#174 江戸和竿職人 鴨下貴仁 | 明日への扉 by アットホーム

明日への扉 by アットホーム
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2024/05/20 #174
【2024年5月放送】 #174 江戸和竿職人 鴨下貴仁
https://www.athome-tobira.jp/story/174-kamoshita-takahito.html
「竿貴」の屋号で工房を営む和竿職人の鴨下貴仁さん。今、釣り人たちの注目を集める若手職人の一人だ。
「めんどくさいと一回でも言ったら破門」。そんな厳しい親方の教えを守り、親方亡き今も懸命に竿を作っている。人生の全てを和竿づくりにかける鴨下さんの姿を追った。
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『明日への扉』は、CS「ディスカバリーチャンネル」にて毎月第3木曜日19:30〜20:00 放送しています。
http://athome-tobira.jp/
『明日への扉』
わが国が世界に誇る、固有の伝統・文化の数々…。
先人たちが築いてきた、その知恵や技を受け継ぐ若者たちがいる。
夢を追いかけ日々研鑽する彼らの「ひたむきで真摯な姿」と普段の暮らしから垣間見える“素顔”を紹介していきます。
制作著作: アットホームホールディングス株式会社
制作協力: 日企
http://www.athome-inc.jp/
[音楽]
アットホームプレゼンツ汗の
扉竿の先をじっと見つめ神経を
研ぎ澄ます釣りは水中の魚との一時を
楽しむ台
これは住田川で釣りに生じる人々を描いた
浮釣りは古くから食料を得るための手段で
あったが太平の世が釣りを娯楽そして文化
に変えていっ
た江戸時代には武士の書いた釣りの至難所
河川も出版されている
[音楽]
彼らがこだわったのが
釣り竿もっといい
竿そんな願いが釣り竿を道具から美しさを
身にまとう芸術品にまで買えやがて伝統
工芸として現代に残し
たそれが江戸
技東京江頭区にある中川船番所資料官江戸
技をはめとする技に関する貴重な
コレクションや日本の釣り文化を広く
伝える資料を展示して
いる技は天然素材である竹からできている
その特徴の1つが短い竹を何本もつぐこと
で1本の竿になる
ことこれこそが技の重要なポイントだと
資料館でアドバイザーを務める八谷尾さん
は
言ういろんな竹を混ぜ合わせるんですね
それ
で1番最あれは物にもよりますけどその歩
軸2番目3番目は
でやる場合もありますけどやだけての女
だけで手元はあのハその部分部分で特徴を
出して作り始めたんじゃないかと思うん
ですね1本の竹からではなくしなり方や強
さなど特徴の違う竹を組み合わせて様々な
個性や用を持つ竿を
[音楽]
作る技には船や田子ハゼや鯛などの炭水
から海水まで魚種に合わせた専用の竿が
存在
する江戸前と呼ばれる東京湾では様々な魚
が住みそれが技を発展させたと
いう釣り人がこういう竿が欲しいえていう
要望をされておそらく作ってんじゃないか
と思いますよいろんな方の要望を聞き入れ
てささんもそれに順じて発展したんじゃ
ない
か蜂屋さんによると江戸和夫の始まりは
天命年間その後明治から昭和初期にかけて
流星を極め
た中には名人と呼ばれる職人も
その1人初代
さ中東京高等区には鉱石を称えた石碑も
ある初代さ中の作った小用の技
をさ中は実用品である釣り竿を芸術品に
まで高めた
[音楽]
[拍手]
東京都府中
市佐中の竿に憧れ江戸技を極めたいと検算
を続ける若者が
いる江戸職人鴨下高仁36
歳一生かけてもま理想的なさやなれるか
分からないですけど
人生かけてやりたいなと思うようなもの
です
ね理想の江戸技を求め生害を捧げて
いるまず狂わない竹が美しいで塗りも
美しいそういう完璧なのが理想なんじゃ
ないかなと
[音楽]
[音楽]
鴨下さんは東京府州
生まれ小さな頃から釣りが好きでやがて
興味は技を職人
へ中学生の時職人の元を尋ねるも断られ
その後3人目にして受け入れてもらえたの
が親方の糸かさん4代名さだ
4代名さじの持ち味は美しいうるし塗り
あんだけ素晴らしい竿を作れる職人って
いうだけでものすごく尊敬はしてました
狂いにくいひれまたあ高級剤も作れて数物
もものすごく早く
作れるこうしてさんは高校にいながら
の元で修行を始め
たま論理立ててその物事の理由であったり
とかなぜこうなってるからこうなってこう
いう作業をするかとかっていう割とそう
いう言葉に表して教えてくくれるような
親方でした
ねしかし修行を始めて5年後親方が
なくなるその後修
さの最後の弟子として22歳の時にさの号
