独占配信米国の懲罰関税の強圧の下で 習近平が直面する三大危機【遠見快評05.09】

遠見快評 Foresight Review Japan
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454 回視聴·2025/05/08
4月14日、トランプ大統領はSNSの投稿で、中共当局を厳しく非難し、初めて中共政権を「敵対国家」と呼んでいました。この投稿では、主に次の3つのポイントが強調されていました。
みなさん、こんにちは。
遠見開票へようこそ。
私は、東正苑です。
4月14日、トランプ大統領はSNSの投稿で
中共当局を厳しく非難し、
初めて中共政権を敵対国家と呼んでいました。
この投稿では、主に次の3つのポイントが強調されていました。
1、どの国も不公正な貿易赤字や
非金銭的な関税障壁の問題を解決しなければならない。
中でも中共政権のやり方は特に悪質である。
2、先週発表された電子製品への関税免除は例外なのではなく、
これらの商品には20%の関税が課される予定で、
単に別の関税区分に分類されただけである。
これに関する主流メディアの報道は事実を歪めたフェイクニュースである。
3、現在アメリカは半導体や電子機器のサプライチェーン全体について見直しを進めており、
中国のような敵対的な貿易国家に依存することは絶対に避けなければならない。
この投稿で最も重要なポイントは、
トランプ氏が意図的であろうとなかろうと初めて公の場で
中共政権を明確に敵対的な国と表明したことです。
実はこれこそが彼の心の中での中共政権に対する本当の位置づけを示しているのです。
トランプ氏の発言は決して思いつきなどではありません。
4月14日、彼はメディアに対し、
来週にも半導体の輸入に対する関税率を発表すると明言し、
さらにこの業界の一部企業に対して柔軟な関税政策で対応すると補足しました。
この発言は、これまで中国に対し、相互関税の対象外としていたスマートフォンやパソコンが
近いうちに追加関税の対象になる可能性があるというメッセージを伝えているのです。
アメリカ省務長官のラトニック氏も4月14日、今後1、2ヶ月のうちに
中国からの重要なハイテク製品が半導体とともに特定分野関税の対象になると明言しました。
同時に半導体と医薬品に対しても分野別の指定関税が課されると述べています。
もっか、アメリカの関税政策はまだはっきりとは定められておらず、
特に大きな変化も見られませんが、しかしその流れからして
つまり、トランプ政権が関税政策を利用してサプライチェーンを中国からアメリカ、
あるいは別の国に移転させ、産業サプライチェーンを再構築し、
中国への依存を解消するということです。
トランプ政権の関税政策が発表されてから、中国語圏のネット上では
多くの人がトランプ政権は重大な危機に陥っているのではないかと議論を呼んでいます。
例えば、アメリカ経済は間もなく大恐慌に陥るとか、
アメリカの中小企業が次々と壊滅的な倒産に追い込まれているなど、
まるでトランプ政権が崖っぷちに立たされているかのような論調が目立っています。
しかし、実際に崖っぷちに立っているのは習近平の方であり、
本当に壊滅的倒産の危機に直面しているのは中国の企業なのです。
にもかかわらず、そうした議論があまり盛り上がらないのは、
中共当局のネット工作が世論を操作していることが大きな要因でしょう。
最近、オーストラリア在住の元中国の法学者である袁航平氏は、
再び中共内部からの情報をもとに、習近平政権が今直面している三大危機を暴露しました。
一つ目の危機は、4月初旬に中共公安部が小部級以上の幹部に対して配付した内部文書に関するものです。
この文書によると、2025年第一四半期の段階で、
全国各地で様々な民間団体、例えば同窓会、退役軍人専有会、出稼ぎ農民の補助会などが急増しており、
しかもそれらの多くが、現体制や社会状況に対して不満を抱いている様子が見られるとしています。
この動きに対し、中共当局内部で強い警戒感が広がっており、
とりわけ米中の関税戦争がきっかけで、中国の経済が崩壊する事態になれば、
これらの団体が一気に政治的な行動へと転じ、政権の安定に深刻な脅威を及ぼす可能性があると懸念されています。
二つ目の危機は、党内の改革解放派と極左の毛沢東派が、習近平政権に対する不満が共通の見解に達し、
両派閥がそれぞれ習近平に反発する内容の公開状を準備していることです。
これらの公開状は、2026年までに正式に公開される予定で、その目的は、
2027年に行われる第21回党大会で、習近平の再選を阻止することと、政権に対する主導権を奪うことにあります。
三つ目の危機は、習近平の軍内の副親である海英刀、廟下、少将軍が失脚したことです。
廟下は、取調べの初日から完全に打ちのめされて、一夜のうちに多くの汚職関係者について供述しました。
最初に80名以上の軍官部を、その後、彼の3人の秘書と話し合いをしながら、さらに1300人の軍関係者について供述したのです。
それには100人近くの将校が含まれていて、しかもその多くは、習近平自身や親しい側近によって任命された人たちです。
そのため、習近平の軍内勢力は壊滅的な打撃を受けたとされています。
中央軍委員会副主席の海英刀の失脚が明らかになるにつれて、習近平が権力を失いつつあることも明らかになってきています。
それなのになぜ習近平は未だに表舞台に立ち続けているのでしょうか。
私の考えでは、中共内部で習近平を失脚させた後の政策方針が定められておらず、
改革開放派と極左の毛沢東派は、習近平の路線を否定する点では一致しているものの、両者ともポスト修正権の主導権を争っていることは明らかです。
つまり、次にどう進むべきか、内部ではまだ明確な合意がなされていないのです。
そのため、現状では習近平を表舞台に立たせ続けることが、政局の混乱を避けるための唯一の選択肢となっていると言えるでしょう。
当然ながら、毛沢東派であれ、改革開放派であれ、どちらの路線であっても、共産政権の崩壊から免れることはできません。
なぜなら、両者とも目標は共産政権を存続させることですが、トランプ氏が排除しようとしているのは、まさに共産政権そのものだからです。
今日はここまでです。ご視聴いただきありがとうございます。
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次回の放送で、またお会いしましょう。
