独占配信米大統領演説会場から見る 常識から離れた両党の対立【遠見快評03.31】

遠見快評 Foresight Review Japan
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947 回視聴·2026/03/30
2月24日夜、トランプ大統領は議会において、第2期目就任後初となる一般教書演説を行い、主な内容として、経済、関税、国境安全保障、イラン、ベネズエラという5つのテーマを重点的に取り上げました。演説時間は1時間47分に及び、歴代の一般教書演説の中で最長記録を更新しました。
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みなさん、こんにちは。
遠見開票へようこそ。
私は、東正苑です。
2月24日夜、トランプ大統領は議会において、
第2期目就任後、初となる一般教書演説を行い、
主な内容として、経済、関税、国境安全保障、
イラン、ベネズエラという5つのテーマを重点的に取り上げました。
演説時間は1時間47分に及び、
歴代の一般教書演説の中で最長記録を更新しました。
経済問題はトランプ大統領にとって最優先課題であり、
演説全体のおよそ半分近くの時間を占めていました。
そして彼は、アメリカが史上最も偉大な逆転を成し遂げ、
経済はかつてないほど力強い状況にあると宣言しました。
トランプ大統領はまず、
就任からの1年間で達成した数々の経済的成果について総括し、
主に以下の点を挙げました。
1、コアインフレ率はここ5年間で最低水準まで低下し、
ガソリン価格は歴史的低水準に達し、
処方薬の価格も大幅に引き下げられた。
2、国民所得は急速に増加し、
雇用者数は過去最高を記録した。
また、DEI政策を終了させ、雇用を阻害する多数の規制を削減し、
1年以内に240万人のアメリカ人がフードスタンプへの依存から脱却した。
3、世界からの投資表明額は18兆ドルを超え、
バイデン前政権の4年間の総額の1兆ドル未満を大きく上回った。
4、アメリカ株式市場は大統領選挙以降53回にわたり、市場最高値を更新し、
ラウ平均株価は5万ドルを突破し、
S&P500指数は7000ポイントを突破した。
5、原油生産量は日量60万バレル以上増加し、
天然ガス生産量は過去最高を記録した。
6、アメリカ市場最大規模の減税法案が可決された。
7、全米2500万人の子供を対象にトランプ口座を設立し、
18歳になる頃には1人当たりの口座資産が10万ドルを超える見込みになる施策を発表した。
次にトランプ大統領は関税政策及び国境安全保障政策に関して演説し、
その中で関税こそがアメリカ経済回復の主要な要因の一つであると述べました。
アメリカは数千億ドル規模の関税収入を得ており、
将来的には関税が現行の所得税制度に大幅にとって変わることで、
アメリカ国民の経済的負担を大きく軽減することになると説明しました。
またトランプ氏は関税に関する最高裁判所の判決について非常に失望していると批判しつつ、
政府としてはより強硬な代替措置を打ち出す考えを示しました。
最も論争を呼んでいる不法移民の強制送還措置については、
トランプ大統領は具体的なデータを示し、
それによると過去9ヶ月間、新たな不法移民の流入はなく、
フェンタニルの流入量は56%減少したとのことです。
また殺人犯罪の発生率は過去最大の下落幅を記録し、
125年来で最も低い水準に達したと述べ、
アメリカはこれまでで最も強力かつ安全な国境を有するに至ったと強調しました。
しかし一方で、この演説に対する民主党側の目を疑うような反発も相次いで見られたのです。
まず、アルグリーン民主党会議員が、
黒人は猿ではないと書かれたプラカードを掲げて、
抗議を行ったため、会場から退場させられる事態となりました。
これは、かつてトランプ大統領がSNSに転載した選挙不正に関する動画の最後に、
バラク・オバマ元大統領夫妻が一瞬、猿の姿に変装した映像が映り込んでいたことが起因だと思われます。
他にも、会場では、民主党側によるトランプ大統領への露骨な抵抗と敵意も見られました。
トランプ氏は不法移民問題に言及した際、会場に向けて次のように呼びかけました。
アメリカ政府の最優先の責務は、アメリカ国民を守ることであり、不法移民を守ることではない。
もしアメリカ国民を守ることを支持するのであれば、どうかご起立ください。
これに対し、共和党議員は全員起立し、拍手と歓声を送りました。
一方で、民主党議員は着席したまま動かず、大統領が数回にわたり呼びかけても応じることはありませんでした。
これはごく常識的な問題であり、世界中のいかなる政府も国境を全面的に解放し、
世界中の人々が自由に、無制限に入国することを許すはずはありません。
しかし、この基本的な国策に対しても、民主党側は明確に対立の意思を表明したのです。
さらに、より衝撃的な場面も見られました。
トランプ大統領が、23歳のウクライナ経緯民であるイリーナ・ザルツカさんが、
ある黒人の犯罪者に理由もなく殺害された事件に言及し、会場に出席していたイリーナさんの両親を紹介するとともに、
必ず犯罪者に厳正な処罰を与えると述べた際、共和党議員は全員起立し、盛大な拍手を送りました。
しかし、民主党議員は全員沈黙を保ち、立ち上がることもなければ拍手を送ることもありませんでした。
このような基本的な常識の問題においても、党派の対立が明確に現れました。
そしてさらに、目を疑うような場面もありました。
極左の主張を有する民主党のイルハン・オマル議員とナシダ・タリーブ議員の会場での行動です。
彼女たちは、トランプ大統領が移民政策、国境安全保障、並びに福祉不正受給対策について言及している最中に、
度々大声で抗議し、アメリカ国民を殺した、嘘つきだなどと非難したのです。
後に、ジョンソン下院議長がメディアに明かしたことによれば、当時、2人を強制退場させることも考えたそうですが、
考え直して、むしろ彼女たちにその振る舞いを続けさせて、
全米の人々に彼女たちが自らの党と自分自身にどれほどの不名誉をもたらしているかを直接見てもらおうと思い、そのまま放置することにしたそうです。
しかし、当日の演説で、ほぼ唯一両党が一致した瞬間がありました。
それは、男子アイスホッケー代表チームが会場に入場したときでした。
その時だけは、共和党と民主党の議員が揃って起立し、盛大な拍手を送ったのでした。
今日は、ここまでです。
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