目から出血!怖い病気の前触れかも!?【眼科医解説】

充血なのか充血なのかね。充血の場合はよく注意しなきゃいけないから、その区別をしてもらいたいなと思うんです。
みんなで生きよう100年チャンネル。どうもカジュアルです。タガミンです。よろしくお願いします。
先生、チャンネルをやってるとやっぱり失明が一番怖いなって思うんですけど、例えば私朝起きると目が赤くなっていて、大丈夫かなって思うんですけど、充血だなんていう話はよく聞きます。
ただ目が赤くなってて失明しちゃうみたいな病気とかなんかあるんですか?
うーん、そうね。目が赤いっていうのは外から見ての話ですよね。つまり白目が赤くなるってやつですよね。
大事なことはね、まず出血と充血を見極めるっていうことですね。
私が朝起きて目が赤いのはやっぱり充血っていう反応ですか?
充血でしょうね、おそらくね。出血と充血って何が違うかですね。
血が出てるのか赤く染まってるのか?
なんか同じじゃない?それ。
あれ?
充血っていうのはあくまで一時的に血管が太くなることを言うんですよ。
出血っていうのはね、血管の外へ血液が出ることを出血って言うんですよ。
うーん、そうなんですね。
だから、朝起きて赤いときに血管が目立って赤くなってるのか、血管が見えないくらいベターって赤くなってるのか、どっちかですよね。
どっちですか?
血管が見えてます。
血管が見えてるね。
っていうことはね、それ一時的に血管が太くなるから全体として赤く見えるってことですよね。
だから充血なんですよ。
はい。
でね、こういうふうにね、血管の上にかぶさってるようなね、塗ったような赤さっていうのはこれ出血なんですね。
血膜の下に出血するから、血膜下出血って言うんですよ。
うーん。
特に眼球の血膜の下に出血するんで、急血膜下出血って言うんですね。
うーん。
これはね、見た目には充血よりもむしろ派手なんで、真っ赤かだからね。
みんな心配してくるんですよ、結構。
症状としてはね、ほとんどの場合、ただ赤いってだけなんですね。
えー、でもなんか赤くなってるから、これ目、見えなくなっちゃうんじゃないかとか思っちゃいますよ。
ところがね、ほとんど無症状なんですね。
たまにね、チンって音がしたような気がしますって言ってね。
で、確かにね、血管が切れるのをね、音として感じるっていうか、振動として感じることもあるんですよね。
で、その時にちょっとなんか痛かったですっていう人もいますよ。
で、そういう人はでもかなり丸いですね。
うーん。
どっちかっていうとね、全然知らないんだけど、会社行ったら目が赤いよって言われて、え?って鏡見たら真っ赤くなったみたいなね。
うーん。
そんな人多いですよ。
これはね、原因がね、特に無い場合がほとんどなんですよ。
え、無いんですか?
うん。勝手に出血するんですよ。
えー。
なんでって言われてもね、私とも困っちゃうんですけど、私も年に1回ぐらいあるから。
ほんとですか?
うん。大量に出血したことはないですけど、少量ね、なんか目が赤くなって出血してることっていうのは年に1回ぐらい私もありますね。
えー。誰にでもあるってことですね。
そう、誰にでもありますね。
ただ、経験したことがないとやっぱびっくりしちゃいますけどね。
まあ、症状がないんですけど、だから治療もないんですよ。
えー。じゃあ、自然治癒に任せるってことですか?
