京大卒エリートの外資流れを阻止する方法Part2(京都大学准教授 川端 祐一郎)

表現者クライテリオン
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10 回視聴·2025/01/10
収穫トップティア層の収穫というのは今どういうスタイルの収穫が行われているのかということを前提知識として共有させていただいたんですけど
今日はすいませんちょっと発言を遮って
そういう外資系コンサルとか投資銀行とかをトップティアと言われる収穫偏差値最上位層の企業を目指す学生さんたちがどういう気持ちで企業を選んでいるのかということについて
まだ20人程度ではあるんですけど直接内定を取っている人たちに聞いた話を
あまり具体的な話は採用活動自体も企業の機密情報がいっぱいあるので当然そういう話は聞いているわけではないし
ちょっとぼかしながらという名は入れられなくなるんですけど
まずなんでこんなことを調べているかというと要は外資系コンサルに人を取られるということに対して簡単に言うと嫌悪感を持っている人がいっぱいいるからなんですよね僕の周りに大学の先生も含めて
僕個人のことを言うと僕は前職で民間企業にいた時に結構外資系コンサルの人から助けられたっていう印象がありまして
彼らの仕事をブルシッドジョブと言ってね要するに現場のリアリティを知らない奴らが机上の空論で表面的な資料を作って
単に綺麗ごとの資料を作ってそれを経営陣に叩きつけて高級を掠め取っていくハゲたかのような人たちというイメージになっているわけでしょ
確かにそういう面があることもあると思いますけど僕が関わった限りで言うとやっぱりあの人らがいないと調べれなかったなとかまとめれなかったなっていう経験が結構あって
あるんで僕はあんまりコンサル業界にネガティブな印象を持ってないんですよ実は
ただ土木の人材がそっちにすごく流出していくことについては問題だなと思いますけど別にそういうコンサル職をブルシッドジョブと言って恨んでるかっていうと僕はそこまででもないですし
実際業界の人に聞いても確かにそういう時期もあったっていう感じなんですよ
最近は結構コンサル業界って単にいわゆるビジネスフレームワークとかロジカルシンキングっていうのを振り回して
ちょっとロジカルに話を整理してあげればお金がもらえる時代ではなくなっていてもうちょっと業種業種ごとのもう少し下流の方の
もうちょっと現場寄りの具体的なスキルとか経験とか知見がないと価値を埋めないっていう感じになってるらしいんで
コンサルのイメージ自体が批判してる人たちのイメージはちょっと古いのかもしれない
でもそういうコンサルもいっぱいいるのは間違いないんでしょうね
そういうところに行ってる人たちだからそんなところに行く学生らはアホなんちゃうかっていうふうに思ってる人も結構いるんですよ
確かにそう言わざるを得ないような面もあるとは思います
例えばお国のために頑張りますっていう気持ちで国家公務員になろうっていう人に比べればそれはちょっと表面的というかチャラチャラしてるというか
そういう面はあると言われてもいたしかないと思うんでそういう面はあるでしょうね
ただ話聞いてるとそう単純でもないなって思ってて
簡単に言うとインタビューしてると別にこの人ら悪いわけじゃないよなっていう気がしてくるんですよね
むしろ普通に優秀ではあるし意外と人間味がある人も多いし
別に世の中に対して貢献したいという志がないというとりわけ薄いというわけでもなかったりするんですけど
だからちょっとそういう学生さんたちの気持ちっていうのも僕がインタビューした限り感じ取ったことをお話ししていきたいなって思うんですけど
まず比較的高い給料を欲しがってるっていうのは実際あるのはありますよね
前回も言ったんですけど30歳で1000万
30歳で1000万って言うとちょっと控えめに思えるぐらい
もうちょっと1500万くらい欲しいっていう人もいるんですけど
30歳で1000万欲しいっていうぐらいですから
人によっては初任給1500万ないと困るって言ってる人もいました
だから正直大人参加すると高すぎるやろって思う
なめてんのって思うでしょ
僕も自分のサラリーマン自体を振り返ったらなめてんのって思うんですけど
実際そういうのを普通に言ってる学生さんもいます
でも意外とそうじゃない人も多いんですね
半々くらいって感じですかね
半分くらいの超有力婚さんに向かった人も
僕も一応頑張って本音を聞き出そうとしてるんですけど
僕が本音を聞き出せてるかどうかわからないですけど
聞き出せてるとすれば
まあ初任給500万でいいとは言わないかもしれないですけど
そんな初任給1500、600万みたいな
妨害な賃金を払わないと働きたくねえっていう人は
そんなに多くない印象ではあります
だから別にお金確かに高い方がいいけど
ある程度やっぱり自分
一応優秀だっていう自覚は彼らにはあるので
その能力っていうか評価に見合った金額は欲しいけど
別にお金をガッポガッポ稼いで
