由来のアロマを使用
している方も増えているようですまた
カーソンは本書の中でセンスオブワンダー
を人間を超えた存在を認識し恐れ共感する
感性とも表現していますこれは一言で言え
ば自然に対して異形の念を持つことです
人類は自然を支配し科学技術を発展させ
巨大な文明を築いてきましたですが自然と
は本質的に思い通りにできないものです
天体の動きも潮の流れも最もな自然である
自分自身のことですら私たちは自由に
コントロールできません息と生けるものは
自然との関係調和の中で生かされています
その上でカーソンはこうした人地の及ば
ない存在に対し異形の念を持つことまた
その感性を強めることが大切だと訴えます
ただそれは環境保護や子供の教育といった
限定的な観点から述べているのではあり
ません本書にはその真の意義について次の
ように記されています地球の美しさと神秘
を感じ取れる人は科学者であろうと
なかろうと人生に飽きて疲れたり孤独に
苛まれることは決してないでしょう例え
生活の中で苦しみや心配事があったとして
も必ずや内面的な満足と生きてることへの
新たな喜びへ通じる小道を見つけ出すこと
ができますつまりカーソンはセンスオブ
ワンダーは人間の生きる力そのものだと
解いているのですインターネットの登場
以来人類は膨大な地にアクセスできるよう
になりましたがそれでもまだこの世界は
未知に溢れています生命の起源はどこに
ありその生命は死後にどこへ向かうのか
私たちを取り巻く秩序一体誰がどんな意図
を持って作ったのかカーソンはこうした
神秘や自然の美しさに思いをはせられる人
は命尽きる瞬間まで生き生きとした精神を
保つことができると述べていますでは彼女
自身は自分の死とどのように向き合ったの
でしょうかそれはドロシーフリーマンと
いう友人に当てた一通の手紙に記されてい
ます沈黙の春の発表後癌に犯されていた
カーソンは戦争オブワンダーの舞台となっ
た海辺のコテージで療養生活を送ってい
ましたある日彼女は海沿いで何時間もの間
友人のドロシーと次々と目の前を飛び去っ
ていくモナーク長の群れを眺めてました
モナーク町というのは別名大マダラと言っ
て渡り鳥のように長い距離を移動する蝶と
して知られています死が近いことを知って
いたカーソンは大川マダが飛び立っていく
光景を前に一体何を思ったのかそれでは
最後にその心情が記された友人への手紙を
読み上げますレイチェルカーソンの美しい
戦争オブワンダー是非感じ取ってみて
くださいとりわけ心に強くのったのは
まるで見えない力に引き寄せられるように
西に向かって1話また1話とゆっくり飛ん
でいく大川まだの姿でした彼らは戻ってき
たでしょうかいいえ蝶たちにとってそれは
生命の終わりへの旅立ちでした午後になっ
て思い返してみて気づきましたあの光景は
あまりにも美しかったので蝶たちがもう
決して戻ってこないという事実を口にして
も悲しいとは感じでしたそれに全ての生年
生けるものが生命の終わりを迎える時
私たちはそれを自然の定めとして受け入れ
ます大川まだらの一生は数ヶ月という単位
で定められています人間の一生はまた別の
ものでその長さは人によって様々ですです
けれど考え方は同じです歳月が自然の経過
をたどった時生命の終わりを迎えるのは
ごく当たりで決して悲しいことではあり
ませんキラキラ輝きながら飛んでいった
小さな命がそう教えてくれました私はその
ことに深い幸福を感じましたあなたも同じ
ように感じてくださることを願っています
はいというわけでセンスオブワンダー以上
でございますいかがでしたでしょうかこの
作品は50ページほどの短いエセですので
どなたでも気軽に読むことができます興味
が湧いたという方は是非手に取ってみて
くださいでは最後に1点お知らせでござい
ますこの度ブックコミュニティリベルの
10回目のメンバー募集がスタートいたし
ましたこのコミュニティは多様な世代地域
の方が集まり脇あいあいとした雰囲気の中
で読書会やオフ会など日々様々なイベント
が行われています読書やアウトプットの
習慣を身につけたい方本や趣味について
熱く語り合える仲間を探している方多様な
思考や感性に触れ自分自身や社会に対する
理解を深めたい方日常から離れた新たな居
場所や出会いを求めている方お待ちして
おります締め切りは2024年4月30日
ですが定員になり次第締め切らせて
いただきますお申し込みや詳細のご確認は
概要欄のリンクからお願いいたします皆
さんとお会いできることを心から楽しみに
しておりますこの動画がが面白かった参考
になったという方は高評価コメントなど
いただけますと嬉しいですまたチャンネル
登録もよろしくお願いいたしますではまた
次の動画でお会いしましょうありがとう
ございまし
[音楽]
たM