そうそうそう。こういうところをぶつけるじゃないですか。
ぶつけると青技になるでしょ。
うん。
あれも結局ね、皮下出血なんですね。
これは血膜下出血なんですよ。
同じなんですよ。
はい。
血管の外へ出た血液の中の、まあ水分はすぐ引いちゃうんですけどね。
赤血球とかそういう細胞の成分が壊れて、で、吸収されていくまでは赤いんですね。
吸収されると無くなっちゃうから、元へ戻るわけですよ。
こういうところもね、そうだし。
まあ、いわゆる頭ぶつけた時の鼓舞っていうのもね、血糸って言うんですけど、
要するに血の塊がそこのところで膨らんでる状態ですよね。
はい。
まあ、そういうのはなるべく炎症が起こらないようにっていう風にはするんですけど、
目の場合ね、ほとんど炎症起こらないんで、まあ何もしなくていいんですね。
ただね、大量に出血すると本当にびっくりするぐらい出血することがあって、
血膜の下に出血が大量に溜まると、表面がこう前へぷくって膨らむんですよ。
えー。
で、ひどいと目が閉じないぐらいね、大量に出血することがあって、
それはね、やっぱりね、我々が見てもすごいなって思ってね、
一瞬たじろぐぐらいの出血になることがあるんですよ。
これはね、初めて見たら恐怖ですよね。
恐怖ですよ。
恐怖ですよね。
目が溶け始めたみたいにね、言ってくる人もいるぐらいなんで、
ただそれもね、結局やることないんですよ。
えー、そうなんですか。
本当にね、目が閉じないぐらいだったら、ちょっと断固を入れたりしてね、
表面が乾かないようにしてあげて眼帯をするっていう風にね、
出血がだんだん引いてきたらちゃんと目は閉じるから、
心配ないんですけどね、
そこまでしなきゃいけないぐらい大量に出血するってこともあるんですよ。
えー、でも特に何か失明をするとか、
何か病気になるってわけでもないんですね。
例外的ですけども、
出血しやすいような状況にあるような人っていうのが、
ちょっと気をつけた方がいいってことですかね。
例えばね、内科の病気でね、血液を固まりにくくするようなお薬ね、
抗凝固剤って言いますけど、
そういったものを内服しているような人とかね、
そういう人の場合は怒りやすいし、
怒った時にやっぱり出血しにくいからね、
普通の場合よりも量が多く出血したりすることもありますね。
あとはね、血液の病気でね、
例えば白血病とか、
再生不良性貧血とかっていうのがちょっとね、
悪い病気があるんですけど、
そういう病気の場合にね、
血小板が減ったりとか、
そういうことが起こると普通よりも出血しやすくなる、
いわゆる出血傾向って言いますよね。
例えばこういうところでもね、
ぶつけるともちろんなんですけど、
ぶつけなくても出血してね、
青あざが勝手にできたりとか、
目にも血膜下出血が起こってね、
大量に真っ赤になるっていうこともありますね。
だからそういうね、血液の病気が隠れてるっていうことも
稀にはあるんですね。
まあそういうことがあれば別ですけどね、
普通は血膜下出血っていうのはまあ、
ほとんど何もしなくていい病気ですよね。
それに対してね、重血の方はですね、
これはね、話が簡単ではないですよ。
へー、そうなんですか。
出血の方が大変そうな感じがしますね。
見た目はね。
でも重血っていうのはね、
いろんな原因で起こるわけです。
例えばね、タガミンが朝起きたとき、
目が血走ってるみたいなのは、
大した原因ではないけど、
原因が考えられますよね。
例えばただ寝不足しただけでもね、
赤くなる署名って。
あれはまあ要するにドライアイの状態だと思いますけどね。
寝不足してずっと起きててね、
まぶたがかぶってこないからね、
乾いちゃって、表面が苦しくなってね。
それで重血するっていうのもありますし、
それから例えばね、
パウスダストとかに弱い人、
アレルギーがあったりする人はね、
家に帰って寝ると、
布団の中のダニとかホコリとかでね、
朝になると赤くなるなっていう人もいますよね。
それから薄目開けて寝てる人っているでしょ。
で、そういう人もね、
やっぱ目が乾いて赤くなっちゃったり、
まあそういうことはあります。
それは全然ね、原因として大したことはないんですけども、
まあアレルギーの場合はね、
ちゃんとアレルギーの治療した方がいいと思いますけど、
表面にね、炎症が起こっている場合、
例えば簡単なアレルギー性血膜炎も血膜炎なんですけども、
培菌がついたね、細菌性の血膜炎っていうのはね、
これは良くないですよね。
ただね、その感染によるものっていうのは、
なんとなく汚らしい目やりがたくさん出るから、
まあ大体わかるんですよ。
これおかしいなっていうのね。
で、あとはね、
アデノウイルスとかそういうものによる
ひどい急性の血膜炎も真っ赤になって、
目がゴロゴロして汚い目やりがたくさん出るみたいなね、
まあそういうウイルス性の血膜炎もありますけど、
まあその他ね、
白目のちょっと深いとこですね、
眼球そのもの、胸膜っていうのでできてるわけですけど、