上手な人生を送りたいっていう感じではないんですよね
例えば彼らがコンサル業界とか投資銀行業界になんで憧れるかっていうと
インターンシップとか面接とかで
ケースワークと言われるね
お題を出されて問題解決のために
仮想の問題の解決策を考えるっていうワークを
ワークって言うと
言葉遣いがコンサル就活制風になってしまってるんですけど
彼らワークってよく言うんですよ
問題を解くんですけど
事例分析ですよね
そういうのをやるときに
やっぱり自分が明らかにロジカルで合理的な結論を
ちゃんとロジカルな根拠を持って
合理的な結論を考えていれば
その成果を認めて欲しいし
ちょっと協調性がなかったとか
誰かの上司に気に入られていないとか
そういう自分の頭の良さ以外のところで
評価をされるのがすごく嫌っていう感じはあります
それももちろんコンサル業界に批判的な人からすれば
そんなお前表面的な頭の綺麗だけで
世の中回らんのやっていうふうに言うでしょうし
それ実際正しいと思うんですよね
正しいと思うんですけど
でも僕が言いたいのは
彼らが感じている結構偽人さっていうのを
一応ある程度わかってあげる必要があって
確かに僕が前に言った会社とかでも
そんなにその会社を悪く言いたいわけじゃないんですけど
明らかに優れた意見を言っている人よりも
政治的な力学っていうか
そういうものとか
あとは習慣に前例主義みたいなやつを合わせるっていう形で
明らかにロジカルじゃない結論が通っていくことって
やっぱりたくさんあって
別にそれでやりたい企業は勝手にやっててください
僕はそういうことがまかり通っている企業ではなくて
最も合理的と思われる
作戦を考えた人の意見が通るような会社で僕は働くんで
そちらがやってるのかまいませんけど
さようならっていう感じなんですよね
だからそれってそんなに悪意はないっていう感じではあります
もちろん彼らが言っているロジカルシンキングっていうのが
ロジカルシンキング的な意味での頭の切れっていうのが
彼らが思っているほど単純に価値につながるのかっていうのは
いろいろ議論の余地があると思うんですけど
さっき言ったようにお金が欲しいじゃなくて
俺の頭の良さをもっと評価してって感じ
まずそこがすごい重視してるっていうのは間違いないところなんですよね
だから面接とか
インターンとかで自分たちが発表した提案に対して
フィードバックをもらうわけなんですよ
良かったとか悪かったとか
それが社員側からのフィードバックがいまいち
論理的にちゃんと自分を潰してくれてるにあったら納得するけど
そうじゃないような曖昧な批判とかあったら
その会社の印象はすごく下がるらしいんですよ
こんなとこ行きたくないなって
もっとちゃんと賢い人がいるところで働きたい
そういう感じなんですよ
要はね賢い人と一緒に働きたいみたいなのも結構あるんですよ
正直自分よりも
知識の吸収力とか頭の回転みたいなのが劣る人と
一緒に仕事をするのが本当に嫌みたいな
そういう人は結構います
それもそれで社会は回らないでしょっていう風に
言いたくなるところはあるんですが
でも気持ちもわからなくはないかなっていう感じです
あと僕が聞いてて
えーって思ったのは結構ですね
人に惹かれて入るっていうパターンが結構あるんですよね
採用担当の方とか
採用担当の場合もあるし
先輩社員とか
例えば自分の部活とかサークルの先輩が
有名どころのコンサル会社に入っていて
結構よくしてもらってて
ご飯に食べに連れて行ってもらうみたいな関係があって
あの先輩は
俺あんな賢い人は見たことないみたいな感じで
先輩に惚れ込んでるみたいなパターン結構あるんですよ
その先輩が進めてくる会社とか業界をやっぱり受けて
あの先輩のようになりたいって思って
入るっていうパターンが結構あるんですね
それも言うたら
外資就職に批判的な人だからすればですね
あんな先輩はかっこよくないって言うと思いますよ
実際僕も
それは僕が個人的に好きになるタイプの人物かっていうと
多分そうじゃない気がするんですけど
でも少なくとも彼らは
なんていうのかな
お金が欲しいとかでもなく
場合によっては自分の実力をもっと正当に評価してもらいたいとかですらなく
とにかくあんな先輩のようになりたいっていう
人に惹かれるっていう要因で選ぶことが
僕らが聞いてる感じ
こっちはイメージしている以上にはあるんですよね
それからほんまに泣く子も黙るぐらいの超トップ
投資銀行とか超トップ戦略コンサルに
内定が出た場合であっても
なんかあの会社の人たちは
お金儲けのことしか考えていなくてギラギラしてて嫌だったみたいな
発言はねちょろっとあるんですよね
だからやっぱりなんだかんだで
就活超トップ
就活戦闘力最強層の学生にとっても
意外とね
ロジカルに選んでるというよりは
人間的魅力に惹かれて直感で選んでるところが結構あるんですよね
僕それはね
その気持ちわからなくて思ったんですよ
すごく話してて
あの人賢いなっていつも思わされるような先輩で
しかもすごく楽しそうに仕事をしている