で
独立親方から受け継いだ技術を手に名人
初代さ中を超える職人を
目指すこれが鴨下さんの手がけた江戸
技小型の水魚子用の竿で小さく携帯できる
よう式になって
いる全体に施された美しいうるし塗りが
印象的
[音楽]
だ技をができるまでには大きく10の工程
があるまたそれぞれの工程にも細かい作業
があり1本の竿が完成するまでにはおよそ
半年時には数年の時間を
する今回は鴨下さんに技作りの代表的な
工程を見せて
[音楽]
もらう数種類の竹を用いて作られる技を
日本に自生する竹はおよそ250種類技に
使われるのはそのうち主に4
種類真は日本を代表する竹の1つで直径が
太く高さは20mにもなる大型の竹細かく
あって竹ひご場にし竿の先端穂先に使用
するすらりと伸びて弾力を持つため弓矢の
矢柄に使われていたや
だにも筆やキセの軸に使われ技では竿の
主要部分に
用いるハは繊維が緻密でお茶の茶銭として
利用される技では持ち手などに
使うそして固定地区は根に近い部分が固定
様のお腹のように膨れていることから名前
がついたと言われ
竿のあらゆる部分に用いることが
できる職人はこれらを魚の種類や用途客の
注文に応じて匠に
使い分ける竹を選ぶっていうところがまず
一番重要でいい竹がなければいい差を作れ
ないです
しさんは室な竹を求めて毎年
関東地を旅して
いる竹ってどこにでも生えてると思うん
ですけどま例えば定地区なんかこういうの
丸いの分かりますかねまホテ地区はどか
九州の竹もしくは千葉の一部を使うように
して
ます採取したたはすぐには使用できない下
処理の後天にさらして乾燥その後屋内で
最低でも3年からま5年ぐらい経ったやつ
を使い
[音楽]
ます切りとは竿の長さや継ぎ方魚種に応じ
て数ある竹の中から適切なものを選び1本
の竿に組み合わせる
作業軽くてかつ強い竿など客の好みに応じ
た竿を作るのが職人の
腕切り込みが失敗してしまうと例えば
継ぎ目で竿がこうへのに曲がってしまっ
たりする時があるんですけどここが力が
伝わり方が良くないんでここで折れたりと
か切り込みの際重要なのが調子という竿の
しなり
具合竿がしなることで糸を引く魚の力を
吸収しまた釣り人が魚を釣り上げやすく
なる竿の手元から数えて7対3や3対75
対5など調子のバランスを変えることで
釣りやすさや釣り味が変化
するまた見た目の美しさにもこだわって竹
を切る節から弱とか決まってるわけでは
なくで節を1つのつなぎの部分にのどこに
入れるかっていうのはもうセンスだったり
美的感覚になり
ます竹は天然素材それゆえ曲がっていたり
剃りがあるこれをまっすぐに直すのが
ひれ炭火でゆっくり加熱しながらためと
いう専用の道具を持ち曲がった部分を
直す竹の先端から出ている湯は残っていた
水分火入れによって竹はより強く
生まれ変わる
徐々にまっすぐになってき
た鴨下さんは仕事との向き合い方について
親方の言葉を今も覚えて
いる仕事のことに関してはめちゃくちゃ
厳しいん
で
例えばひれにする時にガスを使ったら波紋
とかめどくさいっていう言葉を1回でも
言ったら波紋と
かへで飯を食ってるのに面倒をかけない
その面倒くさいっていうのはんだと
いう厳しかった親方
しかし最近知ったのはその共通のお客さん
て言んですかね
はの前では結構褒めててくれたみたいで筋
のいいやがいいんだよっていう風に言って
てくれたみたいですねま昔の人だから本人
の前では褒めるわけないですよね
[音楽]
ひれが終わった歪みもなくまっすぐな竹と
生まれ変わっ
[音楽]
た続いては竹をつぐための加工を
施す使うのは柳場というねじれた
刃物セットした柳に竹を差し込んで内部の
節を
取り除く実はこの柳場鴨下さんの
手作り鋼なんですけど自分で炭起こして
叩いてま粘りも出して折れず曲がらず
みたいな感じにしていき
ます柳場だけでは
ないすりためなどほぼ全ての道具を自分で
作る理想の竿を作るためのこだわり
だ節を取り除きヤりで整えたら下口という
竹を継いだ時にメス側になる部分を
作る川はすげこみと
いう込みをどの程度まで差し込むか専用の
道具で位置を決めたらそこへ絹を巻くのだ
がこれが大事な
ポイントすげこみを差し込むためには
告げ口を薄くしなければならないしかし
薄いと力がかかった時にそこで竿が折れて
しまうそれを防止する目的で着をこう
ぎゅっとこう巻いて
っていう作業になりますねつまり絹糸に
よって竹の強度を補うの
ださらにその上からうしを塗るうしも柔軟
性のある補強剤の役目を
果たす8回ぐらいですかね乾かしてま軽く
トイで乾かして軽くトイでの繰り返しです
ね
[音楽]
続いては差し込む側のすげこみを
作るこの時重要なのが先端に向かって細く