その胸膜に起こる炎症、胸膜炎っていうのはあるんですよ。
胸膜炎っていうのはね、非常に重症な場合ね、
胸膜が炎症を起こして繰り返していると薄くなってきてですね、
薄くなってきたところから目の内側のね、
ちょっと黒い組織がなんとなく透けて見えてね、
なんだか目が黒いような青いようなふうに見えることがあるんですね。
うちにも何人か胸膜炎で通っている患者さんいますが、
強力なステロイドを使ったり、
ステロイドじゃないね、
アセトアミノフェンっていうそういう系統の薬を使わないと、
収まらないっていう人もいるんですよ。
まあ薬が効けばいいんですけどね、
効きにくい場合っていうのは、
胸膜自体が薄くなってね、
非常に危ない状態になることも稀にあるんです。
まあ痛くなることが多いんでね、
だいたい普通じゃないなっていうのはわかるんですけど、
痛みが大したことない場合はね、
他の病気と混同されやすいんですね。
ちょっと胸膜炎っていうのを注意しないといけないです。
で、今外側の血膜から行って、
内側の胸膜に行ったんですけどね、
さらに一番内側に行くとね、
ブドウ膜っていうのがあるんですよ。
それはね、正面から見たら交際の茶芽の部分からずっと後ろにね、
続いてる、連続的にね、あるんですけど、
交際から膿葉体、脈絡膜っていうところまで全部含めて、
ブドウ膜って言うんですけどね、
そこに炎症が起こる病気がね、ブドウ膜炎って言うんですよ。
聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、
ベイチェット病とか、サルコイドーシスとか、
ハラダ病とかね、
そういうね、有名な特徴のあるブドウ膜炎っていうのがあってね、
特にベイチェット病は非常に失明率が昔高かったんですけど、
今いいお薬ができてね、かなり失明率が減りましたよね。
僕らが研修員になりたての頃っていうのは、
とにかくベイチェット病はね、もういじっちゃいけないと。
え、そうだったんですか?
何か触るとね、何か起こり始めるっていうくらい、
何かのきっかけで急に悪くなったりすることがあるんでね、
非常に気をつけなきゃいけない病気だったんですけども、
そういったね、目の内側に行くとそういう病気もあるしね、
これはね、充血ぐらいじゃ済みませんけど、
例えば、白内障の手術とか緑内障の手術なんかをしてね、
目の中に病原体、例えば細菌ですね、
あるいは心筋とかね、カビですね、そういうものが入っちゃったりとか、
サイトメガロウイルスとかですね、
そこらにたくさんいるウイルスが感染して、
免疫が落ちちゃった場合にそれを追い出せなくてね、
眼内炎って言うんですけど、
目の中あちこちにね、炎症がわーっと起こってね、
非常に短期間に失明するっていうね、非常に悪い病気はありますけど、
そういった病気は目が赤くなりますね。
まあそういうのはちょっと珍しいんですけどね、
とにかくね、重血の場合は表面の非常に大したことのない病気から、
少し内側に入っていくとね、重症な病気もあるわけです。
例えば、ブドウ膜炎なんかもそうなんですけど、
急激に進むとね、痛いとか眩しいとかね、症状がちゃんと出るんですけどね、
慢性に少しずつ出てくるような場合っていうのは、
強い光見るとなんか眩しいな、普段よりっていうぐらいで、
症状が大したことない場合もあるんですよ。
そういうのってね、ほっとくとね、中でいろんな合併症起こしてね、
例えば、水晶体と光彩が癒着してしまってね、
人目の形がおかしくなっちゃったりとか、
緑内障を起こしたりとか、いろいろなことが起こるんですね。
だからね、出血よりも注意しなきゃならないのは重血ですね。
出血と重血をしっかり見極めて、
もし重血の中でも慢性的にひどくなるようだったら、
眼科で一回見てもらわないと、
もしかしたら失明してしまう可能性もあるかもしれない。
そういう病気もね、中にはあるんですね。
だからね、あんまり軽く見ない方がいい場合もありますからね。
重血の場合はよく注意しなきゃいけないから、
まずは鏡を見てですね、出血なのか重血なのかね、
その区別をしてもらいたいなと思うんです。
結局はね、学会行かないとわかんないことが多いんですけど、
どんな病気あるいは原因で重血しているのかですね、
そういうことはしっかりと診断してもらって、
治療が必要な場合は治療してもらうということですね。
タガミンのね、朝起きたら赤いっていう、
これ毎日ですか結構?
時々です。
まあ、だからそれはほっとけば治るような重血であれば、
他に症状がなければね、
大したものではない可能性が高いですね。
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そんなことでね、
今日はその出血と重血、
血膜のところについてお話しましたけど、
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またねー。