あの人のサラリーマン生活がすごく楽しそうだって思えたら
その人についていきたくなるっていうのは人情じゃないですか
もちろんそれはその先輩がね
自分の会社に引き込むための演技とも知れないですよ
あるいは自分がかっこいい先輩感を出して
キラキラ見せたいがためにやってる演技かもしれないけど
でもそれに惹かれて
あの先輩のようになりたいって入るのは
僕は2000万給料が欲しいから入るっていうよりは
はるかにマシだと思うんですよね
だからちょっとそこは人間的だなっていうふうに思わされる場面も
結構話を聞いているとあるかなっていう感じですね
でその点で言うとですよ
その点で言うと日系企業は
実はねそこがだいぶ弱いんですよね
日系企業の例えば採用説明会とかに
参加した学生の意見としてね
むちゃくちゃよく聞くのが
採用担当の人がやる気なさそうだったってコメントめっちゃ聞くんですよ
これほんま超あるあるなんですよ
むちゃくちゃあるあるで
でも確かに僕もねなんかそんな気がします
自分が就活生だった時代もそうだったし
僕が行った会社のほうで採用担当やってた人を悪く言うわけではありませんが
時期によってはですよ
時期によってはいやあの人が採用担当だった
あの人に惚れ込んで入る学生おらんやろっていうのは正直あるわけですよ
でも実際ね皆さんもあるでしょ
人前に出して
あの人はあの会社で楽しそうに働いてるなって思わせられる人と
思わせられない人絶対いるやん
正直学生の前にこいつ出したらけえへんやろっていう人いるじゃないですか
それをねびっくりするぐらい日系企業が出してるんですよ
例えばねこの第1回目の時に
外資コンサルとか外資投資銀行みたいな
要は初任給で1500万出すこともあるような業界と並んで
IT系のベンチャーをみんな受けてるって話でした
それもねいわゆるサイバーエイジェットみたいな
メガベンチャーと言われるような
今ではベンチャーと言うのもおかしいぐらいの大企業が確かに人気はあるんですけど
結構もっとほんまにスタートアップみたいなところを
合わせて受けてる人たちもいるんですよ
そんなおかしいじゃないですか
グローバル金融資本を牛耳っているアメリカ系企業も受けるし
なぜかそこで日系大手企業をすっ飛ばして
よくわからないスタートアップを一緒に受けてるんですよ
でこれはねなぜなのかって言ったら
スタートアップが採用活動で動き出すのが早いっていう要因もあるんですけど
単純におもろいやつを出してるんですよ
かっこいい先輩おもしろい先輩
だから確かにだってスタートアップとかベンチャー企業って
会社の実績はないし将来性では別に歌えないから
もうね人の魅力で取るしかないわけでしょ
やっぱり一対一の関係で俺かっこいいでしょっていう
その思いがなかったら正直東大生とか京大生とか取れないわけですよ
だから逆にそういうのに長けた人がやっぱりベンチャー企業でうまくやってるんですよ
だから本当にあれかなびっくりしたかな
某外資系大手コンサル会社に受かったにもかかわらず
先輩の誘いに乗って
うちの京大の学生ベンチャーみたいな
ウェブ製作系の会社に入ったやつっていうのが
実際うちの研究室からもいましたね
そこを大手のコンサルを蹴って
ITのベンチャーに行ってもいいと思うくらいの魅力があるってことなんですよ
それはやっぱりどうやら俺ら楽しそうやろって思わせる力が彼らにはあるってことで
その間で飛ばされている日系大手企業にはそれがないんですよ
はっきり言って人を見てるだけでつまらなそうっていう
そういうのを見せてしまってる場面が非常に多いっていうことなんですよね
だからそれは逆に言うと僕結構ディスってますけど
希望ではあってね
単純に表面的だけど
表面的だから良くないかもしれないけど
表面的に学生受けが良さそうなかっこいい兄ちゃん出したらええやんって思うんですよ
だってそれに惹かれるんやから人は
人に惹かれて入るのって後で騙されたって思うかもしれんけど
でも僕は人を信じて誰かについていくっていうのは
人間の気持ちの在り方としては割と美しい気持ちだと思ってるんで
騙されてでもいいから人に惹かれて入る方がいいよって思うんですよね
つまり話戻すと
就活戦闘力最強で何十社もエントリーシート100社くらい出す
エントリー100社くらいするし
有力どころのインターンを何十社も受けてるような学生も
でも最後は合理的にね
自分が大量にめっちゃ情報収集してるんですよ彼が
めっちゃ情報収集してるんですけど
それを比較検討してこの会社に行くのが一番合理的と思ってるわけではなく
かっこいい先輩がいる会社に行くっていう決断を結構するっていうのは
日系企業にとっても救いですよこれは
もちろんね初任給500万では来てくれないかもしれないけど
それが1500万出さなくても700万くらいでも
惚れ込ませる先輩を出しとけば人は来るんちゃうんですかっていう話です
そこは結構ねコンサル就活勢から学んだことではあります
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