なっているテーパーという
形状すげこみ告げ口両方にテーパーを
つつけることで角な力を抑えかつ隙間の
ない竿に
なる継方にはこの並継ぎとイロ次の2種類
があり今回は並継ぎを見せてもらっ
た削り具合いを確かめながら慎重に作業を
行う切り粉が一定なんでこれが乱れてくる
とびに削ってるっていうような感じになっ
てしまいますね
雄川が終われば次は
目川少しずつキリの大きさを変えながら
ギリギリまで薄く
する今でこそ機械を使うが昔は手作業だっ
たと
いうこれ昔はあのって言ってみたいのに
こう挟んでそれをこうやって頑張ってこう
やって拝むみたいにずっとやってたみたい
ですね僕もやりましたけど
ね出来上がった
口繋がり具合を
[音楽]
確かめる思い通りに繋がっ
た実はここにも工夫が隠されてい
た当たりの弱いところを作って
雨の日なんかも使ったりするのでま水が中
に入ってきた時に全体的にくっついてる
状態だと本当に抜けなくなってしまうこと
が多いので抜きやすくかつ抜けにくい
ほんのわずかな工夫が伝統工芸を支えて
いる休日のこの日
こんにちはうこんにちはこどうも
ありがとうございましたこちらこそです
こちらの長谷さんは鴨下さんの竿の愛用者
数年前に購入してもらった竿の様子を知る
ために2人で釣り堀に来たの
[音楽]
だちょっと深くしてみよう
か釣れなかったやばいよ釣ったやばいすね
長谷さんが扱うのは7本次の田子
[音楽]
竿竿全体にごまだけに似せたうるし塗りが
施されあえて古びた風合を与えて
いるお来たんじゃないあまた違でかいやつ
かデカボでし
たじゃあそれ大丈夫そうありがとうござい
ます2人が狙う魚は田子春のこの時期には
コイ食と呼ばれる美しい色になる古くから
釣り人に人気の魚だが当たりが小さいため
竿にはしなやかさが求め
られる釣れまし
た薄と青みがかったの
長谷さんが鴨下さんの竿に惚れ込んだ理由
は竿のね作ってる若手っていうことで紹介
をいただい
て珍しいねって衣装がね特にやはり彼のは
周一ですよね生っていう言葉がぴったりの
竿を作るんだねありがとうございそこが
やっぱりいいところだよね
たくさん釣ったとかっていう声は聞きます
ねそういう時はあの竿を見たいです
ねどんな感じになってんのかっていうま
狂いが出なければあ良かったと安心でき
ますしまクリーが出てるようだったらもう
少し改善点をこう考えたりとかっていうの
はします
ね作ってそこで終わりではない職人のこの
責任感が最高の仕事を生むあいたい
[音楽]
た江戸技を作り次は塗り
し装飾のうるし塗りの前の細かい作業を
行うここでは針金で蛇口を作る
竿の穂先と仕掛けの糸とをつぐ部分
だこれでかい方なんすよでもっと細いのも
0.
0.15mmとかっていうのは採する時
あります
ね作っているのは船竿用の
蛇口真の穂先に取り付け絹糸で巻く
[音楽]
完成した
蛇口田子用はさらに
小さいうるし塗りは職人の美的センスや
義量を発揮する場なたる名人たちもここに
神経を注いできた
うるし塗りの義法の1つ
山立への繊維部分を使ってうしをつけて
いくこうすることで凹凸ができ後で美しい
模様を
[音楽]
生み出す乾かしたらさらにうを塗ってそこ
に張るのが迫
[音楽]
だこの後さらにうるしを何度か塗り重ねて
乾いたところでうしの研ぎ出しを行う
まさに湿づりと
[音楽]
同じやっぱりまだ新しい発見ありますよね
まだにその素材素材によっても癖が違うん
で
やっぱり新しい発見があるっちゅうことは
まだ進化してるっていうことです
から江戸技作りもいよいよ
終盤竿の胴の部分にうしを
塗るこの時使うのが刷ではなく
指技を職人独特の義法
ださやさんの場合
は土塗り
は指使う人が多いですねま単純に綺麗に
上がるからじゃないですかね誰が思いつい
たんだかわかんないですけど
指先で感じる繊細な感触によって技は
美しい芸術品に
変わるこうして長い時間と多くの皇帝を経
て生まれる
江戸沢この田子沢の制作期間はおよそ1
年竿全体に節塗りという技法がされ竿の蓋
には直径の違う竹を組み合わせて蛇の目を
表現するなど細かいこだわりが見て
取れる20年間親方のところで習ってから
やってますけど竿めちゃくちゃ楽しいです
ね未だ
に江戸技を職人鴨下
高人その手で開く汗の扉とは
夢やっぱりま単純冥界で歴代の名人と呼ば
れるような竿と同じような竿を作りたい
っていうのともう1つはま親方に言われて
たことでもあるんですけれども弟子を最低
1人取りなさいと親方が素晴らしい技術を
教えてくれたんでまそれを自分も次の世代
につぎたいなというのが目標
ですらの手によってここから新たな伝統を
生み出すその夢はきっと叶うに違いない汗
への扉を開けまた一方夢に近づく
